平成23年度3月13日
各位様
春・花が咲く季節になり、風もやさしく吹く頃になり明日を楽しみにしておりました。
11日16:35頃 ビルの地下の麻雀店で仕事をしていたら大きな揺れが来ました。お客さんと外に出てたら大勢の人が不安そうな顔をしてうろうろしていました。
中には抱き合ってないている方もいました。
このときから停電が始まり世界の不便を体験することになりました。
(12日16:30頃電気が通じました。有り難く、皆で拍手をしました。)
ストーブも今は電気がないと使えないので寒さとの戦いです。
幸い安いストーブがあったので蝋燭の明かりで何とか過ごしました。
娘は仙台市に職場があり帰りの新幹線がトンネルで停車したので歩いて近くの保育園で一夜を過ごしてバスで12日午後に帰りました。
いまでも余震が30分位に起きて船に乗っているような感じがしています。
婿も心配して金曜日の夜会社から帰ってきました。
5階の自宅と2階の部屋(妻のための)がタンスやテレビが倒れ食器や本や資料や額縁がほとんど落ち歩けない状態です。
かたずけても、又、地震がくるかもとのことで歩けるようにかたずけただけです。
今からかたずけるには2~3日かかるでしょう。
高い瀬戸物や食器はもう、買わないことにします。
ビルの壁のタイルが3枚落ちたので修理の必要がありますが、幸い他に異常が有りません。
心配のFAXを頂きまして誠にありがとうございました。
全国各地から樋下のことを心掛けていただき心よりお礼申し上げます。
岩手県の同障者へ連絡は今のところ通じないのでどのような被害があったかは不明ですが全国で岩手県の死者が一番多いので心を傷めております。
まず、樋下の様子をお知らせしました。
今後とも励ましとご指導をいただけますようお願いします。
樋下 光夫
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