今日は久しぶりに我がダーチャを見回りに13831歩を歩く

　ダーチャはロシア文学に出てくるのは貴族の荘園の意味だが私は単なる、農奴としての見回り人。だが、田んぼの会の菩提樹田んぼの所在と、狭山丘陵の我が家から徒歩圏にある、絶好のバードワッチング場所ゆえに、自称「ダーチャ」と呼んでいる徒歩で回れるバードワッチングコースだ。

　ここのところ、バードワッチングに出られなかったが、久しぶりに時間ができ、久しぶりに出かけた。ただ家を出たのが遅く、鳥さんの写真は期待しなかった。緑道では、エナガの群れに出会い、ジョウビタキがすぐそばにいたがどれもモロ逆光と木陰に隠れ暗かった。山口中学校の裏山で、散歩の人が「ルリビタキがいますよ」と教えていただき、やっと10日ぶりに、鳥さんの写真をＧｅｔ。どうも幼鳥のようだ。

　昨年11月に所沢市みどり自然課のかたとの会議の時に伺った周辺緑地整備事業が完了した様で、堀口天満宮周辺の林に日差しが差し込み、森が明るくなった。また久しぶりに、私の鳥撮り先生にお会いできた。しかし、トトロの森には、今日の目的から長居はできず先を急いだ。すると堀口天満宮の前で家族ずれが、どこに行こうか、案内場を眺めていた。聴けば子供が「トトロ」にあいたがっているとのこと。「Ｎｅｔでトトロの木」を見たとのこと。堤防下の民家のお庭で、庭木を上手にトトロに刈り込んだお宅だと場所を教え、先を急いだ。柳瀬川源流口に出るとカワラヒワの群れがいたがひとの往来が多くＧｅｔできなかった。堤防を登ったところで先ほどの親子ずれに出会って、「トトロに逢ったよ」とお礼を言われた。狭山湖は、波が立つほどの風が冷たく、沖合にカンムリカイツブリがいるだけで、平成元年にこの地に越してきて、冬鳥シーズンに、マガモが1羽もいない光景が続くシーズンはなかったのではと思う、異常時なのだが、原因はわからない。野生動物ましてや、空飛ぶ鳥ゆえに、狭山湖に「エサ」がないことなのだろう。なぜ「えさ」がないかが疑問なのだが？

　狭山湖を後にして久しぶりにこれまた「人」のいない狭山不動尊を下った。今日は暇にあかせて、建造物一つ一つの説明書きを読みながら下った。まさにＮｅｔで見つけた以下のとおり。

「狭山不動尊」と「山口観音」はB級スポット!?各地から文化財や仏像が大集合！

 http://trip-s.world/wonder-area_saitama

　韓国での「日本のお寺から盗んだ仏像」に元の？所有者に返還義務はないとの判決がでたが、その韓国のお寺の信者は、その仏像を崇め奉ることができるのだろうか？それと同じ疑問を「狭山山不動寺」に感じた。元の建造物の所有者の宗派が相違するのを戦後のどさくさに紛れて金で買いたたきそれらを寄せ集め「天台宗」のお寺に仕上げたのは、なんのご利益があるのだろうか。合併した企業にご利益があるのだろうか？最も明治維新で廃仏棄釈を叫び、お寺を燃やした、薩長の政府も極端だったが、「いわしの頭も信心から」と言うことが真理なのだろう。といらぬことを考えながら、菩提樹池に向かった。

　入口でジョウビタキの♀の出迎えを受けた。そこに薄氷の張った池にダイサギ？が舞い降りた。食事に来たのだ。秒１０枚の高速シャッターを試した。

帰りにスーパー関口に寄った。あなご天丼　￥３００、鶏の唐揚げ8個￥２４０円。どちらも私の好物だが、鳥唐は半分以上息子に取られたそして息子は言った。「旨い＆安い」そして私のダーチャ一周は13831歩で終了した。