「公和荳品廠」 Kung Wo Dou Bun Chong
最寄駅は深水埗。2日目の朝食としてリストアップ。
(先生:イメージ) 「護老院」は老人ホームのことです。悲しいですー。
ローカルな雰囲気漂うこのエリアは、庶民の暮らしを支え、生活に密着している感じ。
安くて美味しい庶民派グルメが期待できます。
当店は創業1893年という歴史のあるお豆腐屋さんで、OpenRiceによる開飯熱店大賞2015、
得獎熱店(最優秀 深水埗 開飯熱店)の一軒に輝く店。
招牌菜(看板料理)は豆腐花。連食の多い旅にはうってつけの選択ね。
「公和」とメニューを掲げるお店は通りを挟んで、もう1軒あるようなのだけれど、こっちは別の店?
どっちがイートインできるのかしら。とジロジロきょろきょろな私たち。
左手側の「公和」さんに客席があるのが見えたので、ともかくに突入を試みる。
入口に並ぶのは外賣でも求められる豆乳やら揚げ豆腐などの豆腐シスターズ。
これらの横をすり抜け店内に足を踏み込むと、私たちには幸いなことに先客は2名。
到着した時間が遅く、朝のピークが過ぎているからかしら?
相席は当然と考えていたけれど、壁際のテーブル席を2人で利用することができた。
壁の白タイルに不愛想な床。剥き出しな店内はぶっきらぼうな造りだが、これが味わい深いのである。
簡易な椅子に腰を下ろしたあとは注文を決めるわけだけれど、もちろんメニューなどは出されない。
店内に吊るされ又は貼られた品書きから選ぶのだ。
豆腐花は熱or冷のチョイス可能。私たちは温かい豆腐花を注文。
店のおばちゃんが壺から掬ってサーブしてくれた。
荳花(熱)HK$8
あ、当店で間違いない。ネットで見た器と同じロゴ入りだわ。
純白でふわふわの豆腐花は口当たりも滑らかで、甘すぎず大豆の味がしっかり感じられ
とても優しい。
サーブ時に特に説明はなかったが、オレンジ色のパラパラとした粉が卓上に据えてある。
先客を横目に見ると豆腐花にかけていたので、私たちも使用してみた。
謎の粉は黄糖。こうした食べ方が慣れないせいもありますが、チープな甘さで
おもちゃっぽい味になってきたぞ。私には要らないな。
ほか3種の豆腐料理が1皿に盛られたメニューもあるので、いろいろ食べてみたい方には
この選択もありかも。
さて、食後はそのまま席をたち、お店のおばちゃんに声をかけお支払い。
そういや伝票も出されなかったわ。
店の外に置かれている外賣メニューを見ると、日本語が併記されていたので、
これを確認してから入店するのも良いかもしれませんね。
のちに知ったのですが、道を隔てた隣のお店は当店とは関係ないらしい。
事情を知らない私は、てっきり2号店かと思いましたよ。危ない、危ない。
公和荳品廠 Kung Wo Dou Bun Chong
深水埗北河街118號地下
TEL 852-2386-6871
営業時間 月~日:07:00-21:00