今回は、私の友人たちがいい本だからと薦めてくれたので、それではと拝借して読んだ本を二冊ご紹介しましょう。
一冊目は、『喜びから人生を生きる! 臨死体験が教えてくれたこと』(アニータ・ムアジャーニ:著、奥野節子:訳、ナチュラルスピリット:2013年刊)です。
この本の著者のアニータ・ムアジャーニ氏は、がんで一度死亡しますが、その際に霊的な覚醒を体験し、自分が一人ぼっちではなく、世界のすべての存在とつながっていることを悟ります。そして、自分にはまだやるべきことがあると知って、再び肉体に戻って蘇生します。
ムアジャーニ氏はその後、がんが奇跡的に消滅するという不思議な治癒も経験し、無事に病院を退院します。そして、体力が回復してからは、こういった自らの不思議な体験を世界中の人々に伝えているそうです。
この本を読むと、人生に絶望することがいかに愚かでつまらないことか理解できるしょう。人間が霊性に目覚めると、人生の意味や人間の存在価値についての見方が180度変わるということを教えてくれる、貴重な一冊です。
二冊目は、『内なるドクター 自然治癒力を発動させる、奇跡の処方箋』(グラディス・テイラー・マクギャレイ&ジェス・スターン:著、フォンテイン・上村知代:訳、太陽出版:2002年刊)です。
この本の著者は、ホリスティック医学の開祖的存在だそうで、エドガー・ケーシーの医療関係のリーディング(本人が睡眠状態で語った、質問者に対する回答)を実際の医療現場で活用し、他の医者から見放された難病の患者を数多く救ったそうです。
著者には、病気を治すのは医者ではなく、患者の生命力であるという強い信念があり、どうやったら患者の中に眠っている「内なるドクター」を目覚めさせることができるかという視点で治療を進めていく点がとてもユニークです。
この本も、人間の霊性に気づかせてくれる貴重な一冊で、現在病気で悩んでおられる方にはとても参考になると思います。また、将来医療関係の仕事に従事しようと思っておられる方にはぜひ読んでいただきたい必読の書だと思います。
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