goo blog サービス終了のお知らせ 

とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

仕事旅 山口ー下関ー福岡ー熊本

2012年05月27日 | 仕事旅&グルメ
23,24,25日の2泊3日の仕事旅だった。仕事旅は、原則1泊2日としていたが、日程的に行事が重なり2泊3日を撮るはめになった。訪問先が増えると、どうしても日程ぐりが厳しくなる。相手の予定もあることで、日程を組むのが厳しく、今回は昼飯時間の削減と夕食どころの選択の余地がなくなり、ご当地料理を味わえなかった。

 まずは山口は飛行機便の関係から、朝食抜きで家をでて、羽田でサンドイッチを買い飛行機の中での朝食、山口・宇部空港におり、すぐに山口行のリムジンバスに飛び乗った。昼飯は訪問先のビルの食堂。すぐに出来るとのことで日替わり定食=鳥の空揚げ、もやし炒めと値段の割には分量があった。600円では味を論ずるものではなかった。食べ終わると訪問先のアポ時間。
 訪問目的は達成でき、タクシーに飛び乗り、運転手に山口名物を尋ねると、「ご覧のとおりの道路だけです。」との答。そういえば空港から山口までは専用道路でノンストップの道。市内道路に降りても交通量の割にはゆったりした道路。人はいないのに地下横断歩道。交通量が無いのにやたら信号が多く、山口駅までは運悪く信号で待たされ、当初予定の列車に乗り遅れてしまった。
 下関駅に大幅遅れで到着。すぐにコインロッカーを捜すも駅の改装工事で無く、駅すぐの大丸に飛び込み、大丸での購入レシートがあれば無料とのことで預け、タクシーで訪問先に。仕事を終え大丸でがさバラず、軽い物として「ふぐ茶漬け」1000円を買い預けたバッグを引き取り、小倉で特急乗り換えで福岡へ当初予定を遅れてて到着。計画ではホテルに行き、荷物を置いて夕食どころを探してホテル近くの中洲界隈で食事を考えていたが、疲れて、以前利用した駅地下の飲み屋街で済まそうとしたが、駅が全面改装で以前の店が何処に行ったか見当がつかず、取り敢えず「ご当地料理」をと思ったところに、「漁港直送 玄界灘さしみ定食 1380円」が目に止まり即注文。運ばれた料理を見て、我町、神田での800円定食の半分の量しかないさびしい「さしみの盛合わせ」だった。
新ビルとなった博多駅のショバ代の高騰の影響か。取り敢えずは腹ごしらえが済み、地下鉄で「となりえき切符=100円」で予約した祇園駅そばのホテルに直行。夜の博多には出ずに爆睡。

 翌朝、目を覚ますとホテルの裏手は櫛田神社だった。

 


 参詣の出勤途中のビジネスマンもおり、風情の残る街角だった。これまで何度も福岡を訪れたが、この風景は初めての体験だった。中洲のネオンよりも朝の街角が神田生まれの自分には親近感を感じた。

 また朝一番の訪問先は、博多座の上にあった。博多座は銀座の歌舞伎座を先取りしたビルだった。当初予定した訪問先から時間変更の申し出があり、昼飯時間が出来たので、取り敢えずホテルに戻り、預けたバッグを受取、荷物を博多駅のコインロッカーに移し替え、昼飯に博多駅ビルに再挑戦した。どうも以前よく利用した店は無くなったようで、「博多」を看板にする、和食は無く仕方なく、開業記念サービス「博多穴子天丼 1300円を1000円」の看板を見つけ穴子大好き人間の私は注文。しかし出てきた穴子天丼は穴子の天婦羅に辛子明太を塗りつけてあったのだ。こんなのありかと思いつつ空腹には勝てず、食べ終わり店を出るときにもらった名刺を見ると本店は神田秋葉原の新しいビルの中。博多の昼飯も裏切られた思い。以前の旨い博多は何処に行ったのだと思った。
 午後の仕事先は、博多からJRで一駅。しかし地下鉄と違いおとなり切符はなく160円。あいにく手持ちの小銭は無く、スイカが使えるかを尋ねるとOK。まさに「SUGOCA]だった。早めに着いたが、県庁の最寄り駅にもかかわらず、スタバーはおろかマックもなく
ネットをする場所もない。探し求めると公園にたどり着きそこは県庁そのもので昼時間のため県庁職員とおぼしき人達が多数男女ともランニングしていた。吉塚で仕事を終え、またひと駅先の箱崎に次の仕事先県立図書館へ行った。
 福岡市立図書館を知るものには初めての県立図書館に唖然としたのだ。行政的にも市立よりは県立が上だと思っていたのだが、最近は補助金行政のなせる技か、県立よりも市立が上の図書館が増えている気がする。
 仕事を終え次の訪問先天神に向かうため地下敵箱崎宮前駅に向った。
 地下鉄駅前からは人気のない広い真直ぐな道路があった。箱崎宮の参道だった。



 華やかさはないものの、威厳のある魅力的な建造物があった。九州の歴史を象徴するような魅力を感じた。ここは少し歴史を紐解いて再度時間をかけて訪れたいと思った。

 天神で仕事を終え、博多から初めての各駅の「ツバメ」に乗った。しかしなぜわざわざこんなところに駅を作ったのだと思うような駅に止まるたびに、駅を作った行政の目的は何だたのだと聴いてみたい怒りに近い感情がこみ上げた。
 熊本駅から市電にのり翌日のスケジュールのため交通センター近くにホテルをとったが、夕食はその地下街の「中華店」で済ます事になった。酢豚定食680円。わが鉄則は知らない町で疲れた時の食事は中華だ。火を通すため食中毒のリスクが少なく、味はお酢を利かすとどうにでもなることから食べられないほどの不味さは回避できるからだ。
 したがって最悪の次善選択は中華なのだ。今回の熊本の夕食は正にそれだった。

 翌日熊本は雨だった。市電の乗り継ぎを使い予定時刻に空港に着いたが、夕食時間はなく予定通りの便に乗り込み雲海の中を飛び、使用機材変更で大型の機材になったことから乗り降りがスムーズで定刻に羽田に着いた。
 すぐにリムジンにのりこれまた待たずに定刻に所沢に着いた。空腹で帰宅したがカミサンの一声で疲れがドット出た。
 「夕食は、熊本料理で楽しんできたのでしょ」


 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。