まったり風景

アルビレックス新潟のゲーム画像と、散歩写真+戯言のブログです。

出遅れ

2007年05月26日 | マッタリ風景

帆船「海王丸」を船首から望む。


今日の新潟は晴天でしたが、東よりの風が結構強く吹いていました。
その風に乗って、中国から飛来した黄砂が空を覆って、景色がかすんでしまっていました。
何だか、目がしょぼしょぼして、嫌な感じです。


今日は午後から村上市岩船港へ行ってきました。
目的は、帆船「海王丸」を見学すること。
越後岩船1200年祭の関連行事として、独立行政法人航海訓練所の帆船「海王丸」が寄港したのです。
昨日の地元新聞へ記事が掲載されていたので出かけたのですが、同じことを考える人が多かったようで、途中から道路が大渋滞。
結局、帆を張った姿は遠くから見ただけで、写真へ納める事ができませんでした。
出遅れでチャンスを逸してしまいました。


近くから見る帆船は、とても高さを感じます。
高さを感じさせるマストへ人が取り付いて、一所懸命セイルドリル(帆を上げ下げする)を行なっている最中でした。
見ているほうが恐怖を感ずる作業です。
近くで「女の子の方が度胸がありますよ」とか解説をしていたりします。



船尾から見た「海王丸」の様子。
マストに人が取り付いてセイルドリルをしているのが見えます。



帰りは、お幕場の大池に寄り道して、池に映る新緑を撮影したのですが、帰宅して画像を見たらブレのオンパレード。
三脚を使っても、ブレのオンパレードとは、情けなくなっちゃいました。Hi



お幕場の大池。
水面は、もうすぐ花の季節を迎えて、華やかになると思います。



大池近くの畑に咲いていた花。
かなり強い風が吹いて、大揺れの状態でした。



水曜日の試合で今年もヤマザキナビスコカップは予選突破できませんでした。
明日からリーグ戦が再開されて、アウェーでジュビロ磐田と対戦です。
どうも、ジュビロ相手のゲームは良い思いでがありません。
J1昇格時のゲームで、リードしてもしっかりと逆転されてしまって、サッカーの質が違うよなと思い知らされたことを思い出します。
今年のアルビのサッカーを占う上でも大事な試合、今シーズンジュビロから移籍してきた石井ヘッドコーチの手腕を期待します。


名古屋戦(ヤマザキナビスコカップ予選)

2007年05月23日 | アルビレックス新潟

今日最大のビッグチャンス、ペナルティキック。
矢野が倒されて得た貴重なPKを蹴ったのはマルシオ。
しかし、老獪な楢崎の読み勝ちで、見事にセーブされてしまった。




ヤマザキナビスコカップ予選

アルビレックス新潟VS名古屋グランパスエイト

東北電力ビッグスワンスタジアム

結果 0:0


試合終了後、ゴール裏へ挨拶へ来た選手達へ一際大きなブーイングが浴びせられた。
さらに選手の背中に「シルビーニョ」コールが浴びせかけられる。

予選突破が消えて、サテライトチーム編成で試合の臨んだ名古屋。
その名古屋に対して、つまらないとしか言いようのないサッカーをしてしまった。

確かに、エジミウソンと内田が出場停止。
アルビのコンダクター、シルビーニョが怪我のため戦列を離れてブラジルへ帰国と言う不利な状況ではあったが、この試合に勝てば初の予選突破が見えてきたのだが。
結果は、引いた相手を攻めあぐねて、工夫の無いままに0:0のドローで試合終了。

ただし、チャンスが無かったのかと言えば、PKのチャンスまであったのだ。
その前に立ちはだかったのが、ワールドカップ日本代表GKを勤めた楢崎だ。
経験と練習に裏打ちされた読みと技は、アルビのビッグチャンスをことごとくつぶしてしまった。
年棒1億円の価値がある素晴らしいGKだといわざるを得ない。

今日は、ボランチからの球出しが全然駄目で、逆にボールを奪われてピンチを招いていた。
シルビーニョの抜けた穴は、今日の試合では凄く大きく感じた。
ただ、このまま沈んだのではリーグ戦は上位を望めない。
残った選手で、自分達のサッカーをやるしかない。




前半のビッグチャンス、矢野がシュートを放つ。
しかし、楢崎にセーブされてしまった......




後半、矢野が楢崎と1:1になるも、簡単にセーブされてしまった。
最後まで冷静な楢崎だ。




寺川が放ったミドルシュート。
シュートコースから楢崎が諦めたようにジャンプしたが、何とバーとポストの角に当たってゴールならず。





後半のセットプレーシーン。
良く見るとペナルティエリア内にGKが二人いる。
そう、北野がチャンスに上がってきたのだが、ゴールならず.....




ゴール裏から「シルビーニョ」コールが選手達に追い討ちをかけた。
ボランチから、有効なボールが殆ど出なかった。
ボランチだけが悪いのではなくて、前線のボールを引き出す動きも無かった。




入場前に時間があったので、公園の花を愛でて楽しんだ。
こんなマッタリ感が今日の試合を暗示させたのかもしれない。



鹿島アントラーズ戦

2007年05月19日 | アルビレックス新潟

今日先発した深井の貴重な同点ゴールシーン。
古巣へしっかりと恩返しができた。


アルビレックス新潟VS鹿島アントラーズ

東北電力ビッグスワンスタジアム

結果 1:1


試合開始早々のセットプレーで先制点を入れられてしまった。
しかし、エジミウソンの出場停止で先発のポストが回ってきた深井が左PKエリアややアウトから放ったシュートで同点に追いついた。
その後は、お互いに決め手を欠いて、1:1のドローで勝ち点1を分け合う格好になった。

会社の先輩が前節の清水戦へ遠征した。
茶飲み話に試合の様子を聞いたが、清水に良いようにやられて、自分達のサッカーが全くできていなかったと言っていた。
2試合連続のアウェー戦を転戦して精根尽き果てた状態でホームへ帰ってきた選手達が、どんなサッカーを見せるのかがポイントだったと思う。
今日は、エジミウソンがイエローカード貯金の満期で出場停止の上に、コンダクターのシルビーニョが怪我で試合に出ることができない。
だけど、今シーズンのアルビは選手人数を絞った代わりに同じ各ポジションへ同レベルの選手を配して選手層が厚みを増している。
代わりに先発に入った選手で構成されたチームがどんなサッカーができるのか、今後のリーグ戦を占う上で大切な試合だった。
先発したFW深井にとっては、昨年まで所属したチームへの恩返しと言う願っても無い試合である。

好調鹿島は、試合開始早々からアルビを押し込んで、連続してCKを取ってきた。
その2つ目のCKで、簡単にゴールを割られてしまった。
出会い頭の事故と言えば言えるのだが、いささか集中力を欠いていたようだ。
ただ、失点の時間が早かったのと、選手達はピッチ上で大きな声を出して、全員でテンションを高めていたので、チャンスは絶対に来る雰囲気があった。
そして深井が見事な恩返しゴールを叩き込んで、試合を振り出しに戻してくれた。
この同点ゴールでアルビのサッカーが復活して、プレスからのボール奪取が効く様になった。
対する鹿島も、両サイド裏のスペースを使った攻撃や、ペナルティエリア前のパス回しからのシュートと持ち味を見せた。
ただし、どちらも最後の詰めができなくて、前半はイーブンで折り返した。

後半前半15分は、前半と同じ様なパターンが続いたが、中盤の15分間はやや鹿島のペースとなって、再三再四のピンチを招く結果となった。
しかし、粘り強い体を張ったDFと、GK北野の活躍で何とかゴールを割らせないで守りきった。
試合の雰囲気からして、最後の15分が勝負と思われた。
鈴木監督も、今日は3名の交代枠の全てを使いきって、攻撃の活性化を図った。
鹿島の運度量がやや落ちたと感ずるこの時間帯は、アルビが積極的に攻め立てて押し込んだのだが、つまらないパスミスと精度を欠いてしまって、ゴールを奪えない。
最後は、カウンターの押収となって、1:1のドローで試合終了となった。

好調鹿島に対して勝ち点1を分けたのだから、それでよしと考えたくない。
最後の15分で、しっかりゲームをコントロールすれば、勝ち越しのゴールを奪えうことができたはずだ。
このようなゲームで勝ち越し点を奪えるかどうかが、シーズン7位以内で優勝争い参戦の重要なポイントとなる。
ただ、このところ深井がカップ戦、リーグ戦としっかり結果を出しているので、攻撃のオプションが増えた。
これで、90分間運動量が持続できるパワーが備われば、先発枠の奪取も夢では無い。
さらに、中盤の選手層の厚さも感じさせてくれたと感ずる。





試合開始前の練習。
小柄の深井とコンビを組んだのはノッポの千代反田。
見事なデコボココンビ。
でも、身長のハンディを感じさせないスピード、技、運動量を持っている。




前半のビッグチャンス。
深井がヘディングで落としたのだが、倒れていた矢野は反応できず。




深井の真骨頂、相手DFラインとの駆け引きからの飛び出し。
殆どオフサイドを取られてしまったが、スピード、位置取りは素晴らしい。




ロングボールへ開いてゴール前になだれ込んだ深井と矢野。




試合終了後の挨拶シーン。
深井に対しては、一際大きな声援が飛んでいた。





鹿島の選手をぶった押してボールを奪取、攻めあがる千葉。
しかし、フィジカルコンタクトには本当に強い。
永田との切磋琢磨で、めきめき力をつけて来た。




後半のセットプレー。
千葉が高い打点からヘディングを放ったのだが、ゴールを割れず。
千葉のヘッドも大きな攻撃オプションとなりつつある。




マルシオのFKにゴール前になだれ込むシーン。
今日のセットプレーは、いささか工夫が足りないように見えたが。




アルビゴール前のセットプレーシーン。
危ない場面はあったが、ゴールを割らせなかった。




しかし、このセットプレーだけは集中力を欠いていたようだ。
試合開始早々の失点シーン。




矢野と岩政の空中戦シーン。
マスクをした、岩政が不気味な感じがする。
矢野は、肝心な場面でぶっ倒れていたが、ポストプレーで大分ボールをキープできるようになった感じがする。




今日の先発メンバー。
深井が偉くにこやかな表情をしていたのが目に付いた。




今日のゴール裏。




チアリーダーズの人数がやけに多いと思ったら、ジュニアチアリーダーズが一緒に演技を行なった。









ヴァンフォーレ甲府戦

2007年05月06日 | アルビレックス新潟

エジの同点ゴール。



エジの逆転ゴール。
ゲームに夢中になってシャッターチャンスを逃しました.....



止めのゴールを決めて祝福を受ける深井。


アルビレックス新潟VSヴァンフォーレ甲府

東北電力ビッグスワンスタジアム

結果: 3:1


一週間前のホーム戦、横浜Fマリノスに0:6という屈辱的なスコアで大敗を喫したアルビ。
次の試合に気持ちの切り替えができるかが問われたアウェーの柏戦は、ゴールこそ生まれなかったが、持ち前のプレスサッカーが復活してスコアレスドローで勝ち点1を持ち帰った。
自分達のサッカーが復活した今日のゲームは、勝ち点3にこだわる事を求められるゲームだった。
しかも、相手の甲府はこのところ3連勝を飾り絶好調のチーム状態なので、相手にとって不足はない。

ゲームを終わってみれば3:1のスコアで勝利した。
前半早々先制点を奪われたものの、後半アルビのエースストライカーエジミウソンが爆発して2ゴールを奪って逆転。
さらに、終了間際に途中出場の深井がとどめのゴールを突き刺してゲームを決めた。

試合開始前から雨が落ちてきたビッグスワン。
試合開始前、川中島ダービーではすっかり名物となった上杉軍団がゴール裏に集結してスタジアムに活を入れた。

アルビはシルビーニョが怪我から復帰して、久し振りにスターティングメンバー。
さらに、DF陣で永田が控えに回って、千葉が先発をした。
ゲームの開始は、お互いのサッカーを見せて、イーブンの出だしだった。
しかし、10分過ぎに相手ピッチからドリブルでボールを持ち込まれて、ゴール前左サイドで1:1の勝負を挑まれた。
何と、内田、千代反田が連続で抜かれた上にシュートまで打たれて先制されてしまった。
出会い頭の事故の様なゴールだったが、ちょっとリスク管理がなされていなかった。
その後は先制点を入れた甲府が押し気味に試合を進めた。
守備ではアルビのボールホルダーに対して早い寄せから攻撃の形を作らせない。
攻撃では持ち前のショートパスを繋いでアルビのDF陣を翻弄した上に、両サイドにボールを散らして次々とチャンスをメークした。
何時追加点を入れられても仕方ない状態だったが、ここで持ちこたえたのと、相手GKがエジミウソンの抜け出しにファールを犯して一発レッドで退場したのがゲームを大きく動かした。

後半、一人少ない相手に対して、圧倒的な運動量でボールを支配して、甲府ゴールに襲い掛かった。
しかし、ゴールを目指す気持ちが空回りした感じで、どうも連動性が感じられない。
だが、こんなときゲームを動かすのがチームのエースストライカーだ。
このところゴールから遠ざかっていたエジミウソンだが、今日の動きを見ていると気合が入ってゴールを予感させた。
そして右サイドから同点ゴールを奪うと、さらに同じサイドから逆転ゴールを奪って、試合をひっくり返した。
最後は前がかりになった甲府から中盤で奪ったボールを大きく右サイドへ展開し、そこでフリーになっていた深井が高速ドリブルで甲府サイドへ侵入。
相手GKとの1:1を制して止めのゴールを突き刺してゲームを決めた。




試合終了。
ピッチに座り込んで喜びを表すシルビーニョ。




ゴール裏に挨拶を終えてメインスタンドへ凱旋する選手達。




凱旋する坂本隊長。




ヒーローインタビューを終えて笑顔を振りまくエジ。




笑顔を振りまく深井。
短時間で結果を出した働きは大賞賛に値する。




笑顔を振りまく北野。




キャプテンマークをつけたシルビーニョが久し振りにピッチへ復帰。




前節の試合で、内田はJ1リーグ100試合出場を達成。
試合開始前に、花束の贈呈が行なわれた。
プレゼンターは、愛妻と愛娘。
愛らしいお嬢チャンの登場にスタンドから「可愛い」の声が連発。






「拝啓審判団さま」酷すぎた..........



今日の審判団です。




今日、イエローカードを何枚見たか数え切れないよ。




このプレーが相手GKに一発レッドを出すことに。




赤いカードが緑にピッチに映えていました。
しかし、退場者一人で済んだのが不思議なくらい。



今日のゲーム、またまた審判が目だってしまった。
不可解なファールを連発した上に、イエローカードを安売りして、一発レッドまで切ってくれた。
アルビのチャンスにアドバンテージを見れば良いのに、カードを切るためにゲームを止めて大ブーイング。
前半から退場者が出るだろうなと想像させたジャッジだったが、良く一人だけで済んだものだ。
誰かが名古屋の藤田選手に顔が似ていると言っていたが、こんな審判と一緒にされたのでは藤田が可愛そうだ。




甲府のサポへ。
先制ゴール、実に見事だった。




まずは、内田が振り切られて。
(愛妻と愛娘の前でちょっと格好悪かったね)




さらに千代反田が振り切られ。




千葉が対応するもシュートを打たれて先制ゴール.......


しかし、甲府のゴールは流れるようにシャッターを切れたけど、アルビのまともなゴールシーンは1枚だけだったとは..........