とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

ラグビー 連続3試合観戦、観るのもつかれた日曜日。

2013年09月30日 | ラグビー
 日曜日は地元の自然保護活動の菩提樹田んぼの会のメインイベントの稲刈りだった。稲刈りが終わり、帰宅して、関東大学対抗戦グループの早稲田 vs 筑波の試合をJ sportsのLIVEで観た。
 今年の対抗戦グループの行方を観るには、どちらが帝京大の対抗馬になるかを占うには面白い試合だった。
 結果は早稲田のさよならPGで20-17で逃げ切ったが、試合内容からは両者ともに現状では帝京大との差は埋められていない。個々の選手の身体能力は筑波の選手のほうが伸びしろがある。しかし練習不足というか単純ミスが多すぎるし、セットプレーができていない。試合日程が、早慶連続だったのは不運でしかない。
 早稲田は、フォワード戦で優位に進めながら、バックスで取りきれないのは致命的だ。しかもハーフ陣がゲームメイクできていなし、ボールへの反応が遅いことからせっかくフォワードがターンオーバーしたのを生かし切れない。9-10番がシーズン通しで安定しないようでは、帝京大の敵ではない。連敗した筑波のほうが、今後の修正が可能だろう。実践練習の不足が今後の試合日程で解消可能だ。其の意味では明治・帝京にとっては厳しい相手になりえる。早慶にとってはシーズン初めに対戦したのはラッキーだった。

 大学の試合の後に、スプリングボクス28 vs 8ワラビーズのチャンピオンシップの試合を見ると、1番の違いは迫力だ。100kgの巨体のぶつかりは相撲並みの迫力だ。巨漢の選手が100m11秒台のスピードではしりぶつかるのだから、すごい。それこそ、若い幕下クラスで走れる力士をリクルートしてワールドカップに備えることを考えても良いのではないか。プロ化したラグビーには幕内の金は払えなくても、生涯賃金を考えればラグビーへのリクルートも有りではないかナド、つまらないことを考えてしまった。
 それにしてもワラビーズは重症だ。9-10番の司令塔が安定しない。それに反してスプリングボクスは9番のフーリー・デュプレアもサントリーの試合では当たり前のことを当たり前にするすごさは感じたが、それは単に周りの選手のレベルに合わせたことで、チャンピオンシップで観た彼は別人だった。まわりの高いレベルに合わせスーパープレイの見本だった。特にゴール前のスクラムから4人飛ばしのパスでライン際を走らせ上げたトライはこれぞスーパーラグビーだった。また10番のモーレン・ステインのキック力は正にスーパースターだが彼のすごさは視野の広さと判断力で怪我がないのもスーパースターだ。
 それにしてもワラビーズはガタガタ状態だ。まずは司令塔不在が一番の原因か。
 オールブラックス33 vs 15アルゼンチンは、結果は4トライをうばわれたもののアルゼンチンの健闘が光った。特にフォワード戦では終始優位に立ち押していたが、最後は実力差で負けた。ただ、アルゼンチンの選手は荒っぽくファールが多すぎる。何かサッカーの脱落組の集合に思え、SOのキック力と言い、選手全体の足でのボールコントロールがすごいのはアルゼンチンラグビーの特色か?。
 ただサッカー同様に観客のマナーの悪さも際立っている。ラグビーの試合でPKの時にレーザー光線を当てるシーンを初めて見た。ラグビーゲームでの場外乱闘だけはやめてほしい。

 それにしてもラグビー連続3試合観戦はTV観戦でもつかれた。

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