とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

菩提樹たんぼの蛍観察会

2010年07月11日 | Weblog
先週、田んぼの会の蛍観察会だっがおふくろの病院付き添いで疲れ参加できず、出張後だったが今回は「山口の自然に親しむ会」主催の観察会に参加。この会はもともと我が団地の開発の反対運動から所沢市山口地区の自然景観を守る運動から始まったそうなのだが、そんなこととは知らずに引越してすぐに入会した。入会したことを、この団地の開発を企画し、土地の購入から住宅建設まで面倒を見てくれた、大学時代の友人に話すと「なんでお前が」と言われたが、あれからもう20年が経過し、この会と田んぼの会の方々のおかげで、毎年蛍が飛び交う姿が見られる。
今年は、初夏の訪れに久しぶりに「カッコウ」の声を聞き、蛍の明かりが我が家の「夏」がきた証となり、我が団地周辺の変容はすすんだが自然環境はなんとかいじされている。今回も親しむ会の会長のEさんが話されたように、我が家から歩いて蛍の明かりが見られることが自身の生きている証でもある。
この菩提樹たんぼの蛍は「源氏」ほたるのような明るさはないが、狭山丘陵の固有種で何もたさず、何も間引かずに自然のままに存在していることが貴重なのだ。
今回も前日の大雨に流され、下流の民家近くの川筋でも光っていた。この先我命尽きるまで蛍の明かりを見ていきたいと思う。


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