トライアルそのいちのに

やはり、案ずるよりやってみなはれは正しい。

いえ、思い切ってやってみれば上手く行くものだ、というのではありません。
やってみれば、何がまずいかよく分かる、ということです。
やっちゃえやっちゃえ。

というわけで…。
細帯を低目に締めて出かけて分かったのは、袖付けは長くしなくてもOK。
それよりも、衿幅を広げた方が良さそうです。
広衿なら調節ききますが、バチ衿なら、剣先辺りから心持ち広めにするといいかも…。
次の課題ですね。


さて、facebook で知りまして、行った先はグランフロント大阪のこちら。


土日のグランフロント詣では、田舎者には勇気要ります

明日までゆかたフェア開催されてますが、お目当ては irica さんの帯留めでした。
迷いに迷って、薔薇の花のを選びました。
イチゴと唐辛子と鳥の羽…。
オトナ買いできる人は、リバティも２m…いや、４m買うよねきっと。
…もういいか ^^;。


下敷きかざして自分撮りに限界感じてきたので、帰ってからボディーに。
なんたってお嬢様メリハリボディーだから、着付けぐさぐさですが
帯結びはこんな感じでした。




前面が寂しかったので、これネックレスです。
安全ピンで留めました。





合う三分紐が無かったので、とりあえず…。
深みから薔薇の花が覗いておりまする～。

トライアルそのいち

宇野千代さんの「きもの手帖」で強力プッシュされてた「細帯」というものを
いつか試してみたいと思っていたのでした。





細帯というと、もちろん４寸幅位の、いわゆる半幅帯も入りますが、
この本の中で、「これからの着物」として語られていたのは、
２寸数分～３寸くらいのもの。

先日、リバティ奮発して作ったのは３寸です。
もう少し細くしてみたい気もしましたが、最初なのでまぁこの辺で…。

宇野千代さんは、細帯に合わせて着物の袖付けも８寸にする事を
提唱されていて、確かに着流し風に低めに帯を結んだ女優さんの姿は、
キリっとしていて格好よかったです。

けどなぁ…ワタシにチーターな着こなしができるだろうか…。

というわけで、間をとって(？)７寸。
ちょびっと袖付けだけ修正しました。


どうにかこうにか、こんな感じ。




失敗だったのは、帯芯が柔らかすぎたことですね。
下のラインだけしっかり締めて、上を緩くするのが楽な帯結びですが、
ずるずる全体的に締まってきてしまう。
仕方ないので、ヘルプ動員しました。




さて、ぶっつけでいきなりお出かけだー。
(ニョロニョロは置いて行く)

そんなわけで

細帯完成。




使用に耐えるのか？
リバティ投入損ではないのか？

近日トライアル予定…(多分)。

花を買ひてきて

リバティの生地を躊躇なく2m買える人生って、どんなかな～


と、思う日もあります。

買えない人生はつまり、接ぎ目が多くなるのさ。


あ、親しむ妻もいないのでした。