暇になっても忙しい

定年を迎え、会社との雇用契約も終了。以前よりもだいぶ自由になる時間が増えてしまった今、さて何をしようかと。

今のお気持ちは?

2009年08月24日 | あなたがもし当事者だったら
インタビュアの第一声にいつも疑問を持っていました。 

特にスポーツ選手に対する質問。 

「今の気持ちをお願いします !」

この質問は、スポーツの種類が何であろうとも、このインタビューに至る経過がどうであろうとも、どんなに劇的なものであろうとも、この一言から始めなければいけないとでもいうルールがあるのだろうか。

スポーツ終了直後の興奮がものの見事にこの一言でスーッとしぼんでしまう。

大相撲の優勝者。

ホームランを打った野球選手。

マラソンのゴールをしたばかりの選手。

限られた時間なのに、なぜ、いつも「能のない」というと失礼ですが、この何の考えもなく、安易な質問を口走ってしまうのか。

と、長いことテレビを見ながら不満に思いつつも、こんなことを考えるのは自分だけだろうと思っていた。

最近、話題の「ミレニアム」を読んでいたらその冒頭の一文に、、こんなのがありました。

「”いまのお気持ちは?”まともなジャーナリストのあいだではいつの時代にも、頭の弱いスポーツ記者がゴール直後で息をきらしている選手を前にして思いつく唯一の質問、と評されてきたフレーズだ。」

皆、そう思っているんだ。当事者は、気がつかないのかしらん。

店主のランニング記録

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