とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

老々介護の疲れた備忘録 No2

2012年11月24日 | Weblog
 2012/11/23
 朝から小雨。電話がかかってきた。地元の洋品屋さんからだ。「なかよし」。下山口駅前の我が家の引越し前からすでに営業していたお店だ。地元の小中学校の洋品を扱いまさに地元密着のお店だ。カミサンがオフクロの入院用のパジャマを注文していたのだ。
 入院先の病院は、パジャマのレンタルは無く、洗濯設備もない。そのため衣類は個人管理だ。毎日の病院通いは遠いため難しい。在庫を多めにするためファッション性のある高価なものより実用的なむしろ汚れがひどい場合には廃棄できる安価なものをと思っていたが、デパート、スーパーはファッション性重視のものが多く、病院にはむかないのとサイズに大きいのがないのだ。
 何か地元のお店で実用的な洋品が得られ、ついでに店内を見渡すと、介護、老齢化社会に適した靴から下着、杖などが種類も多く、子供が小学生の時に利用していたお店が、変身しているのに驚いた。
 環境に対応できるかどうかが正に種の保存の原点であれば、周辺の大型店に対応している「なかよし」の経営努力は、我が家の周辺のお店がほとんどが姿を消してしまったことを思えば、この店の主の経営努力は素晴らしいと思う。
 そのためカミサンはダメ元で地元の「なかよし」に注文したが、その入荷の連絡が来たのだ。
 そんなわけでその日は下山口駅まで我が家から下山して洋品店で注文品を受取、病院に向った。
 その際、我が家を出ようとしたら、家の前に犬の糞が置き去りにされていた。 ココ数ヶ月で3度めだ。それにしても我が家の駐車場の車の前にこれみよがしに置き去りにされたのは、何か悪意を感じて嫌な気分になった。飼い主のマナー以前の悪意を感じられ、陰湿さを感じている。

 どうも振り返ると、盆暮れの休み、連休はココ何年間、介護の明け暮れに終わっている。
 病院に着くと、肝性脳症の症状は和らぎ意識が戻ったオフクロは、あれこれ注文が出てきたが、食事制限で水しか与えられない状況に不満を示したがどうしょうもない。程なくして叔母が見舞いにきてくれた。
 連休のためか病院に訪れる見舞い客は少ない気がした。


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