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春の花:一人静

2024年04月18日 | 花さんぽ・花めぐり

ヒトリシズカ(一人静)」(Chloranthus japonicus

白く清楚な花を源義経の妻”静御前”の舞姿に例え、”一人”は、花穂が一つであることに由来。

センリョウ科チャラン属の落葉性多年草 北海道~九州、朝鮮半島、中国に分布 草丈:10~30㎝

花期:4~5月 頂生する1本の穂状花序を伸ばし、多数の白花を密集する。花糸は、0.3~0.5cmほど。

葉は表面に光沢があり、葉先の形状も、「吉備一人静」に比べてやや細く尖っている。

 

平地や低山の森林に生える「キビヒトリシズカ(吉備一人静)」(C. fortunei)絶滅危惧Ⅱ類 (VU) 

吉備は現在の総社市北部で採集された標本によって国内新産として発表されたことに由来。

本州(岡山県・香川県・九州北部)/朝鮮南部、中国に分布。

花期:4~5月 草丈:30~50㎝、葉の表面に光沢がないことが特徴のひとつ。

ヒトリシズカによく似るが、葉は対生し、葉が開いてから開花すること、雄しべ(葯隔)が長く1cmほどある点などで区別される。



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