ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

童門冬二の50才からの勉強法を読む

2014-09-05 21:45:00 | Weblog


70才を過ぎて50才からの勉強法でもないのだが
図書館の展示台に陳列されていて、どうぞ読んで、と
声を掛けられたような気がしたので借り出した。
作者の童門冬二さんの名前は聞いたことはあったけれど
関心がなかったものだから一度も作品を読んだことはなかった。
50過ぎまで都庁の職員をしていて退職後56才でベストセラー
の”小説上杉鷹山”を上梓した、凄い作家だったと初めて知った。
内容は70年を過ごしてきたものからすれば、
取り立てて学ぶべきものはあまりなかったけれど
老いては「孤独を覚悟せよ」
という言葉は自分も常々思っていることなので本当に共感した。

何よりも驚かされたのはこの本が録音された言葉を元に作られていることだ。
とても私などには考えられない。
書いたものを読み返し読み返しして本は書かれるものと思っていた。
特異な作家だ。