とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

堺ー彦根の仕事旅

2010年06月06日 | Weblog
和歌山での仕事を終えて、本来ならば翌日の仕事先堺市に宿を取るところだが、堺市での仕事先に行くのに近くに良い宿が見つからず、大阪の心斎橋に宿を取った。最初の仕事先へは地下鉄1本でなかもず駅に。通勤時間帯だが大阪では逆コースのため座って目的地に、だが次の目的地は同じ堺市でも地図上は近くだが公的機関はなく南海、JRを乗り継いで三角形の2辺を動き百舌鳥駅に行った。

鳥見人を自称する私だが「鳥名」ずばりの駅に降り立つのは初めてだった。新潟県の燕市へは「燕三条」駅の利用だった。宇都宮線には「わしのみや」「すずめのみや」西武新宿線に「さぎのみやが」があるがずばりの「駅名」は東京近辺にあるだろうか。
訪問先は仁徳陵のそばだった。

仕事を終えて昼飯時になったが、昨日和歌山で食べた蕎麦(地元の老舗のようだが)正直旨くなかったこともあり旨い蕎麦が食べたいと思った。大阪のお初天神近くの蕎麦屋が浮かんだが彦根までの乗車券を買ってしまい途中下車無効もあって彦根まで行った。


駅の観光案内で訪問先近くの旨い蕎麦屋を聞いた。城下町を再現した夢京橋キャッスルロード内のもんぜんやを紹介された。昼時間を過ぎていたこともあり先客は観光客が生ビールを飲んでいた。

しそと十割の二色もりと蕎麦どうふを注文、昨日の後だけに蕎麦を食べた満足感を味わった。訪問先の約束時間に少し間があいたことから、途中の「大正ロマン」と銘打った商店街に立ち寄った。たまたまその中のお茶屋さんの女将さんと挨拶を交わしたことから、そこのグリーンソフト(抹茶のアイス)いただきながら、町作りの苦労話を聞かせていただいた。

地域の活性化は主体の住民と行政の掛け算だろう。種々の問題点が散見されるものの彦根の「実行力」には見習うべき点は多くあると思うのだが、宇都宮、和歌山の人たちの意見を聞きたいものだと思ったりした。
以前彦根に仕事で行ったとき、おふくろに話したら、死んだおやじが彦根の和菓子「埋れ木」が好きだったと聞かされ、今度何かの機会に彦根に寄ったら買ってくるようにと頼まれていたことを思い出した。その「いと重」は訪問先のすぐ裏手の路地にその歴史そのままにあった。彦根はいい町だなーと思った。



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