とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

ワグナーのハイライト盤の楽しみ

2008年02月21日 | LPレコード

以前、2005年プロムスの実況でドミンゴのジークムント、ターフェルのヴォータンという魅力的な配役のワルキューレをパッパーノの指揮でコベントガーデンのオケによる演奏会形式の全曲をNHKでのBS放送で見た。もちろん録画しDVDに保存した。
先入観なしですばらしい演奏だと思った。
その演奏に惹かれ、ドミンゴのワグナーを聞きたくてトリスタとイゾルデ、ニーベルングの抜粋集の2枚組みのCDを買った。競演のイゾルデのデボラ・ボイトもすばらしい。全曲聴くにはしんどいワグナーもアリアだけでは物足りない。そんなときには良いCDでお勧めだ。


そもそもワグナーが好きになったのは、高校生の時に手にした、ニルソンのブルンヒルデ、ホッターのヴォータンのワルキューレが最初だ。全曲を買うにはお小遣いはあまりにも少なかった。このLPは今もってワグナーを知った原点だ。その後も全曲を聴くには年末のバイロイトの実況放送を聞くしかなかった。
そんな中で、今はLPを手放してしまったが、上記の外にヴァルナイとヴィントガッセンのトリスタンとイゾルデを聴いていた。CDの時代になってフレグスタート、ニルソン、と言った歴史的歌手としてヴァルナイも買い直した。何れもがイゾルデ、ブルンヒルデ歌いとして時代を築いただけに今聞いてもすばらしいと思う。

手持ちのリストでアニ・エバンスの歌うブルンヒルデを聴いた。1994年のプロムスの実況盤だが尾高の指揮も見事で迫力も充分だ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿