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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

「佐武と市捕物控~冬夏の章」(BS日テレ)2016年12月17日放送

2016-12-18 00:21:05 | テレビ番組
石ノ森章太郎氏の漫画を原作としてドラマ化されたシリーズ第二作

佐武(小池徹平)下っ引き いつかは岡っ引きになることを夢見ている若者 目をかけてくれる佐平次親分の娘のみどりを好いている

按摩の市(遠藤憲一)幼少時に馬に蹴られて目が見えなくなる 目は見えないが強い 腕が立つ 事あれば佐武を助けて一緒に「悪」と戦う

居酒屋「まるや」の女将 お伝(藤田弓子)

佐武の親分の岡っ引き・佐平次(内藤剛志)佐武を自分の息子のように可愛がり期待し鍛えて助言もくれる存在

勝 小吉 (里見浩太朗) 御家人ー後の勝海舟の父親 このドラマでは粋で酸いも甘いも嚙分けた人物として描かれている


佐平治親分の娘みどり(福田麻由子)佐武は大切な存在とは思っているのだがー

丹波屋の番頭・新吉(忍成修吾)丹波屋の酒に毒を入れる

酒問屋・伊勢屋の主人・藤兵衛(芋洗坂係長)「椋鳥」での毒酒事件の黒幕

蘭方医・池田抱庵(原田龍二)天才医師 名医ともてはやされているがー実は・・・・・

松岡清右門(寺田農)


主役の佐武を演じる小池徹平さんの言葉「あっという間の一年と言う気がしています 市役のエンケン(遠藤憲一)さんにお会いして「帰ってきた」という感じがした 
スタッフ達と再会して一気に「佐武と市」モードに入ったと感じました
(今回の作品「椋鳥」については)
初めて台本を読んだ時に切ない感じがしました
報われない感じがあったり救われない感があって 観ている方に伝わるのかなという思いがあるのですけれどー


(みどりについて)
みどりのことを大好きなんだろうって感じがしますね
みどりが一枚うわてーですけれど」


みどり役の福田麻由子さんの言葉
(佐武に対する想いは)
「幼馴染のような 家族のようなーみどりの中で佐武への恋はずっとあってー大切な存在なのかなって思います」


遠藤憲一さんの言葉「原作も勿論 脚本も面白いのですけれど 二作目ができるのは嬉しいです
この鬘が二時間かけての扮装
二作目の撮影はまさか夏場じゃねえなと思っていたら・・・まだ暑い時期の撮影で(京都はことのほか 暑いのだとか)
(暑さが)こわい反面 楽しみと入り交じりながら撮影に入りました

役作りはスレスレの線 思いっきりやれるぎりぎりのー
なるべく愛嬌のあるキャラにしたいのとで作りました
生まれて初めてこんなに(役を)作りました
でも 楽しいです

小学生の時 初めて観た映画が「座頭市」だった
目の見えない役は大変」

(殺陣にも苦労されているそうです)



常連が集まり情報交換の場であり和みの場でもある「まるや」の女将役の藤田弓子さんは とにかく明るさ 観た方が笑顔になれるキャラをこころがけているそうです


佐平治親分役の内藤剛志さん「(佐武のことは)ずばり(自分の)子供だと思っている 自分の息子のように思っている 危険な目にあってほしくない
いっぱしの男になるのも期待しています ドラマについては活劇・チャンバラ 謎解きの楽しさ 情のこまやかさ
チャンバラで憂さをはらして元気に生きようと ドラマを観た人が思ってほしい」


里見浩太朗さん「勝海舟の父で 江戸っ子で気骨者で明るくて 
ドラマの中では 皆さんのご意見番 佐武と市をずっと愛情を持って見ている
佐武は岡っ引きになろうと思っている正義感の強い若者
市は目は見えないけど腕は立つー」


第一話「冬の章 椋鳥」
冬ー群れをなして江戸へ出稼ぎにやってくる田舎者達を 揶揄して江戸の人間は「椋鳥」と呼んだ

かつては椋鳥として江戸に来た佐武はうるさく鳴く椋鳥の群れを見上げる
その胸に過る想い出
歩いていくとみどりに出会う
病気がちの父親の薬をもらいに来たのだ「おとっつあん(佐武が)来ると喜ぶから顔見せに来て
(空を見あげて)うるさいわねえ椋鳥」

「椋鳥」の言葉になんとも言えない表情見せる佐武


市はほおっかむりした浪人に金を出せーと脅されていた
少しもたじろがず市「お前さん辻斬りかい」
逆に浪人を叩きのめすと浪人は 子供が七五三で千歳飴の一つも買ってやる金がほしかったと泣き言を

市「血のついた飴を子供に食わせるつもりかい 」

しかし金をやる市


行き合わせた佐武が市に教える「あれは破落戸浪人で子供なんかいない 甘いなあ市やんは」


そこに上方から富士山を見ながら江戸に運ばれてきたー上方から江戸へ一番乗りの一番船となった丹波屋の宮錦を宣伝する声がする
丹波屋の番頭の新吉や丹波屋の養女お志乃(水沢エレナ)の姿もある
舟に酒を積み込む茂平(今野浩基)もいた
お志乃と茂平は椋鳥 江戸へ出稼ぎに来た人間だった
椋鳥だった佐武は二人に飯を食わせたり世話をしたこともある

茂平は今年も信州から出てきたのだ


だがー丹波屋の富士見酒を飲んだ客が14人も死ぬ
調べると酒樽に毒が入れられていた
茂平も疑われるが佐武が茂平の人物を保証して庇う
だがー茂平が怪しいという噂は町に流れていた


心配する佐武は茂平を家に泊めるが 朝起きると茂平がいない

茂平は店で不審な行動をとるお志乃を見ていた

石段の下で死体となって発見されたお志乃

お志乃の口許を拭いてやった佐武の指に ある匂いが移っていて 市が気付く

酒に入っていたのと同じ毒セリの匂い
ならばお志乃は毒殺されたことになる
一体 誰がー

今年も一番船となった丹波屋を二番船になった伊勢屋の主人は恨んで その商売をつぶしてやろうと画策していた

丹波屋の番頭でありながら 主人の吝嗇ぶりを恨みに思う新吉は お志乃を誑かし酒にちょっとお腹が痛くなる薬を入れるだけと手伝わせていた

丹波屋がお志乃を養女にしたのは息子のおもちゃにお志乃をする為だった
養女とは名ばかりで好きでもない男に体を自由にされてお志乃は優しくしてくれた新吉に心を寄せた

お志乃を利用するだけの新吉は・・・茂平がお志乃に疑いを持っていると知り お志乃に茂平を殺すように言った

だがしくじり石段から落ちたお志乃を介抱するふりをして 新吉はお志乃に毒を飲ませ殺した
そして茂平を殺そうと狙っていた


新吉とお志乃の持つ同じ白檀の匂いのするお守りから 新吉とお志乃のことに気付く市
目の見えない人間は匂いに敏感になるゆえに


伊勢屋の指示で浪人達が佐武と市を襲うも腕不足
先日 いない子供の飴代を市からもらった浪人も佐武に捕えられ白状した


茂平を殺そうとする新吉
新吉は自分がお志乃を殺したと思い込んでいる

茂平はお志乃を好いていた

佐武が茂平を救おうとするも 茂平は自ら新吉の持つ刃物に身をゆだね 佐武に新吉を捕えるように言う


「椋鳥だっていいじゃねえか」
死んだ茂平の横で言う佐武



第二話「夏の章 氷の朔日」
6月1日のことで献上氷が運ばれてくるが 暑い中を運ばれてくる為に せっかく運んできても氷は溶けて水になってしまっていることも 小さくなってしまうこともある

若い献上氷役は如月源乃介

佐武は行方不明となっている薬屋の娘の弥栄を捜していた
今日も薬屋に話を聞きにくると店の前でみどりに出会う
みどりは店から出てきた最近評判の蘭方医をうっとりした目で見るのだった
面白くない佐武

市の顔が見えないから人が斬れるなんて話なども聞く佐武は 何でも治すという噂の医師に市の目を見てもらおうと考える
人なんか斬れなくてもいいじゃないか

医師は手術をすれば市の目は見えるようになると言う
そして手術
手術は成功したのだが

その医師には大きな秘密があった


暫く前に犬が咥えてきた若い女の腕

ばらばら死体

その下手人こそこの医師


彼は顔に大きな痣があり その痣を見てあざ笑う人間が許せず さらっては切り刻んで殺していた

身を寄せている屋敷にある秘密の氷室

そこに死体を隠している

薬屋に出入りするうちそこの娘の弥栄が好きになった医師だが 弥栄は良い返事をしない
ゆえに攫ってきて閉じ込めた

今日こそ弥栄に言うことを聞かせようとする医師

その騒ぐ声が耳に届き 目に包帯をした市が来る
市は弥栄に逃げるように言うが 弥栄は屋敷の人間に見つかってしまう

屋敷の持ち主の松岡は氷室の氷を使って金儲けをしていた

献上氷役の如月源乃介は大金でここの氷を買い出世しようとしている
秘密を知られないように使った人間達を殺して


闘ううちに市の目の包帯が取れてしまう
まだ光を目に当ててはいけなかったのに
市の目に一瞬の光 そうして目から光は遠ざかる

ああーという表情の駆け付けた佐武

まだ動かないようにと言われていた佐武だが市のことが気がかりで屋敷の外に駆け付けていたのだ

如月源乃介は市に斬られ 松岡は悪事が露見して切腹となった

医師の殺人も瓦版となる



事件は終り 佐武と市をみどりが迎えに来る「鰻を食べさせるから呼んでおいでって」
先に来たほうが大きい鰻ー

三人は笑顔で歩いていくー


佐武役の小池徹平さんは役柄が馴染んできました
とても似合っています

一話完結で毎週放送のドラマにしてもいいのではーと思います





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2 コメント

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福田麻由子 (まっき~)
2016-12-18 06:57:23
少し前、スタジオの取材をしていて、すれ違いました。

すんげーよい匂いがして、倒れるかと思ってしまった笑
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有難うございます まっき~様 (夢見)
2016-12-18 10:05:00
さすがは女優さんですね

着実に力をつけておられる女優さんだと思います
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