朝刊の一面に、「大飯原発再稼働差し止め」の記事が出ました。
続いて3ページの総合面では、裁判所の判断を批判しています。
これって「FUKUSIMAの事故の科学的議論をして、安全が確認された?ことをないがしろにしている」と掲載していました・・・。本当は、未だ解決していないし、ましてや安全宣言(実際に帰宅できない汚染地域があるのに!)はあり得ない。それぞれの言い分・・・。
民意を裁判に委ねるのが、法治国家。でもその裁判所の判断を批判しちゃうんだから、マスコミは酷いです。今回の原告は、半径250Km圏の人々です。実は、事故直後の破局的な「最悪のシナリオ」が有りました。でも、記事には「実際には、4号機プールは最悪の事態は回避された」と、掲載しています。これだって偶然だし、現在でも地震の度に怖れているのが現状でしょう。メルトダウンは最悪でしょう?
北海道の御用学者曰く「・・・裁判官は原発のシステムを理解していない」と、司法を一蹴だよ。このお方、プルトニウムの人体に対する影響について、何と!「プルトニウムを飲み込んだ場合の致死量は32g」と主張しているんだよ!じゃー飲んでみて???
最後に、とどめの国策現状・・・。
規制委員も裁判所も在ったもんじゃない!法治国家の日本での年間被ばく量の「1mmシーベルト」以下がないがしろにされている今、法のあり方を歪曲に報道しているのは、真実から目を逸らせているとしか思えない。
最後に、樋口英明裁判長の「大飯原発運転差止請求事件判決要旨全文」内容です。NPJ訟廷日誌より
http://www.news-pj.net/diary/1001
因みに全国の原発裁判 約30件の判断が注目しています。