ゆうき凛々

飼い猫・田舎暮らし・作った物・趣味のこと
などなど。
まとまり無く、好き勝手なことを呟いていきます。

数学

2010年11月16日 |  日記

ちょっと前に、理系とか数学ってことを話題にしたので、その続きで……


小学校高学年の頃から、算数が好きだった。
反して、国語は大っ嫌い!(社会も英語もね)

中学、高校と図書委員&委員長を務め、図書館の本を読み漁り、大人になっても読書三昧、自分で小説もどきまで書くということになるとは、思いもしませんでしたね(笑)

 
なぜ算数は好きで、国語は嫌いだったか。

まず、白黒ハッキリしないものはイヤだったの。
算数は、答えがきっちり出るでしょう?(「割り切れません」とか「∞(無限大)」なんて答えが出てきた時は、裏切られたと泣きましたけどね(T_T))
テストで答えを書いた後、もう一度確認したり、検算したりして「絶対コレ!間違いない!」と自信を持って提出できるのがよかった。
(自信がある分、テスト時間内の余った時間には、裏に絵を描いて遊べたしねー)

反して、国語のテストの答えって、答えを書いても絶対間違いない!と確信が持てないのがイヤでしたね。
国語については、これはこれで長くなるので、また別の日に詳しく……(^^;


何より数学の楽しさは…
パズルを解くような、爽快感♪
というか、殆どパズルのつもりでやってましたね、算数&数学は。

小学校中学年の頃だったと思うんだけど、家にあった(多分兄貴達のもの)「頭の体操」(多湖輝先生の)という本を読んだの。
この本でパズルっておもしろい!!って思ったんだよね。
子供向けの“なぞなぞ”っぽい問題もあれば、理詰めで考える必要のある問題(論理パズル)もあり、図形の問題もあり、スライドパズルのようなものもあり…。
答えを出すために、長い時間一生懸命計算してたら、実はその問題はちょっと視点を変えると即答出来る問題だった、なんてことも多数。

ひとつの問題の答えを出すためには、決まり切った公式に数字をあてはめるだけじゃダメで、やり方を変え、視点を変えて、柔軟に考えなきゃいけないってことを、この本で学んだ気がします。

だから、特に図形の問題が好きなんだろうけどねー(^^;

 

ってことで、ひとつ問題。

結構有名な問題なので、知ってる人は知ってるだろうけど。

直径10㎝の円の中に描かれた長方形ABCDがあります。
長方形ABCDのうち、点Aは円周上にあり、点Dは円の中心点です。

この長方形ABCDの対角線BCの長さを求めよ。

答えは一番下に(^^)



普通に計算式が必要な問題でも、クラスメートが10行の式を書くのならば、自分は視点をちょっと変えて、6行で済ませてやる!!と燃えたりしてました(笑)

高校受験の頃も、受験勉強のフリしてひたすら数学の問題を解いてました。
特に私学向けのちょっと捻った問題が楽しくてねー。数学の問題集ばかりが真っ黒になっていくという……(笑) 
受験対策としては、すでにある程度以上の点数がとれている数学はほっといて、上げ幅のある英語とかをしっかりやりなさいと、担任に言われてたんだけどねー。
一応問題集をやってれば、お勉強してるように見えるから、親も文句言わないし。
と、やれと言われている英語はやらずに、楽しく数学の問題ばかりをやってました。

ある日、どうしても答えに納得できない捻った問題があったんで、その解説をしてほしくて数学の担当の先生に質問に行ったんだけど…
「それは私学で、たまーーーにしか出ないような問題だから、やらなくてよろしい!」と言われ、質問には答えて貰えず……

怒りましたよ、私。直接先生には言えなかったけど。

「勉強って、受験の為だけにやるもんじゃないでしょっ!」って。

正論は正論なんだけど……
あとから考えると、すごく理不尽だよね。
自分では全然勉強と思ってやってなかった、むしろ遊び感覚でやってた問題だったんだもん(^^;

 

とかなんとか書いて来たけども……
成績が良かったのは中学まで。
高校では殆ど勉強しなかったんでボロボロでした(笑) 
(卒業出来さえすればいいと思っていたので、やる気が大幅ダウンしてたんだよー)
あ!でも、クラスメートの半数以上が0点だった物理のテストは45点とってたぜ!
(あまりの点数に、テストのやり直しになったんだけどね)


テストから解放され、社会人になってからも、パズル熱だけは冷めなくて。
でも当時はパズル雑誌っていうとクロスワードか間違い探し程度しかなくて。
ひたすら探しまくって、やっと「パズリ」という数字を使う系のパズル雑誌を見つけてはまったんだけど、この雑誌、「ニコリ」(というパズル雑誌。「ナンクロ」を日本で広めたパズル雑誌の老舗)を真似た雑誌だったらしく…
その後ニコリを見つけ、そちらにはまっていきました。

しかし友人達の誰にすすめても、「せっかく学校の数学から解放されたのに!」「仕事で見る数字だけでたくさん!!」と「もう数字なんか見たくもない!」と拒絶されまくりましたねー。
楽しいのにな~。なんでだろ?(^^;

あらら…。数学の話からいつの間にやらパズルの話になっちゃったね。


しかし今でも多分一番好きなのは、図形問題の角度を求める、とかいうタイプ。
超やりてーーーっ!!

子供達が中学生になるのをわくわくして待っていたのに、ゆとり教育のせいだかなんだか、中学生になってもなかなか私が楽しみにしていた図形の問題が出てこない。
出てきたと思っても、ちっとも複雑じゃなくておもしろくない!!
どこかで問題集でも探すかなぁ……(^^;



※問題の答え

わかる人には秒殺の問題ですよね。
円周率も面倒な計算も必要なし。

対角線BCの長さを求めよと言われてるわけですが。
四角形ABCDは長方形なので、対角線BCと対角線ADは同じ長さ。
なので、この円の半径とイコールなんだな。
直径10センチの円と言われているので、半径っつーことはその半分の5センチ。

対角線BCっつーことは対角線ADと同じ長さだー!と気付きさえすれば超簡単。
ちょっと視点を変えるとわかりやすい、という典型の問題だと思います(^^)