ZZR1400GTR's Tagebuch(日記)

主に独逸・墺太利・瑞西・南チロルの欧州事情を発信。

1990年7月19日に立っていた場所

2011-10-05 04:07:49 | ZZR1400
この写真は今週の月曜(祝日)の昼のものですが、1990年7月19日にもここに立っていました。家から約500キロほど離れた場所です。当時、ここには女房も立っていました。新婚旅行の途中で立ち寄った 「水に浸かった教会」 があるレッシェン湖です。

21年前にも欧州でバイクに乗っていましたが、当時のバイクはスズキのナナハン、でもここには女房とクルマで来たのが最初で、バイクでは初めてでした。その後にバイクで来るような予感はありましたが、21年もかかった勘定です。

風光明媚な場所で、「天気のいい日にバイクでのんびり走る」 には最高です。今回は1泊2日の早回りでの千キロほどの個人的なツーリング(今年二度目)でしたので、「のんびり」 はできなかったのですが、「素晴らしいキャンプ場(テント可)」を見つけたので、来年に長期滞在をトライしようと考えています。

「キャンプ場」 と言っても、こちらでの主役は 「自走や牽引のキャラバン」 で、テントは脇役です。でも、食堂、売店、シャワー、電気、ガス、ガソリンスタンド等のインフラがばっちりで、テントは一人一晩数百円な場所代、安全でもあります。

その時々では考え付かないようなこと、そういった事が10年ではなく、20年単位で起こる、は不思議な感じでもあり、小感動もしました。でも、そんな感慨にふけっていたらイタリア人のバスの運転手さんに肩を叩かれ、「ここは観光バス専用の駐車スペースです」 って言われて、そそくさと先を急いだのでした。