2月15日 カミサンが良く利用しているババツリ(ばあさんが良く利用するクラブツーリズムの企画)の三泊4日の、冬の北海道のオオワシ、オジロワシ、丹頂鶴、白鳥狙いの鳥撮り旅行に応募し出かけた。
7:08のバスで小手指に、荷物も多いことから始発狙いで7:34発の横浜中華街行に乗り8:41着、渋谷で山手線に乗り換えた。池袋での乗り換えの手間は省けたが渋谷での地下鉄から山手線の乗り換えは難儀で今後はこの選択はなしだと悟った。ただし土曜日とあって通常のラッシュ時間とは様変わりに品川までの車内は空いていた。品川から京急で羽田空港へ、こちらは土曜日ゆえに混雑していたが、集合時間1時間前の9:36分に到着。集合リミットまで1時間、朝食を取ろうとうろついたが10時開店がメインで朝食を取っれる店はか限られた。朝昼兼用と割り切近くにあった「長崎ちゃんぽん」の店で会腹ごしらえ。10時15分に旅行会社の手続きを済ませ、搭乗口でカメラリック以外を手荷物に預け、ゲートに入ると、「靴を脱いでください」との指示。くるぶし以上が隠れる靴は検査対象とのことで登山靴が検査対象となった。またカメラリックに入れた魔法瓶の中身も検査された。一瞬だが家から入れてきたコーヒーの香りが漂った。
定刻11時35分に日航575便は離陸した。初めて乗る路線ゆえに窓際席が欲しかったが、団体旅行ゆえに通路側。途中我が青春のモニュメント。日高幌尻岳の山頂?(だと思う)がシャッターを切れた。
十勝幌尻岳 日高幌尻岳
雪の少ない十勝地方だが、気温は低く北海道を肌で感じた。最初の宿は50年振りに訪れた十勝川温泉(今回の宿泊は十勝幕別温泉)だった。当時は大学3年の夏休みに、旧国鉄の北海道周遊券を利用しての最初の北海道一人旅だった。アポイ山、襟裳岬を回り広尾線に乗り帯広に出ての宿だった。モール温泉の宿として世界的に珍しい温泉といわれ訪れたのだが、あまり良い匂いではない温泉で正直良い印象はなかった。今回は温泉の匂いはないものの、日帰りというか地元の銭湯と共用の「お風呂屋さん」で客室も畳敷きで今時珍しいせんべい布団の寝具が寂しく感じられた。ただ窓からは日高山脈が一望でき我が青春のハイライトともいえる日高幌尻岳山頂に立った時の思い出がよみがえり、足手まといの私を誘ってくれた当時の札幌の山仲間の顔、サポートして私を救ってくれた営林署の方々との思い出がよみがえった。
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