玉川上水の木漏れ日の下

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のメンバー katakura のブログ  since 2013

映画「EIGHT DAYS A WEEK 」

2016-09-29 | 映画と美術と音楽と

Photo: GETTY

 映画「ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK」を観た。
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 すごく良かったナ!ザ・ビートルズ好きにはたまらな映画でした。「も〜、一緒に暮らしたくなるような素敵な作品!」。1962〜66の彼らの5年間のライブ映像を中心に構成されている。
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 だいたいこの手の映画は、ファンのみなさんからは「凄い!」と絶大な支持を受けながらも、そうではないみなさんからは「別に〜」と冷ややかに扱われがちなのだが・・・この作品もそうです。この手の映画はそういうものなのです。
 この映画で、知らなかった真実が初めて明されるわけでもなく、びっくりするようことも起こらない、それでもファンには楽しい映画、だからこれで良い。
 アメリカの巨大なスタジアムのライブではファンの女の子たちがキャーキャーと絶叫し失神する、そんな中でビートルズの4人は汗をかきながら懸命に歌う。マスコミからのインタビューでも本当は不安なのにわざとおどけて見せたり、レコーディングの完成に喜んだり、自分たちの今の人気の将来を悩んだりする若者たちがそこにいる。どれも今までどこかで見たような映像だが、映画としての構成や演出は面白かった。 
 改めてビートルズはライブに強いバンドだったと感心した。リンゴのドラムが頼もしかった。
 そんなライブに明け暮れる日々と、現在のポールとリンゴのインタビュー、そして有名人たちの思い出話を交え、映画は淡々とつづられている。
 そして何より「音」が良かった。たぶん原音を相当に加工して音質やバランスを良くしている、映画館の大音響で観るとスタジアムの観客たちのワーワーキャーキャーを含めコンサート会場にいるような素晴らしい臨場感だ。この作品は映画館で観るのがオススメです。
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 私が出かけたのは立川のシネコン、380席ほどのホール、日曜の午後なのに4割ぐらいの入りだった、興行的には苦戦なのかな〜?。もっと応援しなければ、「だからまた見に来よう!」と妻と決めている。客席を見渡すとまるで「シニア・デイ」のような感じだった、もちろん若い人もいたけどね。皆さん楽しそうでした。
 私の息子たちもビートルズは大好き。小さい頃からビートルズを聞きながら育っているから。でも同じ頃ガムランも聞きながら育っているはずなのに、残念ながらガムランはあまり好きにはならなかった、家での私の練習があまりにも下手すぎて嫌になったのだろう、かわいそうなことをしたと反省している。

山の木を切る

2016-09-25 | 山の国から

山小屋に近接する木々の伐採を頼んだ。
静かな森の中にチェンソーのけたたましい音が鳴り響く。
100年近く生きてきた木が何本も切り倒されていく。
山の中で人が生活していくこととはこの行為の繰り返しだ、と思った。
なんだか気が滅入ってくる、でも仕方がない。

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 今伐採しているこの木、「真っ直ぐな良い形なので建材として生かしたい」と伐採業者から提案があった、「ぜひ生かしてもらいたい」と同意した。切り刻んで山でただ腐らせてしまうのは悲しいから。

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 建物の近くに大きな木があるだけで「とても良い景色」になる。これは定説だ。
 私の学生時代の建築の先生曰く、「君たちが下手な建築デザインをあれこれ考えるより、デザインに困った時は建物の横にとにかく大きな木を植えなさい。その方がずっと良い景観が生まれるし、何よりも世の中のためになる」といつも言っていた。その通りだとこの歳になって先生の言葉がやっと実感できるようになった。(この先生、1998年に文化勲章を受章された)

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 私も景色として眺めていると、せっかく建物のそばにある立派な木を何故切ってしまうのか長い間分からなかったのだが、実際に山で生活してみると理由がよくわかった。
 大きな木からは、落ち葉、古枝、樹液、花や果実など様々なものが落ちてくる、屋根を汚し樋を詰まらせる。また建物の立地環境はいつも乾いているのが本当は良い。だから日当たりと通風は大切だ。日陰で湿っている環境だと建物全体の経年の傷みも進む。そんなことから日陰を作る建物に近接する大きな木は、ない方が建物のためには良い。
 理屈は分かっている、だから最小限の伐採は仕方がないのだが、
「建物の横に大きな木があるの方がやっぱり景色は良いな〜」と今でも思う。
 

混み合ってます

2016-09-23 | ワヤンのお稽古

並べられた人形たち。この日はとても混み合ってました。

 ワヤンの始まりの約束事。物語が始まる前、幕の前にその演目の登場人物(人形)を並べていく。いわば顔見せである。ただしこの顔見せ、影の側から見ている観客には誰なのかは多分わからない、「なんだかたくさん並んでいくな〜すごいな〜なんだろな〜あの頭の形はもしかしたらアルジュナかな〜」ぐらいのことしかわからないと思う。それでも「アルジュナかな〜」とかわかる人はかなりのワヤン通だ。
 この顔見せはワヤン上演のための重要な手続きであるのだが、いつも楽器を演奏しながらダランの背中越しにこの光景を眺めていると「今日はこの人形たちが活躍するからね〜いいですか〜よく見ておきなさいね〜今日も頑張ってね〜」とダランの背中が語っているような気がする。

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 この人形たち、この日はとても混んでいた。パンダワ5兄弟とその妻が総出演、さらに彼らがそれぞれに変装した姿で登場する。これだけでも6X2の12人、それに物語の舞台となる国の王、王妃、王子などが加わる。(右側)
 さらにドン!反対側(左側)には敵側の王やたくさんの武将たちが並ぶ。数えたことがないから総数はわからないけど、とにかくすごい数である。
 演目は「ウィラタ・パルワ」。年末恒例「光塾ワヤン」をお楽しみに。今年は12/3.12/4です。

映画「ビッグ・アイズ」

2016-09-22 | 映画と美術と音楽と

(写真:映画批評より)
この絵の好き嫌い?はさておき。
60年代にアメリカで一大ブームを巻き起こしたシリーズの絵。

ウォルター・キーンの「ビッグ・アイズ」シリーズ。
文字どおり、どの絵にも「大きな目の子供」が繰り返し描かれている。
現在はとても高く評価されている作品、ウォーホルも賞賛を送ったそうだ。
〜〜〜
60年代にこんな絵をどこかで見かけた記憶はありませんか?
当時日本でも繁華街の路上でバイトの外人の若者がこの絵のコピーを売っていた。
渋谷や新宿で飲んだ帰りに駅前の路上でよく見かけた光景です。

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映画「ビッグ・アイズ」(2014)を観た。 
大好きなティム・バートン監督作品。
個人的にはこの「ビッグ・アイズ」の絵は好きではないのだが、
映画にはどんどんと引き込まれてしまった。
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当初「ビッグ・アイズ」の作者として脚光を浴びていたウォルター・キーンは、
社会的な名声も巨額の富も得て時の人となるのだが、実はウォルターは絵が描けない。
その作品のすべては、ウォルターにことば巧みに騙され搾取され続けた
妻マーガレットが描いたものだったという、悲しい実話がモデル。
夫婦とは?・・と考えさせられる話です。
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映画の最後には、妻マーガレットは夫ウォルターに対して訴訟を起こし、
「実はこの絵は全てマーガレットの作品である」ことを認めさせる。
全てが明らかになり、マーガレットは「ビッグ・アイズ」の作者として認められる。
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メデタシメデタシの、まるでおとぎ話のような楽しい映画。
ティム・バートンはおとぎ話のような作品を作る名人だ。
彼の映画は音楽と美術がいつも素晴らしい。
とても面白い映画です。 

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そして実在のマーガレットは、現在88歳を迎えて今もなお、
絵を描き続け活躍しているそうです。
すてきな人ですね(目は小さいけど)。


雨の深大寺1「小雨降る」

2016-09-20 | 木漏れ日お散歩

小雨降る深大寺門前のお団子屋さん、とてもいい感じ。

 昨日、小雨降る深大寺に行った。
 雨の深大寺は緑の色が深くとてもいい感じだった。
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 昨日は敬老の日、母のところに顔を見せに出かけた帰りの車の中、「深大寺にでも寄って行こうか?」と妻と意見が合った。「深大寺に行く」とは二つの意味がある。一つは「お参りに行く」、一つは「蕎麦を食べに行く」ことである。
 この日も門前でお蕎麦を食べてから、小雨降る深大寺をお参りした。雨に濡れた深大寺の森はとても色が濃く深く素敵だった。深呼吸をするととても気持ちの良い爽やかな空気に満ちていた。
 ちょうど本堂では大勢の僧侶たちの読経が流れ荘厳な雰囲気、自然と目を閉じて合唱をしたくなる素晴らしい空気感だった。
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 お参りも終わり、車に乗ってエンジンをかけながら「今日は雨が降っていたけどとても気持ちのいいお参りだったね、お蕎麦も美味しかったし来て良かったよ。そういえば『雨の深大寺』とかいう曲が昔なかったかな〜?」と私が言った。
 妻「知らない」
 私「ほら!オーヤンフィーフィーとか黛ジュンとかが歌ってなかったっけ?」
 妻「知らない」
 私「もしかしたらベンチャーズと奥村チヨかもしれない?」
 妻「そんなのは無い」
と言われたのでこの話題はここまでにして、車を走らせた。
〜〜〜 
 帰宅後検索してみたが、『雨の深大寺』はなかった。
 宮史郎の『雨の修善寺』があった、ピンカラ兄弟です・・知らないですね。
 ところで名曲雨の天龍二俣を知っていますか?

When I'm sixty-four

2016-09-19 | わたくしごと


今日は敬老の日。
昨日は私の64歳の誕生日。
妻から贈り物をもらった。
そして妻はBeatlesの名曲「When I'm sixty-four」を歌ってくれた。
嬉しかった、ありがとう。

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Will you still need me
Will you still feed me
When I'm sixty-four

この「未来形」の歌詞が、これからは「現在形」へと変わる歳になった。
でもそれがなんだか嬉しい。

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 私が初めて「When I'm sixty-four」を聞いたのは中学3年の時だった。仲良しのガールフレンドからレコードを借りて、宝物のように大切に針を落として聞いたのを昨日のことように思い出す。粗末なステレオから流れ出る音に聞き耳を立てて、とても感動した素晴らしい瞬間だった。
 この「When I'm sixty-four」は「よく分からない変な歌詞だけど、でも曲が楽しいから良いや〜」とその時はなんとなく楽しんでいたのだが、この歳になって改めて「素敵な歌詞だな〜」と思えるようになった。でも、多分作った当時のポールだってこんな先の気持ちなんて分かってはいない、だってみんな若かったからね。みんなで歳をとってみてやっとわかる気持ちなんだよね。だから楽しくて素敵な曲だ。



妻からの贈り物は「携帯用孫の手」。
ジェームス・ボンドも愛用している逸品だ。
ありがとう。


使用時にはこんな風に伸びる優れもの。
これはとても良いですよ。


グンデルの友からもワインをいただきました。
冷やして大切にいただきます。ありがとう。

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「When I'm sixty-four」(1967:Lennon - McCartney)

When I get older losing my hair
僕が歳を取って髪も無くなった頃

Many years from now
ずっと先の話だけど

Will you still be sending me a Valentine
そんな僕に君はバレンタインの贈り物や

Birthday greeting, bottle of wine
誕生日カードやワインを送ってくれるのかな?

If I'd been out till quarter to three
もし深夜3時になっても僕が帰って来なかったら

Would you lock the door
君はドアの鍵を閉めてしまうのかな?

Will you still need me
まだ僕を必要としてくれるのかな?

Will you still feed me
まだ僕にご飯を作ってくれるのかな?

When I'm sixty-four
僕が64歳になっても

新演目の稽古はじまる

2016-09-18 | ワヤンのお稽古

左から(手前サングト)、スシャルマ、ドローナ、ビシュマ、向かい合うドゥルヨーダナ、カルナ
 
昨日、年末恒例光塾ワヤンに向けた新演目の稽古が始まった。
演目はマハバラタの有名な話「ウィラタ・パルワ」。
新演目なので、新しい登場人物がたくさん出てくる。
たくさんの人形の「名前」を覚えるのが大変だ。
でも名前を覚えて、その名前で人形の顔を繰り返し見ていると不思議と「人格」を感じ始める。
名前は大切ですね。

初対面の人同士でもお互いに名前で語りかけると、急に親しさが湧くものだ。
もちろん名前すら口にしたくない嫌な奴もいるけど。

今日からの我々一座の練習も、積極的に名前を呼んで会話をすることにしよう。
「ウメダさん、いいから早く話を進めましょう」とか
「ニシゴリさん、そんなに早くは弾けません」とか
「ハセベさん、オオノさん、コバヤシさん、ごきげんよう」とか
「あらオオヒラさん、お久しぶりね〜」とか
積極的に名前を呼んで語りかけるようにしよう。
そうするとお互いにもう少し親しみが湧くかもしれない。
そのためには、まず名前を覚えなくては。


昨日お昼、梅スタジオの近く「中華一番」のラーメン。
なんと!昨日はラーメン半額の日、250円だった。
今日まで半額の日だ!(実は今日も練習がある)


夜は定番「新中華」のペキンダック!
もうペキンダックなんか普通〜普通〜の顔なじみ。
このダックにも名前があったのだろうか?

カレー蕎麦

2016-09-16 | わたくしごと

自作の「カレー蕎麦」を撮ってみたのだが、
麺が写っていないと「カレーうどん」と同じだと今気付いた。

〜〜〜
時々、カレー蕎麦が無性に食べたくなる。
カレー南蛮は「うどん」の方が定番のようだが、どうしても「蕎麦」でないといけない時がある。
細めの蕎麦に濃厚なカレーの汁がたっぷりと絡むドロっとしたあの食感がたまらない。

〜〜〜
今日のお昼、家にいたのは珍しく私一人。「カレー蕎麦」を作った。
一人だと昼のメニューがすぐに決まって簡単でよい。

〜〜〜
いつもの無気力な昼時、なんとなく厨房に立った私は、
同居人たちに「カレー南蛮のうどん?と蕎麦?とどっちにする?」と、
うかつにも聞いてしまったことがある。

「私、パスタかピザでいい」とか「俺、時間がないからチャーハンでもなんでもいい」とか、
全く質問の答えになっていない返事が返ってくる、これがめんどくさい。

そもそも「・・でいい」という言い方は失礼だ!と思いながらも口には出さず、
「それじゃ〜中とってオムライスにするか〜」などと適当な結論になるのが、いつもの昼飯。

だが、これが私一人だと「カレー蕎麦!」と初めからバシッと決まって気持ちがよい。
一人で食べるカレー蕎麦はとても美味しかった。

〜〜〜
◼︎レシピ:
>検索してください。
>私は隠し味に「しいたけ」を少し入れる、フフフ。

◼︎美味しいコツ:
>豚肉の場合はアク抜きを丁寧に
>玉ねぎの烹加減
>水溶き片栗粉の量と入れるタイミング
>出来上がったら熱々をサッサと食べる

スズメバチは恐ろしい

2016-09-15 | 山の国から

完全防備での「蜂の巣」の撤去作業。(信州の山小屋の物置:2016.08.28)
この人の頭巾の正面はまるでフェンシングの選手のような細かいメッシュの防具だった。

〜〜〜
数日前、飛騨の山村マラソン大会に参加していた人のうち115人がスズメバチに刺され、
そのうち40人ほどがその影響で途中棄権したニュースが報道されていた。

スズメバチは恐ろしい。
スズメバチが次々と人々に襲いかかる惨状を想像するだけでも恐ろしい。
まるでヒッチコック監督の恐怖映画「蜂」のようだ。
(でもそんな映画はない、あれは「鳥」だ)

〜〜〜
半月ほど前のこと、山小屋付近で草刈りをしている私の周りで、蜂がブンブンとうるさかった。
なんの蜂かはわからなかったが、刺されると怖いので、できるだけ刺激しないようにしていた。

山小屋に戻り、テラスから物置付近をふと眺めていると、
物置の壁の隙間から多数の蜂がブンブンと出入りしているのを発見した、
恐る恐る観察するとなんと!スズメバチだった。

私は、バリ島でスズメバチに一度刺されている。
腕が信じられないほどパンパンに膨れ上がって熱が出て数日動けなかった。
スズメバチに二回刺されるとショック死することもあると聞いていた。
スズメバチは恐ろしい。

〜〜〜
別荘地の管理人さんにも来てもらったのだが、とても手に負えない。
プロの「蜂の駆除屋さん」に来てもらった。

駆除屋さんは現場を確認後、すぐに銀色の駆除装束に着替え、
顔前面がフェンシングの選手のような頭巾を被り、手には強力な殺虫剤、
まるで「討ち入り」のような気合の入った出で立ちだ。

最後にはカッターのような器具を使い、テキパキとスズメバチの巣を取ってくれた。
ハンドボールぐらいの大きさの巣だった。

作業の後に、ビニール袋に入れた蜂の巣を見せてくれたのだが、
まだ蜂とか蜂の子が動めいている巣はとて恐ろしかった。

スズメバチは恐ろしい。
駆除は絶対に専門家に任せましょう。
ア〜怖い怖い。

仕事机の下の犬

2016-09-12 | 犬の気持ち

私の仕事机の下の犬「エース」
足の先で触ると冬は暖かくて良いのだが、夏は暑苦しい。
でも可愛いいからやっぱりいつでも良い感触だ。
画面下に少し写っているのが仕事中の私の足です、むさ苦しくてスミマセン。

〜〜〜
名犬エースは雷が大の苦手、
遠くで微かに「ゴロゴロ」と鳴り始めると、もう落ち着かない。
階段をトコトコと上がってきて、
私の仕事部屋の引き戸をソロソロと開け、
すまなそうな目つきで人のことをチラっと見上げ、
そのままコソコソと私の仕事机の下に潜り込んで隠れてしまう。

しばらくして机の下を覗いてみると、安心しきって寝息を立てていたりする。

雨も上り雷が遠くに去ると、頃合いを見計らってまたどこかに行ってしまう。
「お仕事中お邪魔しました」などの挨拶は一切ない、振り向きもしない、引き戸も閉めていかない。
だから我が家では「名犬」と呼ばれている。
また犬の話でスミマセンでした。
ワン!

秋の贈り物

2016-09-11 | わたくしごと


本日、素晴らしいぶどうが届きました。
秋の贈り物をありがとう。
よ〜く冷やして大切にいただきます。
〜〜〜
いつもすみません。
お気遣いなく。
〜〜〜
でも季節の贈り物はやっぱり嬉しい。

今年は鹿が多い

2016-09-10 | 山の国から

信州泉野付近、遠景に八ヶ岳。
台風と台風に挟まれたこの季節、晴天の蕎麦畑は白い花で覆われていた。
新蕎麦の季節。

〜〜〜〜〜〜
撮影のこの付近、山からかなりの距離を里側に降りてきた場所なのだが、
今年の春先、この近くの道沿いに数頭の鹿を見かけたことがあった。
「こんなに里まで降りてきているんだ」とさすがに驚いた。

今年は暖冬だった、
その影響で越冬できてしまった鹿たちが餌を求めて里に降りてくる。
畑の管理も大変なようだ、今年は畑の囲いが目立つような気もする。

私の山小屋の近くでも花のツボミがみんな鹿に食べられてしまう、
だから、「今年は山に花が少ない」と妻が寂しがっている。
鹿の立場で考えると食べるものがないのだから仕方がない、
かわいそうだとも思う。


先日、山小屋の外に出てみるとすぐ近くに8頭ほどの鹿の群れがいた、
「キョッ!」「キョッ!」と大きく鋭い鳴き声が森に響く、
人間と突然遭遇したので私たちを威嚇しているようだった。
こっちこそ驚いたゾ「ワン!」

〜〜〜〜〜〜
今朝、全米オープン準決勝で錦織くんがワウリンカに負けてしまった、
残念だな〜惜しいな〜!
・・でもここまでよく頑張ってきたと思う。

我が家では、今回の全米オープンは某有料放送には加入せず、
無料ウェブサイトをPCの小さな画面で頑張って見てきたのだが、
もし錦織くんが今日勝ち進んでいたら、
「やはり急遽加入して、決勝戦はテレビの大きな画面で応援しよう!」
というところまで家族間で話が進んでいたのだが。
・・でもここまでよく頑張ってきたと思う。


海ぶどうと島らっきょう

2016-09-08 | わたくしごと

海ぶどうと島らっきょう

下の息子が石垣島に行ってきた。(・・らしい)
「海ぶどうと島らっきょう」をお土産にくれた。
美味しかったよ、ありがとう!
よくできた息子だ。

ここのところ二人の息子たちから、
「ハイ!父ちゃん、お土産だよ。」と、
それぞれの旅先からのお土産をもらったりする。
これはこれで「息子たちも大きくなったものだな〜」
と嬉しい気持ちでいっぱいだ。

これからだんだんと時間が経つと、
「ハイ!父ちゃん、お小遣いだよ。大切に使ってね。」
とか言われる日も来るのかな〜と楽しみにしているのだが。
そんなことは絶対にありえないとも思っている。

〜〜〜
今朝、全米オープン準々決勝で錦織くんがマレーに勝った、これは凄い!
そしてたった今、準決勝での相手がワウリンカに決まった。勝算はある!

〜〜〜
錦織くんと、この「海ぶどうと島らっきょう」の息子は同じ歳だ。
ただ言ってみただけだ。

雲が湧く

2016-09-07 | 山の国から

八ヶ岳連峰を包み込むようにモクモクと「雲が湧く」
(八ヶ岳はこの雲の中にある・・はず)

〜〜〜
「雲が湧く」という表現がある。
平地にいて上空の空を見上げているとあまり実感しない現象なのだが、
標高1,450mから空を水平に眺めていると、モクモクと「雲が湧く」様子がよくわかる。

大雨の直後など、強い陽射しに地表の水分がどんどんと蒸発する、
この多量の水蒸気を含む空気が風の影響などで高い山にぶつかりさらに上昇すると、
今度は上空で急激に冷やされた水蒸気が「雲」になる・・そうだ。

だから八ヶ岳連峰や中央アルプスなどの高い山々を眺めていると、
大雨の翌日の天気の良い日にはモクモクと「雲が湧く」のを見ることができる、面白い。

〜〜〜
もう秋の空なのか?
まだ夏の空なのか?
今年はよくわからない天気が続いている。

〜〜〜
今朝の東京地方は雨

木漏れ日の下の犬

2016-09-05 | 犬の気持ち

信州車山の山麓「秋の日差しの木漏れ日の下の犬」。ワン。
シッポの角度にご注目。これから「遊んでもらいたい!」の期待感がみなぎっている。
〜〜〜
正面背景のなだらかな山は「カシガリ山」(標高1,611m)、名称がカタカナ表記なのが面白い。
この山の正式名称を地元の人は以外と知らない、
地元のオジサンと話していると「この山に名前があるのけ?」と言われたことがあった。
〜〜〜
このすぐ近くには「ガボッチョ」(標高1,681m)という名前の山もある。
これは車山高原として案内されている有名な山だ。
起源にアイヌ語説もある。
〜〜〜
その昔「ガチョ〜ン」というのが流行った、あれは一体何語だったのか?
(ガチョ〜ンを知らない世代のみなさん、スミマセンでした)

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