29日 愛猫さくらの通院する病院での年内最後の診察を受けた。血液検査の結果が、尿路結石による腎不全に伴った炎症は白血球、血小板等の数値は正常に戻り、腎機能障害を引き起こした、クレアチニン、尿素窒素が最高値6.6mg/dl,127mg/dlだったののが。3.6mg/dl,41.0mg/dlへと低下し、正常値の範囲はこえているものの、生命の危機からは脱したと言われ、正直ほっとした。何よりも1日3回の点滴から2回に回数が減り、もう少し数値が下がれば1回になると言われ、点滴の度に嫌がるさくらを夫婦で押さえつけ、針を刺す回数が少なくなるのはうれしかった。
家に戻ると、気のせいかさくらの動きも早くなり、動作に力が出てきて、体重測定のためにはかりに乗せるだけでも時間がかかる状態に元気が戻ってきた。
30日、とりあえず我が家の大晦日、正月の定番である、年越しの「鴨せいろ」と正月の「鴨雑煮」を私が作るための材料仕入れと、日本橋神茂の蒲鉾と伊達巻を買いに池袋に出た。31日のデパ地下のレジの混雑を避けるために1日早くしたが大正解だった。ついでにビッグカメラで、さくらの思わぬ事態で、消えてしまった、Nikonのミラーレスのカタログをもらいついでと、カメラの売り場での反響を聴きに寄った。売り場のベテラン店員さんによれば、「鳥撮りカメラ」としてはZ7よりもZ6を進めるとのことで、Z6+Nikon500mmF5.6にすれば、今までにない、「鳥撮りカメラ」の世界が生まれると、私の感じていたことと同様の話をされた。しかしまだ、雑誌、Net上では、Z6+500F5.6の組み合わせでの鳥の写真が出ていないのは、まだ市場に出回っていないのか?とにかくこの日は眺めて帰った。
31日。あさ9時のさくらの1回目の点滴を準備していると、カミサンのおふくろさんが入所している、老人ホームから電話が鳴った。いやな予感がした。電話を受け取ったカミサンから、ホームまで車を出してとの声が、10分少々でホームに到着。ホームの人からは今朝体調に異変が出たため提携先病院医に連絡し、救急車での搬送依頼したとのことで、私たちの到着後、すぐに救急車も到着し、とりあえずカミサンだけが同乗し、提携先病院へ向かった。
我がオフクロの時も、老人ホームに入所してから、何度も、入退院を繰り返したが、老人ホームを選ぶときは、本人の希望も大事だが、看護の責任者の意見を優先すべではと我がオフクロの経験からカミサンにアドバイスをした。私の時は、我が家と、我がオフクロの入所した老人ホームは実家に近いところだった。したがって通院していた病院も実家近くだった。そのため深夜の緊急時には所沢から大宮までタクシーで乗り付け、また通院もその都度所沢から出向いて立ち会った。この看護に行くだけでも、気が重い中で時間距離の長さは負担が大きい。カミサンも、私のアドバイスに従って入所している老人ホームが我が家から比較的近いことから、頻繁にホームに出向くし、今回も電話があってから、救急車よりも先に到着できた。幸い病院での年越しにはなるが大事には至らず、とりあえずは一安心できた。
そのあと私は、カミサンが頼んだ正月のおせち料理を所沢西武に受け取りに行った。大晦日の道路混雑を予想して、電車で行った。これは大失敗だった。てっきりおせち料理の三段セットだけと思っていたのだが、カミサンが自分好みの柿の葉寿司セットまで注文しこの箱ががさ張り重かった。これをもって狭山丘陵を上るのはきついと思い、帰りは小手指駅からバスで帰ることにしたら、バス便が正月ダイヤで1時間い2本の運行に代わり、小手指駅で30分のバス待ちを余儀なくされた。
駅前の本屋で時間つぶしをするには手ぶらで出るのは申し訳なく思い、久しぶりに文芸春秋1月号を買って本屋を出た。
夜は我が自慢の鴨せいろを食べたが、信州安曇野の産地にひかれ購入した、そば粉100%の生蕎麦だがゆで方のせいか、ボロボロに切れてゆであがり、正直蕎麦の旨さは感じられず失敗だった。蕎麦自体のせいなのか、ゆで方のせいか、こんなまずく出来上がった蕎麦は初めてだ。私のせいだとしても二度とこの蕎麦屋は使わないと決めた。これならばスーパーの幌加内のそば粉50%使用の乾麺を使うべきだったと悔やんだ。しかし東武デパートの地下で仕入れた岩手産鴨肉は程よい油のノリと肉の程よい和らかい噛み応えが旨かった。明日は鴨雑煮で食べることにした。
今年も病院通いと鳥撮り通いで過ごした1年だったが、年末に我が大学時代のクラスメートであり、癌友としてがんとの闘いの戦友でもあった友人との悲しい別れがあった。・・・・・
平成最後の年末を、とりあえず越せることに感謝し、1月11日から、また癌との闘いが始まるが、古希越えゆえに世間には不義理を通し、going my way で1年、1年を悔いなく生きていきたいと・・・・・・・
誤字・脱字・意味不明な文書、気ままに書いた雑文を、お読みいただき、ありがとうございました。向上心のかけらも失いながらも、人様よりも、かわいく、野鳥を取りたい気持ちで来年も、また狭山丘陵で鳥さんたちを追いかけてゆくつもりでおります。
またこのブログで、一人でも多くの人に、狭山丘陵のすばらしさとトトロの森のすばらしさを知っていただき、足を運んでいただければ幸いです。
狭山丘陵でお会いできることを楽しみにしております。来年もよろしくお願いします。
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