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とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

ブライアン・フリーマントルのネームドロッパー

2008年08月19日 | Weblog
チャーリー・マフィンの諜報員物で楽しませてくれたフリーマントルが70歳を超えてネット詐欺師を主人公に作品を出した。
国際問題から個人情報漏洩問題への転換も驚きだ。しかも全編の半分がアメリカのローカル法の姦通罪の法律論争で読ませてしまう、ストリーテーラーの腕の凄さに脱帽。
ただネット詐欺師の前提となる成りすまし詐欺の大儲けの過程がやや雑なのは残念。
それにしても、日本で陪審員制度が始まるが、この小説でも陪審員制度を槍玉に上げ風刺しているが、大丈夫なのだろうか。 


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