ミツバシモツケ
我が家の庭に、今年も「ミツバシモツケ」が咲いている。
この花は宿根草で山野草的な趣があり清楚な感じが良い。
「ミツバシモツケ」などの難しい名前を私はとても覚えられない。
仕方がないから毎年この時期になると妻に聞くことになる。
妻は「エ〜〜と、なんだっけ?」と数秒考えてから、
「ミツバシモツケ!」と教えてくれる。
庭に咲く花の名前を全て覚えているのがすごい!と感心する。
私は「昨日の夕食は何食べましたか?」と聞かれてもたいてい覚えていない。
「100から7ずつ引いてくだい」との問いにもあわてると途中でわからなくなる。
自分のテニスのゲームカウントもすぐに忘れ、いつでも自分が勝っていると思い込む。
ミツバシモツケは「三つ葉下野」とも書く。
この「下野:シモツケ」の響きがとても「かっこがいい」ので調べてみると、
一見、日本に古くからある花のような言葉の雰囲気なのだが、
実は北米原産のバラ科の植物だそうだ。
エッ!?これがバラ科なのかい?とも思う。
・・ということを、これも毎年調べているような気もする。
ややこしいことはともかく、
毎年この季節に咲いてくれる爽やかな花。
「ミツバシモツケ」
とても良い。