とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

音楽千夜一夜 ピエール・ブーレーズのニーベルングの指輪

2017年03月05日 | 音楽千夜一夜
  1976年にブーレーズとシェローのコンビによるリングが終了したときは、このプロダクションにたいしての賛否が分かれ観客、マスコミが大騒ぎになり「事件」となったそうだ。当時私は、NHK-FNの放送をきいたのだが、「絵のないオペラ」を聴いたので、なんで大騒ぎになったのかわからなかった。音楽は、カールベームの贅肉を落とした引き締まった演奏をさらに絞った凝縮された響きに驚いた印象が残っていた。 . . . 本文を読む