ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

駅舎・鉄路・機関車の思い出

2015-10-23 13:50:19 | Weblog






賑わった駅も交通事情の変遷ですっかり寂れてしまった。
昔は通勤客や学生で溢れていた。
夏は近くの海水浴場へ行く家族連れが列をなしていた。
今は学生の自転車が駅舎の前に駐輪しているばかりだ。
高校時代は蒸気機関車がシュシュシュシュと蒸気をはいて勢いよく走っていた。
列車のそばを通ると力強い大きな車輪に圧倒された。
中学時代には駅に止まっている機関車に乗せてもらって汽笛を鳴らした思いでもある。
小学生の頃にはレールに耳をつけて伝わって来る列車の近づく振動音を頬を黒くしながら聞いた思いでもある。
硬貨をレールに置いてペッチャンコにした記憶もある。
列車の進行を気にしながら小さな川の鉄橋を渡ったこともあった。
今そのようなことをすれば大問題になってしまうことだろう。
65年以上も昔は親も世間の人も子供の遊びなど誰も気に留めていなかった。