とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

菩提樹田んぼの農作業

2006年10月15日 | Weblog
天気もまずまず。先週稲を干したやぐらをたたみ、最初に刈り取ったトトロ米(コシヒカリ)を籾摺り、先週刈り取りしたもち米の脱穀をした。

昭和の時代の脱穀機。戦後の日本の高度成長にテイクオフした1960年代のものと思われる。今度詳しく製造年月日を確認してみたい。



新潟県高田市 大島農機株式会社のプレートがついている。
いたってシンプルな構造、回転ドラムについた爪で稲穂をむしり風で藁くずと籾とを分離するもの。人の手で毟り取った動作を道具から機械へ置き換えた過程が良く解る。



先週脱穀したトトロ米を籾摺りした。埼玉県羽生市 金子農機株式会社製 「一心号籾摺り機」の名版が着いている。これは正にアナログの世界、歯車の微妙な調整で籾殻が詰まらないようにしお米だけを下に落とす仕組みになっている。

それこそ償却を終えた博物館的機械を手入れを繰り返し動態保存している。

どちらも日本の農機製造会社の名門だが何か日本の製造業の原点を見る思いがする。とにかく実際に作業をしてくれている。機械らしい機械だ。










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