玉川上水の木漏れ日の下

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のメンバー katakura のブログ  since 2013

ZOOMでお稽古「ビマの鬼たいじ」

2020-08-31 | ワヤンのお稽古

ZOOMでお稽古「ビマの鬼たいじ」

久しぶりにワヤンの稽古があった。
今年初めての稽古である。
お稽古初め。
あけましておめでとうございます。
演目は「ビマの鬼たいじ」。
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このコロナ禍。
稽古といっても大阪、神奈川、東京の三ヶ所の離れた場所をZOOMでつなげたオンライン稽古でした。
これはワヤン史上初めての試みです・・・かな?
(インドネシアの人はWeb好きだから既にやっているかもしれませんね?ハハ)
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今日の稽古は物語全体の流れと使う曲の確認をしました。
このぐらいの内容ならばオンライン稽古でも充分できます。
ただ人形の動きと演奏の微妙なタイミングなどは同じ空間での稽古でないと無理ですね、
タイムラグがあるから。
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オンラインだと必ずタイムラグがあります。
だから音楽系のオンライン練習は限界があるようです。
私の知人がゴスペル・コーラスの練習をオンラインで試みたところ、
各人のタイムラグが増幅して「難解な現代音楽」のような凄い状況になってしまったそうです。ハハ
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公演直前の合わせは同じ空間でやりたいですね。
とにかく10月24日のワヤン公演ができれば素晴らしいことです!
頑張りましょう!

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浜松市楽器博物館
第200回レクチャーコンサート「バリの影絵人形芝居ワヤン・クリ ビマの鬼たいじ」
日 時:10月24日(土) 15:30開演(15:00開場)
会 場:アクトシティ浜松 研修交流センター 音楽工房ホール
料 金:一般2,000円 学生1,000円(24歳以下の学生)
出 演:ダラン(人形遣い):梅田英春、ダラン補佐:梅田一座、バリガムラン演奏:ギータ・クンチャナ
チケット発売:9月13日(日)より
・楽器博物館
・アクトシティ地下1階チケットセンター
・浜松市文化振興財団オンラインショップ にて発売


Facebook : Ryoko Matsumura


「そばまんじゅうの謎」深大寺

2020-08-27 | 木漏れ日お散歩


深大寺門前の茶店、作りたてのお饅頭やお団子が楽しめる。
平日なのにお客さんも多く、なかなか繁盛していました、よかったですね。
お客さんたちもマスクと手の消毒には気を使っていました、みんなえらいぞ!


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深大寺をお参りした帰り「そばまんじゅう」を買った。
一緒に行った家族の間で「蕎麦饅頭って一体どこが蕎麦なのかね?」
「焼そばパンみたいに見た目には分からないよね?」と素朴な疑問。
「きっとどこかに蕎麦を使ってるんだよ」ぐらいのあたりまえの事しか言えない。
そばまんじゅうの謎。
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よく分からないので結局お店の人に訊ねてみた。(この素直に訊ねるところが私たちのえらいところ)
「皮に黒蜜と蕎麦粉を使っています」と蒸し器の湯気越しに笑顔のお姉さんの答え。
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想像通りの答えでも、訊いて「裏を取っておく」と人に話すときの自信が違う。
・・これから蕎麦饅頭のことは私たちに聞いてください。




深大寺門前のお蕎麦屋さんはどこも「盛りが良い」から嬉しい。
ここのお店は「そば大盛り追加100円」これは素晴らしいことですね。
この写真、天ぷらが小さいのではありません、そばがでかいのです。
お蕎麦はもちろん、天ぷらもトロロも美味しかったナ。




お蕎麦屋さんの軒先で「サギソウ」を売っていた。
涼しげで良い。




調布市深大寺をお参りしました。
この日の気温30度、先週に比べるとだいぶ穏やかに感じます。
しっかりとした夏の空でした。
甲子園の金属バットの音が聞こえてきそうな空でした。カキ〜〜ン!




「涼しい家の中で喜ぶ」・・だから可愛い。

2020-08-21 | テニス日和

数日前のことである、近所のコートでテニスをしていた。
暗く不気味な雨雲が低く垂れこめてきた。
遠くにイナビカリがギザギザと絶え間なく光っている。
ゴジラ映画のタイトルバックようだった。

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「イナビカリ」と後に続く「ゴロゴロ」とは間隔があるのでまだ遠いのだが、
不気味な黒い雨雲がこちらに向かってどんどんと近づいてくる。
みんな怖くなってこの日は早めに切り上げた。
「雨が降る前に家に帰るぞ!」私は自転車で急ぐ!
冷たい風が強くなってきた、と思っていると、
顔に「ボツ!」「ボツ!」と大粒の雨があたってきた・・いよいよ降るぞ!
家に帰り着くとスコールのようなもの凄い雨。
20分ほど経つと雨が上がり青空が見えてきた。
・・・変なの〜。

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異常な天気が続いています。
とにかく異常に暑い!夜になっても暑い!毎日が暑い!頭がボ〜っとしている。
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こんな日の名犬エースのお散歩は大変です、犬は汗がかけないから暑さに弱い。
早朝と夜遅く散歩に行くようにはしているが、ハアハアとつらそうです。
散歩から帰り、涼しい家の中に入れてもらうとピョンピョンと走り回って喜ぶ。
・・だから可愛い。
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こんな日のオジサンたちのテニスも大変です、オジサンは代謝が低いから暑さに弱い。
暑くなるとみんな外に出てこれない、だから予報が35度を超えるとテニスを中止にする。
テニスはお休み、みなさん涼しい家の中でテレビを観ながらビールを飲んで喜ぶ。
・・だから可愛くない。


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錦織圭くん・・・残念ですね。
早く回復することを祈ります。

頑張れ!
我が家でもWOWOWに「再加入」して応援するゾ!



カオマンガイとパクチーと学部長

2020-08-16 | わたくしごと

「カオマンガイ」。「海南鶏飯」とも呼ばれる。
我が家のカオマンガイはパクチーが主役。
アボガドを添えてレモンを絞ると濃厚な感じになりさらに美味い。

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>「カオマンガイ」はタイのチキンライス
>「海南鶏飯」はシンガポールのチキンライス
調べてみるとだいたい同じ料理のようだ。(国によって呼び方が違う)
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私はなかなか「カオマンガイ」という言葉が覚えられなかった。・・未知の言葉。
家族から、簡単に「シンガポールライス」でも良い、と教えられた。
シンガポールライスで調べると、「海南鶏飯」とある、今度は「海南鶏飯」の読みがわからない、
調べると「ハイナンチーファン」とある、・・ますます分からない。
そんなことをしているうちに結局「カオマンガイ」で覚えてしまった。
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しかし漢字は凄いですね「海南鶏飯」と書けば「海の南の鶏めしネ」とだいたい内容がわかる。

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 「カオマンガイ」は炊飯器でも簡単に作れます、鶏もも肉を姿のままドカンと乗せてお米と炊き込む料理、炊き込みご飯です。この炊き上がった鶏肉を切り分け、鶏の出汁が染みたご飯といただく。
 鶏肉にかける「タレ」がこれまた美味しい!大好きです!
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「タレのレシピ」(それぞれの分量は適当)
• 醤油 • 酢 • 長ねぎ • パクチー • 赤唐辛子 • しょうが • ニンニク • ごま油 • 砂糖 • レモン
これらをすり下ろしたり、みじん切りにしたりしてよく混ぜる。
よ〜く混ぜれば完成!
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このタレを作っているだけでとても良い香りが漂ってきます。
このタレの香りでゴハンを食べられるぐらい私は好きです。
だからタレは毎回多めに作り、後日炊きたての白いご飯にふりかけて楽しんでいます。
こんなことをしているから、いつまでも私の「血圧は高め」「腹は太め」です。・・ハハ

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我が家ではカオマンガイの時は大量のパクチーを添える。
カオマンガイは「パクチーが主役」の料理となる、だから美味い!
我が家は全員が「パクチー好き」でよかったと思う。

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パクチーといえば、ワヤン梅田一座の座長のダラン某はパクチーが苦手。
(コロナ禍でここのところワヤン公演はないし、しばらく会っていないけど、お元気ですか?)
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そうそう
ダラン某といえば、今期から某県立大学の某学部長に就任した。(らしい)
ご就任おめでとうございます!
これは凄い事ですネ、なんてったって「学部長」なんですから。
これからは「ウメちゃん」とか気安く呼べなくなります。
これからは「ウメ学部長ちゃん」と呼ぼうかと思っています。
学部長のお仕事頑張ってください。


パクチー/コリアンダー/シャンツァイ(香菜)





「空中を泳いで逃げた金目鯛」こんな夢を見た

2020-08-10 | わたくしごと

「金目鯛の煮付け」
素晴らしい味付け、姿も完璧です。
とても美味しくいただきました。
添えてある葉は、窓先から手を伸ばして取った「朴葉:ホオバ」です。

 少し前のことですが、熱海にある友人の別荘に招かれ、車でトコトコと出かけた。
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 途中、熱海市内にある中島水産(地元では有名な魚屋さん)に寄り、「金目鯛」など新鮮な魚介類をたくさん仕入れた。
 「海」の近くはこの「新鮮な魚介類のお店」がたくさんあるので羨ましい。
 私は信州の「山」に小屋があるが、食材では蕎麦と馬肉と春先の山菜ぐらいしか特筆するものはありません、悔しいから「蜂の子」なんて言ってみても・・気持ち悪るがられるだけです。
 「海」は良いですね!
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 食材とビールをたっぷり買い込んで早めの午後に到着、私たちが刺身をつまみにビールで盛り上がっている間、仕入れた金目鯛を友人の奥さんが手際よく調理してくれた。
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 私はビール片手にご機嫌伺いに台所に入り調理中のレシピを話題に。
 彼女の話によると、
「生姜は今日はちょっと多め、たくさんあったから」
「お醤油とミリンとお酒は大体同じぐらいかな?・・でも今までも計ったことはない、見た感じ」
「お砂糖は大体このぐらいをドバッと入れた」と片手を器のような形に丸めて見せてくれた。
簡単にまとめると「適当!」なのである。・・豪快で良い!
 でもこれで完璧な「金目鯛の煮付け」ができてしまうのだから、凄い人である。

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 このブログを書こうと思い、昨夜寝る前に金目鯛の写真を整理していた。
 すると夢の中に「金目鯛」が現れた。
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 夢に出てきた金目鯛は調理前の姿だった。
 初めはまな板の上に横たわっていたのだが、やがてピクピクと動いたかと思うと、次第にその動きは激しくなり、バタバタと跳ね始めた・・次の瞬間、全体が微かにまな板から浮うき上がった!・・浮いた金目鯛はまるで「豊橋鯛祭り」の鯛のごとく美しく変身し、全身をクネクネと動かし空中を泳いで逃げてしまったのである。
 それはそれはとても不気味な光景だった。・・でもどこか可愛かった。ハハ
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 朝、私は寝汗をかいて目が覚めた。
 ・・どこか身体が悪いのかもしれない・・ハハ・・ここのところ一日中マスクをしてストレスがたまっているからね・・暑いし。皆さんもお大事にお過ごしください。
 フロイトは金目鯛については何も語ってはいないようだ・・多分。
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調理前の金目鯛(とても綺麗な色と艶でした)
これで2,000円ほど、新鮮で美味しくて安かったナ・・海は良いね!


「豊浜鯛祭り」( by: japan highlights travel )
夢の中で、まな板から浮いた金目鯛はこんな姿に変身しました。
そして全身をクネクネと動かし空中を泳いで逃げてしまったのです・・ハハ。
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「豊浜鯛祭り」このお祭りも今年は中止・・今度行きたいな!




大好きだった餃子「スヰートポーヅ」

2020-08-05 | わたくしごと

「スヰートポーヅ」とは「おいしい包子」の意味だそうです。

 ここ数日、御茶ノ水にいた。
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 御茶ノ水の東京医科歯科大学病院に親しい人が入院したので(コロナではありませんが)その介助で訪れていた。
 (今やこの病院は東京のコロナ対策の要、すごい緊迫感で稼働してくれています。医療現場の皆さんに本当に感謝です!)
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 午後に時間ができたので、遅い昼食を食べに懐かしい駿河台下まで下りてみた。目指すは神保町すずらん通りの餃子屋「スヰートポーヅ」だ。
 私が初めてこの店を訪れてからちょうど50年が経つ、ここに寄るのも数年ぶりだった。
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 すずらん通りは随分と様変わりしていた、「もしかしたら無くなってしまったのかな〜?」と心配しながら「スヰートポーヅ」を目指す。すずらん通りの神保町よりに「懐かしい黄色い看板」を発見して一安心・・でもなんだか様子が変だ。
 ・・近寄ってみるとショーケースは空(これは元々空みたいなものだったけど)、ガラスの扉に「閉店しました」の張り紙がポツンとあった。
 ・・しばらく呆然とし・・振り返ると通り向かいの「キッチン南海」にも「閉店しました」の張り紙、その隣も、またその隣も。・・周囲をよくみると仮囲いのベニヤ板やシャッターに「閉店しました」の張り紙が目立つ。・・まるでたくさんの「閉店しました」の文字が集まってきて頭の上でグルグルと回転して気を失ってしまう恐怖映画のワンシーンのようだった。
 なんだか気が抜けてしまった。・・改めて周囲に注意を払うと、「閉店しました」の店々を私のように写真に収める人がポツポツといた。皆さん多分私と同じ気持ちなのだと思った。
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 あの「美味しそうな匂いで溢れていた懐かしいすずらん通り」が無くなっていく。なんだかとても寂しい気持ちになった。(・・これはしばらく落ち込むゾ!)
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 私は何故か御茶ノ水付近に縁があった。
 50年前に学生として通い始め、その後は御茶ノ水にある複数の学校で教えていたり、本郷や須田町に仕事場を待っていた時期もあった。
 そして現在は自分の健康のために御茶ノ水にある大学付属病院に定期的に通っている。
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 御茶ノ水には通ってはいたのだが、駅から駿河台下へ坂を下りることはなく(帰りに上るのが大変だから)、すずらん通りの変化にも気がつかなっかた。
 でも改めて考えてみると、お店をやっていた人たちも、通っていた客たちも、お店の入っていた建物も、みんな一緒に歳をとっていたわけで・・そして今回のコロナ禍です・・閉店を決心したお店が多いようだ。
 「スヰートポーヅ」も今年の6月10日に閉店したそうです(今、調べて知った)。残念!


「キッチン南海」にも「閉店しました」の張り紙が、その隣も、またその隣にも。
これから神保町すずらん通りはどうなるのだろう〜?


(photo by たのっちぶろぐ)懐かしい写真をありがとう。
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ビールが欲しくなります・・また食べたいな〜。
「スヰートポーヅ」のメニューは三種類、「焼き餃子」「水餃子」「包子」。
だけど、昼時にいくとキツキツの相席はあたりまえ、焼き餃子以外を頼もうとすると、
「すごく時間がかかりますよ〜」と客席を仕切っているオバチャンに叱られるので、
みんなキツキツの相席で結局「焼き餃子定食」を食べることになる。楽しいね!

・・懐かしいね。