今度は、敷地内の井戸42本から、染された地下水をくみ上げ、放射性物質の大半を除去したうえで海に放出する計画です。
凍土壁を作っても・・・元栓に氷やドライアイス入れて凍らず・・・。どうなったかと思っていたら、再度「井戸」です。予定では、建屋に流れ込む1日300~400トンの地下水が、約200トン減ると見込んでいる。
何とか上手く行って欲しいものですが、『計42本でくみ上げ、港湾内に放出する』計画だとか・・・。しかし、気になるのはどの程度の放射能が、除去されたかだ!中でも、「『トリチュウム』はタンクで薄めてしまえば基準以下なので問題ない」らしい・・・が。
※水に混在したトリチウム水(HTO)を、水から分離して回収することは現在のところ非常に困難である。確かにトリチウムは最も毒性の少ない放射性核種の1つと考えられが、トリチウムを大量に取扱う製造の技術者が、部被曝による致死例が2例報告されている。・・・ウイキペディアより
ここまで来たら、井戸でも頑張って欲しいと思うのだが・・・。海への風評???よって、地元漁協は納得するのか???
建屋周囲の地下水、海に放出を検討~東電:日本テレビ系(NNN) 8月7日(木)12時22分配信より
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20140807-00000031-nnn-soci
「タンクで基準以下に薄めてしまえばOK」では、六ヶ所村の再処理工場と同じだ。沖合までパイプをしいて、直接海に流して薄めるのと、なんら変わらない。アルプスも要らない???
結局、放射能廃棄物の処理が無い(出来ない)、空論科学(理論が通っていない)の世界だ。これじゃ、何やっても後手後手・・・。このツケは、誰に!
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