落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

橘樹官衛遺跡群の倉庫復元見学会

2023-10-19 21:20:14 | まち歩き・神奈川

10月8日 日曜日

かわさきの文化財メールマガジンから「平成27年3月に川崎市初の国史跡に指定された橘樹官衙遺跡群では、令和4年度から実施している史跡整備の1つとして、全国初となる飛鳥時代(7世紀後半) の倉庫1棟の復元工事を実施しています。  川崎市教育委員会では、飛鳥時代の倉庫復元工事の現場において、多くの方に古代の様子を体感していただこうと、板校倉(いたあぜくら) という特殊な建築技法や古代の大工作業を間近で見ることができる見学会を実施します。 みなさまぜひお越しください。」と誘われたので行ってみた。

13時から受付開始、13時30分から見学開始。13時30分に着いたら、人が大勢並んでて余り列が動かない。結局1時間半並んで、見学できたのは15時からだった。

ヘルメットを被って足組を登る。

完成時に人の目に触れない場所は現在の工法で。

 

人に見える場所は、飛鳥時代の工法で。

①板校倉(いたあぜくら)

板と板を繋いで、壁を作る時に、凸凹みたいな、△と逆△を組み合わせるそうだ。そうすると雨がしみ込まないそうだ。

 

②槍鉋(やりがんな)仕上げ

板の表面に微妙な凹凸がある。

実演コーナーにて。これで、平たく削るからだそうだ。80歳位の大工さんは若い頃に使っていた人もいるそうだ。

手前の道具は手斧(チョウナ)だそうだ。

史跡公園が完成したら、また行こう!

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伊豆の小室山&大室山のはずが城ヶ崎海岸

2023-10-11 20:39:59 | 旅行記・関東

9月28日 木曜日

前から行きたかった伊豆の小室山と大室山の両方をハイキングするバスツアーがあったので友人と参加。

9月下旬なのに、相変わらず暑い。久々の西湘バイパスを通ってまずは小室山へ。

 

Ⅰ.小室山(11:00~13:30)

異様商業高校のバス停からハイキングスタート。といっても地図とお弁当を渡され、13時30分に小室山麓のリフトの駐車場のバスに集合というスケジュール。

①小室山つばき園

つばきが咲いてる季節なら、きっときれいだったに違いない。

 

②小室公園つつじ園

つつじが咲いてる季節なら、きっときれいだったに違いない。 

建物が小室山レストハウスで、小室山とリフトが見える。

 

③恐竜広場

リフト乗り場から右手に回って、反時計回りに登る。意外と階段がきついが、途中で他のツアー客を抜いた手前、立ち止まれず登り続ける。

で、全16体の恐竜のモニュメントがあるんだが、ここが結構楽しい。

向こうに見えるのが、午後に行く(はずだった)大室山。

配給されたお弁当も食べる。

 

④頂上

小室山リッジウォーク“MISORA”を2周した。

↑ 川奈ホテルのゴルフコースだ。

↑ 大室山

cafe・321にも入ってみた。

↓ インスタ映えするスポット。

このカフェのお陰で、リフト使ってどんどん人がやって来る。企画の勝利だ。

さらに反時計回りで歩いて、集合場所の駐車場へ。ここで、添乗員さんが電話で揉めている姿を見る。

バスにツアー客が集合すると、添乗員さんより悲しいお知らせ。「風が強いため、大室山のリフトが休業と連絡があったので、大室山には行かず、代替え案で城ヶ崎海岸に向かいます。」

風、そんなに強いとは思えないが・・・。当然、添乗員さんも電話で食い下がったそうだ。でも、休業と言われたらなあ・・・。コロナもインフルも流行ってるから、従業員確保ができず、強風のせいにしたのかなあ、と勝手に思う私であった。

 

Ⅱ.城ヶ崎海岸(13:50~15:20)

城ヶ崎海岸にも行った事がなかったので、まあ、いいか。バスが停められる駐車場のある、ニューヨークランプミュージアムの脇から吊り橋を目指して歩く。

 

門脇吊り橋

そんなに迫力はないなあ・・・。三浦半島に来ている気分だ。

 

ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン

大室山のリフト代が、こちらの入場券になった。結構、楽しかった。

まずは、ガーデン。

そしてティファニーミュージアム。じっくり眺められる。なかなかリッチな気分になった。

この後、「道の駅伊東マリンタウン」で温泉に入り、茅ケ崎でサザンのライブの渋滞に巻き込まれたりしながら、帰宅。

9月は軍艦島に上陸できず、大室山にも登れず・・・。まあ、大室山だけならまた行けばいいか、と気を取り直す。負けないぜ。

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品川近辺の神社仏閣巡り その2 新馬場駅周辺

2023-10-04 20:57:06 | まち歩き・東京

9月24日 日曜日 その2

次は京急の新馬場(しんばんば)駅下車。

 

Ⅴ.品川神社

手軽に富士山に登った事になる富士塚がある神社。高度2,800m以上で高山病になる私にぴったりの場所だ。

第一京浜沿い。左側上部に見える岩山みたいのが、富士塚。境内が結構広かった。

 

①門柱に龍の細工が施された石鳥居「双龍鳥居」

 

②本殿

令和2(2020)年に修復したそうなので、赤くて可愛い。

 

③神楽殿

とっても立派。品川神社の太太神楽は東京都指定無形民俗文化財だそうだ。

 

④境内社

 

⑤富士塚

明治2年(1869)から5年(1872)にかけての築造されたそうだ。

↑ 参道の階段脇の登山口

↑ 境内社の浅間神社側からの登山口。私はこっちから登山。

↑ 富士山頂上からの眺め

 

板垣退助墓所

本殿を一回りしていたら、寂しい空き地みたのがあって、そしたらこんな案内板が。

えっ? こんな所に「板垣退助の墓」? なんか放置状態なんですけど。

Wikipediaによると「社殿の裏に所在するが、品川東海寺塔頭高源院境内で、関東大震災後に同寺が世田谷区烏山に移転し墓だけが残された。その後の周辺土地の変遷により、接道の関係から品川神社を通らねば墓所へ入れない為、品川神社にあると誤解されているが、実際には異なるため神社に板垣墓所の事を尋ねると機嫌を損なうので注意が必要。」だそーだ。

「退助を含め明治以降に亡くなった一族の墓石があり、退助の墓は4番目の妻・福岡氏と並んで建てられている。明治以降の墓のため「土佐桐」の紋がついている。墓石のとなりには、明治維新100年・板垣伯薨去50回忌を記念して、板垣退助先生顕彰会によって建てられた佐藤栄作の揮毫による「板垣死すとも自由は死せず」の石碑がある。」

確かに「板垣」の文字が刻まれている墓石や線香台が並んでいるんだが、誰かがお参りに来てる形跡が全くない。板垣退助と言えば、私の年代には500円札でとっても馴染み深い有名人なのに。なんか寂しい・・・。

 

Ⅵ.願行寺

第一京浜を南に5分位。ここにしばり地蔵というのがあるらしい。

ここまで来る間にも第一京浜沿いにはお寺がいっぱいあった。

↓ しばり地蔵

「しばり(しばられ)地蔵は江戸初期の1652年に造立。地蔵の身体を縄で縛ると苦しみを身代わりに受けてもらえるとされ、以前は首だけ残し縄でびっしり縛っていたが、現在は縄を地蔵の胴に少しだけ巻いている。10月14日の十夜法会の夜に縄を解いて翌日また縛り直す。願かけ人は首を一つ持ち帰って祈願し、願成就すれば首を2つ奉納する。」

しばり地蔵が安置されているお堂の脇には京急の高架。1970年代には地面に京急の線路があったそうだ。この高架をくぐると願行寺の墓地になる。

線路を敷くって、住民も鉄道会社側もいろいろ大変なんだなあ。

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品川近辺の神社仏閣巡り その1 泉岳寺駅周辺

2023-10-01 11:59:04 | まち歩き・東京

9月24日 日曜日 その1

ネットで拾っていた、面白そうな神社仏閣を巡ってみた。まずは京急の泉岳寺駅下車。

Ⅰ.泉岳寺

①中門

有名なのに行った事がなかったので。残念ながら“赤穂浪士“に親近感を抱く年代でもないし。

 

②大石内蔵助良雄銅像

 

③山門

後ろから見てもカッコいい。二階部分には十六羅漢が安置されているそうだ。

 

④本堂

 

⑤首洗い井戸

義士が本懐成就後、吉良上野介の首級をこの井戸水で洗い、主君の墓前に供え報告したところから「首洗い井戸」と呼ばれているそうだが、本当かなあ?

石柱に川上音二郎建之とあったので、誰だっけ?と思ったら、ここにあった。

 

⑥赤穂義士墓地

墓地入り口にいた親子3人みたいなお寺の人から300円で火の付いた線香50本近くを受け取る。

ボランティアらしきの年配のガイドさんの説明を熱心に聞いているグループがいたので、写真撮影が憚られた。奥の小屋の中は大石主税の墓。

50本のお線香をお供えしないといけないので、50回スクワット。

忠臣蔵に馴染のある世代なら、感慨深かったのかなあ。

 

Ⅱ.承教寺

泉岳寺から住宅街の中を10分強歩いて、仁王門に到着。

①仁王門

400年以上前からここにある門らしい。仁王像もあるんだが、保護の網目が細かすぎて良く見えない。

 

②本堂

 

③狛件

仁王門前に出てしまったので、山門は最後に。この山門も歴史があるそうだ。で、目的の「狛件(こまくだん」。山門前の両脇にいるんだが。

↓ 左側の狛件。

↓ 右側の狛件

狛犬と違って、左右で口の開け方が違うという事はないらしい。歴史の浅い、妖怪らしい。この方のブログに詳しい。

 

Ⅲ.高輪神社

泉岳寺駅に戻る途中、発見。金色が目立つ神社。

この鳥居、寛文七年(1667)に奉納されたものが残っているんだって。関東大震災や空襲を免れて・・・。それだけでもありがたい。

こちらの方のブログに詳しい。

 

Ⅳ.高輪稲荷神社

泉岳寺駅の出口の真正面に、高い位置に本殿の側面が剝き出しになっていた神社。

こんな風に、ビルの入り口の階段を登ると、階段の踊り場社務所。2階に出ると・・・。

どうも、バブル期に周辺の土地一帯が地上げにあい、こんな形になったそうだ。都会ならではなあ。歴史とはあまり分からないらしいが、しっかりと存在する。

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