4月2日(土)南三陸町松原公園付近から、水門?の破壊された河口付近を見る。地盤が70cm以上低下し、高潮等に対して無防備のように見える。
大潮による高い潮位に関する宮城県潮位情報 第2号
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/data/choipdf/312_14_JPSN_201105271655_00_fuken.pdf
平成23年05月27日 16時55分 仙台管区気象台発表
5月31日から6月7日頃までは、満潮の潮位が高くなります。さらに、今般の地震により、宮城県の沿岸では地盤が大きく沈下しており、海岸や河口付近の低地で浸水や冠水のおそれがあります。
台風や低気圧等が接近した場合は、潮位がさらに上昇する可能性があります。
高潮と潮汐(気象庁のサイト)
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/4-1.html
台風に伴う風が沖から海岸に向かって吹くと,海水は海岸に吹き寄せられて「吹き寄せ効果」と呼ばれる海岸付近の海面の上昇が起こります。この場合,吹き寄せによる海面上昇は風速の2乗に比例し,風速が2倍になれば海面上昇は4倍になります。特にV字形の湾の場合は奥ほど狭まる地形が海面上昇を助長させるように働き,湾の奥ではさらに海面が高くなります。
また,台風が接近して気圧が低くなると海面が持ち上がります。これを「吸い上げ効果」といい,外洋では気圧が1hPa低いと海面は約1cm上昇するといわれています。例えばそれまで1000hPaだったところへ中心気圧が950hPaの台風が来れば,台風の中心付近では海面は約50cm高くなり,そのまわりでも気圧に応じて海面は高くなります。
(サイトより引用)
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津波で被災した沿岸部では、1m近く沈下した地域もあるそうです。台風や高潮で、これまで想定してなかった被害が起きる可能性があります。あくまで状況からの推測ですが、沿岸部の皆様、くれぐれもご注意を!(小川)
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