おきらくごきらく

社会人大学院(早稲田大学大学院商学研究科プロフェショナルコース)へ通う、のんきなサラリーウーマン実録

脳梗塞の辛さ

2006年04月02日 | お仕事

突然脳梗塞で倒れた会社の先輩のお見舞いに行ってきました。

不幸中の幸いとでも言うのでしょうか、脳梗塞自体は軽かったようで手術をすることなく、薬で治ったそうです。しかし、左の手足が麻痺したまま。

あとはリハビリで社会復帰ができるよう努力するだけなのですが、これが厳しい自分との戦い。なんでこんなことが出来ないんだ、という苛立ちばかりで、日々何気なくしている動作が、いかに大変か身にしみているとか。

たとえば、歯磨き。

歯を磨く動作は片手ですが、それまでに至る行動は全て両手でやっています。歯磨き粉のふたを開ける動作、歯磨き粉を歯ブラシにのせる動作・・・片手でやると実に難しいものです。

「本当に気をつけたほうがいいよ。俺はこんなに辛い病気、知っている人に経験して欲しくない」、車椅子に乗った先輩はそう言いました。

自宅のトイレで倒れたその先輩は、幸い倒れた時の物音を聞きつけた奥さんにすぐ発見され、救急車で運ばれました。その際の記憶は全て鮮明にあるそうです。数時間、半日発見されなかったら確実に死に至っていたとか。

その先輩は血圧もそんなに高くありませんが、塩分の高い食事(特にラーメン!)を好んで摂っていて、血液がサラサラではなかったために脳で詰まってしまったらしいです。奥さんにお風呂に入る前と後に水を一杯飲むように勧められていても「そんなことをしたら、風呂上りのビールがまずくなる」と頑固に拒否していたと言っていました。ビールやコーヒーは水分ではないそうです。血液を固まらせないためにも、水分(水、お茶)の摂取が重要、だそうです。

皆様、塩分を控え、水分を十分に摂取し、ストレスを貯めない生活を送りましょう。

最新の画像もっと見る