落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

千葉の鋸山 車力道&日本寺 その2

2022-11-04 18:30:31 | まち歩き・千葉

11月2日 水曜日 日本寺編

車力道コースを登って、日本寺到着! 

北口管理所で、拝観料700円を納めて、12:15に入山。管理所で、案内図をもらい、帰りにロープウェイに乗るなら「また階段をあがってくださいね。トイレは大仏の側に水洗トイレがあります。」と丁寧に説明を受ける。

 

①百尺観音

北口管理所からすぐ。

昭和35年から6年かけて彫刻されたそうだ。そう考えると、タリバンが爆破したバーミヤンの摩崖仏が改めて悔やまれる。

で、この後、100段位の階段を2回位休憩しながら登り続ける。

 

②地獄のぞきと山頂展望台

TV局の取材の場合、どうやってここまで来るんだろう? 山頂駐車場から登ってくるのかなあ?それが一番楽な方法なのかなあ?

TV番組で見る見物客の長蛇の列など一切なく、私が近くに行った時には、私しかいなかった。

「ラピュタの壁」の展望台で気持ち悪くなる私は、この先にはもちろん行かない。

で、地獄のぞきと、向こうに見える山頂展望台も階段じゃなくて石のくぼみを、手摺を掴んで登るか、安全のために四つん這いで登るのだ。ワイルドだ。

山頂展望台からの風景。

↑ 浜金谷駅方面。あそこか辺から登ってきたのかあ。

↑ こっちが多分、本物の鋸山の山頂。

結局ここも石切り場の跡。

で、この後、せっかくだからと仏像見学。

 

③西国観音

 

④仁王門

私は階段を下っているんだが、すれ違う登って来る人はため息をついているか、「なんだ~!まだかあ!」と声を出しているだ。

 

⑤百躰観音

 

⑥あせかき不動

ここは登る。

 

⑦千五百羅漢道

 

⑧奥の院

ここまで来たら、登って行ってみる。

 

 

⑨維摩窟

 

⑩聖徳太子

 

⑪不動の滝

 

大仏を見て帰りのロープウェイに乗るには、ここまで引き返して階段を登るらしい。ちょっと暗い気分になる。

 

⑫弘法大師護摩窟

なんかここら辺は岩の種類が違うなあ。

 

⑬大仏前参道

大仏管理所まで降りて、案内図によると大仏前参道とある、ただの緩やかな車道をくだる。

 

⑭大仏

おおっ! 到着! 13:20だから、見学しながらここまで1時間。

確かに大きい。でも、あまり感激しない自分がいる。なぜだろう? ごめんなさい。

フランス人の団体客が30名位いた。

トイレも30段位の階段の下にあった。

そして、ここからロープウェイ乗り場に向かうのだが、意外と緩い登り坂の大仏前参道が足にくる。そして、その後階段を登り続ける。

西口管理所から、寺の敷地の外に出て、そこからも階段を登る。

 

⑮鋸山ロープウェイ

やっと着いたあ!と思ったら、建物の屋上の展望台みたいな場所で、そこから乗り場まで3階分くだる。チケット売り場の場所は分かりにくいぞ。

大仏広場から、ここまで30分、階段だらけだった。

舐めてなたあ、日本寺。皆、日本寺を観光地と舐めては行けない。しっかり足元と覚悟を決めて行け!

で、高所恐怖症の私は、4分間のロープウェイを手摺をしっかり掴み、目をつぶって乗る。片道500円。

 

⑬金谷港

ロープウェイの山麓駅から10分強歩く。またもフランス人の団体とすれ違う。

青い看板の“the Fish”という建物がやたら目立ったので、そこが東京湾フェリーのチケット売り場かと思ったら違った。

↓ ちょっと寂しい、こっちの建物だった。 15:20のフェリーに乗ることにする。900円

↓ こっちから鋸山を眺めると石切り場がはっきり見える。

で、金谷食堂に入って、アジフライではなく刺身定食(2,000円位)&ビール!

 

 

⑬東京湾フェリー

ほろ酔い気分で乗船。15:20から40分の船旅。

富士山も見える。

久里浜港に着くとバスがすぐに来てくれて、京急久里浜駅から京急で帰る。東京湾半周で、いろんな乗り物に乗ったなあ。

天気も気候も体力的にも、今日行っておいて良かった!と思う、61歳の秋であった。

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千葉の鋸山 車力道&日本寺 その1

2022-11-03 14:38:20 | まち歩き・千葉

11月2日 水曜日 車力道コース編

平日を有効に使えるうちに、体が動くうちにと、房州石の石切り場目当てに千葉県の鋸山へ。

川崎駅を8:05発のアクアライン経由のバスで木更津駅9:15着(実際は9:10着)。9:31木更津駅発の2両編成のJR内房線各駅停車で、10:11に浜金谷駅着。電車の窓から富士山が見えた。ほとんどの客が(30名位だけど)ここで下車。

家でここからプリントアウトしてきたこのイラストマップを頼りに出発!

道の要所要所に分かり易い看板があった。でも、駅近くのインフォメーションセンターは“じゅんびちゅう”だった。土日だけオープンするのかな?

 

私は見学時間を含まない所要時間90分の、車力道コースを登る「産業遺産巡りコース」。

 

①分岐点A

左の道が車力道コース。富津立山自動車道路をくぐって、舗装された道路が終わると、いよいよ車力道コース。

 

索道跡

『「索道跡」は、山頂域の石切り場と麓をワイヤーケーブル(索道)で繋いだ、石材運搬システムの跡です。』

見所には、こんな風にきれいで丁寧な解説の看板がある。

↓ ワイヤーケーブル設置前はこんな道を一輪車で女の人が石を運んだんだあ・・・。

 

③石のストックヤード跡

これが、切り出した石かあ。ベンチもあって、休憩できるようになっている。もちろん、休憩した。

 

猫丁場

イラストマップだと、道を外れてかなり距離を歩くみたいな感じだったけど、実際は右に折れてすぐ。

ここなんだが、立入禁止の場所に登って三脚を立てて粘っている人がいた。↑ 中央に猫がいる。

 

猫は、そんなに可愛くないかなあ。ごめん。向かい側のハートマークから海が見える。

そして、さらに登る。

分岐点Eを、鋸山山頂を目指さないで、右側へ。木々の間から垂直の石が見えてきて、心躍る。

 

切り通し跡

切り通しの手前が広くなってて、この景色!

頂上まで40m位はあるのかなあ。凄いなあ。半分くらいは人力のみで切り出したらしい。この絶壁の下は水が溜まってて、そこに誰が離したんだが一匹だけ朱色の鯉が泳いでた。一匹だけで可哀そうだけど、仲間を連れてきては絶対ダメだし、どうしようもない。切り通しを抜けると、バンバン石切り場跡が、現れる。

 

観音洞窟

観音様は確認できなかったけど。どうして、こんなふうに掘れるんだ?

高所恐怖症の私は、上を向けない。気持ち悪くなって足元がふらつくからだ。カメラに稼働式の液晶パネルがついてて良かった。

 

⑦分岐点D

 

右の岩、サメの顔に見える。

 

⑧石切り場跡 岩舞台

ここで、コンサートなどのイベントも行われるらしいが。階段が整備されていて、ある程度登れる所も凄い!

“安全第一”の文字も近くで見る事ができる。結構深く掘ってるんだなあ。

天気が良かったからここに来たんだが、場所が西側なので、今、ようやく陽が射してきた。

昭和60年代まで現役だっただろう機材が残っている。

 

 

見晴らしも抜群!

 

ラピュタの壁

イラストマップだと離れた場所にあるんだけど、実際は道沿いにあった。矢印につられて行ってみたら、三角形の4畳半くらいの展望台。

うっかり、先端まで行って、案の定気持ち悪くなる。左側が、ラピュタの壁と言われてる壁。

見るだけで私は気持ち悪くなるのに、どーやぅて、この壁を作って作業したんだ!

 

⑩日本寺北口管理事務所

12:15到着! 61歳のおばさんが写真を撮りながら、駅からここまで2時間かかったわい。石切り場跡に大満足!

で、私は、ここでゴール気分。日本寺を、鎌倉の円覚寺や建長寺みたいな緩い坂のある大型の寺だと勝手に思い込んでいたからだ。

TV番組だって、気軽な観光地みたいに放送してるじゃないか。まさか、この先、今の子風に言うなら“絶望的な”階段地獄を味合うとは・・・。

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銚子電鉄で犬吠埼と屏風ヶ浦 その2

2022-05-25 16:46:47 | まち歩き・千葉

2.外川駅

14時27分。銚子電鉄終点の外川駅到着。住宅街の真ん中だ。昔は違ったんだろうが。

ここからひたすら屏風ヶ浦に向かって歩く。一緒に電車を降りた、私より年を取った乗客は、どこに消えたんだろう? 

外川駅から屏風ヶ浦遊歩道入り口(銚子マリーナ)まで徒歩30分という案内なんだが、途中、千騎ケ岩と犬岩に寄ったら1時間近くかかった。

 

3.外川港

外川の街並みも観光スポットになっているらしいんだが、神奈川県民には見慣れた風景で・・・。

 

4.千騎ケ岩

「義経が千騎を隠したことがその名の由来で、約2億年前の岩石。江戸時代に流行した銚子磯めぐりの名所のひとつです。」だそうだ。

 

5.犬岩

「源義経が奥州に逃れるときに置き去りにされた愛犬が七日七晩泣き続け、八日目に岩になってしまったと伝わります。」

あちこちにあるなあ、義経伝説。日本人の最近の歴史だな。

この岩の手前左手。↓

地球の歴史。いろいろ浸食されている。

 

6.屏風ヶ浦

やっと到着! 多分、銚子駅からタクシーで来るのが一番効率がいいはずだ。あと、千葉科学大学もそばにあるので、そこのバス停から銚子駅行きのバスも出てた。

と、お疲れモードの61歳だなあ。 

まあ、屏風ヶ浦だ!

犬岩からもうっすら見えていたのだが。

↑ 遊歩道の始まり。

↑ 全景。帰りに撮影したので、やや夕方。

砂浜は、銚子マリーナ海水浴場という市民の皆様憩いの場らしい。

で、遊歩道をどんどん歩く。

↑ ミニ断層

↓ 後ろを振り返るとこんな感じ。

途中、遊歩道は途切れるが、人家の横を通るとまた、遊歩道。

この先で、行き止まり。東日本大震災で壊れたのを、ここまで修繕した訳で。

地元の人は通行禁止はあまり気にせず、犬の散歩。

確かに、10キロ続いてるから、長い茶色い崖だ。ただ浸食を防ぐため(波に当たると柔らかいためどんどん削れるらしい)、波消しブロック(“テトラポッド”は登録商標だから仕事上では使えない。まあ、今は無職だから関係ないけどね)と遊歩道と柵でガードしてるので、なんだかなあ。自然の景観を、無理やり護ってる感じだ。

しょうがないんだろうけど、なんだかなあって感じ。

ちなみに、ドーバー海峡のホワイトクリフには。2011年の7月に行ってる。川崎から銚子の屏風ヶ浦に行くより、ロンドンからホワイトクリフに行く方が近かった。ただ、22キロ歩いたんだよなあ。私も若かったなあ。

小雨がパラついた天気だったけど。自然のまんま。落ちて死ぬ方が悪い!って感じのほったらかしさ。

 

で、また外川駅まで歩いて戻り、17時21分外川駅発の銚子電鉄乗車、17時40分頃銚子駅下車。短時間で食べられる店はなく、駅前ベンチでコンビニおにぎりを食べて、18時22分の単線の総武本線に揺られて3時間電車に乗り続けて帰宅した。食には恵まれなかった日帰り旅行だった。銚子の屏風ヶ浦は遠かった・・・。

 

 

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銚子電鉄で犬吠埼と屏風ヶ浦 その1

2022-05-24 19:33:32 | まち歩き・千葉

5月19日 木曜日

『英仏海峡のドーバーの「白い壁」にも匹敵するといわれ、「東洋のドーバー」』と言われている、千葉・銚子の屏風ヶ浦を見に行くぞ!

川崎駅を8時3分の東海道線に乗ると、11時7分には銚子駅。その後、銚子市観光協会のジオパーク散策コースを参考に歩くぞ! 歩く前に、利根川河口辺りに美味しそうな定食屋があるから、そこでお昼ご飯だ!なんて、予定を立てていた。

が、この日はJR各線運休や遅延続出。千葉~銚子は1時間に1本しかないので、千葉駅で40分の待ち合わせ。Becker’sでモーニング食べて、銚子駅には12時16分着。そのまま、12時20分の銚子電鉄に乗る事にする。次の銚子電鉄は13時12分発なので、利根川まで行ってる時間はないし。

んん? で、銚子電鉄の駅は? 矢印がある方向にホームを進むと・・・。

到着したJRのホームの先に・・・。アジアのどっかの国みたいだ。

ホームで車掌さんから1日乗車券を購入して乗車するんだが、乗った青い電車の調子が悪いらしくて隣の仲ノ町でピンクの電車に乗り換える。

これが、本当は19日運行しないきゃりーぱみゅぱみゅ号だった。

↑ 社内 私も含め乗客の皆さん、最初は絶句。5分位したら慣れてきて、ようやく写真を撮ったりして楽しみだす。流石だ!銚子電鉄。

 

1.犬吠駅と犬吠埼

20分位で犬吠駅到着。

閉鎖されてるホームに直接行ける入り口。各駅にスポンサーが付いてるらしく、ここはなぜか、沖縄ツーリストの文字があちこちに。

↑ 駅舎の中

犬吠埼まで歩く。

わーい!海だあ!

 

閉鎖された犬吠埼マリンパークを横目で見ながら進むと

灯台の手前は2019年1月にオープンした犬吠埼テラステラス。結構人が入ってた。やっぱり観光地のマーケティングって大事だなあ。後で、ここで何か食べようっと。

登れるらしいので、犬吠埼灯台に登ってみる。階段99段+6段位。登れる灯台って日本に16しかないらしい。私は観音崎と沖縄で2コ登ってるから4つ目だ。多分。

上からの眺めは、想像通り。

建物の中の上部には当然、レンズ。大きい! 観音崎のって、もっと小さいような気がしたけど。

敷地内の資料館に、犬吠埼灯台と同型レンズを展示していた。カッコいい!

で、嬉々として海岸沿いの遊歩道を歩く。

↑ 本当?

楽しい。ここにやや詳しい。

銚子石の採掘場跡がさりげなく残っている。犬吠埼の海岸が残されたのは昭和10年代に銚子市長だった川村芳次氏の功績らしい。

↑ 馬フン池

 

あちこちに、石組みの跡も残る。

で、どんどん遊歩道を進む。

あれっ? 犬吠埼テラステラスから離れて行くぞ。

そしてついに、こんな小さなトンネルが・・・。

トンネルを抜けると、廃業した犬吠埼グランドホテルに着いた。犬吠駅のすぐそばだ。

結局、犬吠駅でボロネーゼ入りのたい焼きを食べる。モデルコースの愛宕山・地球の丸く見える丘展望台は辞めて(体力的にも時間的にも)、14時25分の銚子電鉄で外川駅に向かう。

 

 

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