2日目 朝5時起きして、大津海岸へ行く。「ジュエリー・アイス」が見られるということだが、私はその存在は知らなかった。ここ数年で人気の観光スポットとなったようだ。Googlmapにも大津海岸はジュエリーアイスとの表示が出るのを私は知らなかった。
北海道の朝5時、しかもジュエリーアイスが見られるのは風が強く波が大きければ大きいほど良いのが条件=凍てつく寒い明け方が見どころという。私は前と後ろにホカロンを張り付け万全の態勢で臨んだ。十勝川の結氷が海に流され、波に押し返され海岸に打ち上げられた際に様々な形に砕けたクリスタルの光沢になると言うことだが、写真に撮ったものは、打ち上げられた流氷にぬるま湯をかけ表面の砂を洗い流したものだ。地元にこれと言った観光資源がなければ知恵を出せば資源が出てくる見本かもしれない。それにしても寒かったが、「熱燗」は売れるかも?。
一端ホテルに戻り朝食を取り、帯広発9時27分の特急スーパーおおぞらに乗車、釧路着10時59分すぐに乗り換え私にとっては鳥撮り以外では一番の楽しみにしていたSLの乗車だ。
車窓からの眺めは釧路湿原の野生動物の出会いが見られたが(エゾジカ、キタキツネ)写真には撮れなかった。発車したSLの客車内は暖房の石炭ストーブ上でスルメイカを焼いてワンカップでご機嫌のおじさんがいた。
中国人の団体さんが1車両貸し切りで乗車していた。中国の方がまだSLは現役で活躍していると思ったのだが、SLファンは世界規模なのだろう。釧路ー標茶間のトンネルのない路線だけに快適なSL旅情を楽しんだ。終点標茶で下車し待機していたバスに乗り網走に向かった。
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