みにの夢色探索

本日も中華日和☆美味しい中国料理が食べたいな♪
たまに書く中華グルメと競馬予想、日常の備忘録。

麻布長江 香福筳 (アザブチョウコウ コウフクエン) 西麻布

2016-01-05 | 中国料理(四川料理)湖南・雲南

麻布長江 香福筳」(アザブチョウコウ コウフクエン) 再訪

当店も私が好きな店のうちの1軒。

某日はぐるなびを見て、贅沢上海蟹コース【スタンダードコース】 @11,000(税込11,880円)を

2名で予約。(期間:平成27年10月15日~平成28年1月中旬頃)。

その際の情報によると、メニュー構成は

季節の前菜盛り合わせ 
酔っ払い上海蟹(1/2杯) 
北海道産帆立貝柱・蓮の実・卵白ふわふわ炒め 
上海蟹の蟹味噌入り肉団子のスープ仕立て
上海蟹の姿蒸し(1杯) 
ほぐしフカヒレと上海蟹の蟹味噌煮込み(お一人様+3,000円(税・サ別)で姿煮に変更可能です)
四川麻婆豆腐と白飯
本日のデザート                 という計8品。

重視したいのは、割増料金による変更。 せっかくなので姿煮でお願いしました。   

 

この日の案内は店内中ほどの4人掛けテーブル席で、着座後、タオル地のおしぼりを

トレー置きでもらう。     

テーブル・セッティングは、箸置き、箸(縦置き)、スプーン、カニフォーク、リング留めナプキン。

卓布は白色と芥子色の布製2枚重ねで、昼とは異なるワンランクアップした

夜のおもてなしの装いである。       

当店、卓上に菜譜の用意はなく、料理は一部を除き各自分での提供で、サーブ時に

口頭説明を受けられるスタイルです。

ドリンクは、乾杯用にグラスでピノ・ノワールの泡を。(カシスで色を付けてくれました♪)
続いて、赤ワインは前回と同様、ベル・カント・メルロー/ブリューレ・ラ・ショームをボトルでお願いした。

季節の前菜盛り合わせ 

運気上昇を願う特注の有田焼の皿でサーブ。

①日野菜かぶとあやめ雪かぶの金華火腿和え・・・2種の瑞々しいかぶを金華火腿の
  旨味と塩気で味わうリッチな前菜。

②鶏せせりのニンニク、酢醤油漬け・・・こりこりくっきりとした食感で、漬け加減も良く
  おつまみ力のある小粋な味わい。

③自家製からすみ、大根添え・・・ソフトなからすみは品良く、後味が綺麗。
  まさに恍惚感に浸れる美味さ。

④烏龍茶スモークのあん肝・・・ねっとりとしたあん肝を烏龍茶スモークで馨しく。

⑤クラゲ、紫菊・・・料理人のセンスでクラゲをお洒落にさっぱりと。

⑥茹で鶏の麻辣ソース・・・四川ではよだれ鶏(口水鶏)と呼ばれる冷菜。当店の定番。
  赤い粉は一味唐辛子なのでお好みで。

マネージャーさんは一つ一つ丁寧にゆっくりと説明してくれる “口福”への案内人。

料理のイメージが高まるし、外食の特別感も得られるのだ。

次の料理に先立ち、フィンガーボウルと殻入れが運ばれてきました。

酔っ払い上海蟹(1/2杯)

聞くとこの蟹は女の子(雌)!正しい!嬉しい! 

(ノブロー) ぶったまげたのは、酔蟹も足を丁寧に処理しとることだで。 

こりゃあ、手がかかってるだ。お蔭で爪を下にして押せばええで、超楽チンだで。

「お酒だけだと芯まで漬からないのと殺菌も含めて1週間は漬けこまないといけませんので

その際、醤油とか浸透性のあるものを入れてまいります」

漬けダレはお店により違いがあり特色も出てくるところ。

当店のタレは甘すぎずその塩梅も丁度良い。

北海道産帆立貝柱・蓮の実・卵白ふわふわ炒め

ホタテはスライスではなく、繊維にそってタテ切り。

口に含んだ時、ぷりぷりとした歯応えを楽しめるから充実感もアップ。

ホコホコ食感の蓮の実のとのコンビ力も秀逸で、卵白はとことんふわふわで軽やか。

口当たりが優しく、気持ちがほっこりできる味わいです。

上海蟹の蟹味噌入り肉団子のスープ仕立て

「お待たせいたしました。中には上海蟹の蟹味噌を閉じ込めてございます。」

(ノブロー) 清燉蟹粉獅子頭!管理人もオラも大好物だで。テンション上がるな!

丁寧に出汁を取り、澄んで旨みのあるスープは味も美しく、

ころんと大きな肉団子も、肉のダイナミックな歯触りを残しつつ程よい溶け感がある。

飲んで良し、食べて良しのたいへん美味しい肉団子スープです。

再びフィンガーボウルと殻入れ、そして針生姜を入れた酸っぱいタレ(酢醤油)がサーブ。

上海蟹の姿蒸し(1杯) 

オス・メス食べ比べで出していただけました。感謝!

しかし、このビジュアル。ちょっとお皿が大きすぎるのかしら。

鑑識に出された後の蟹がアートしているみたい(失礼を申してすみません)。

写真左が男の子(雄)、右が女の子(雌)。蒸蟹も丁寧に足は処理済。

若干蒸しすぎた感もあり、味噌や白子、内子(卵)もピーク時に比べ、心細く感じてしまいました。

シーズンも終盤なのかなあ……。(訪問日12月半ば過ぎ)。

来年はもう少し早くに利用させてもらおうっと。

(ノブロー) 無礼千万とは管理人のことを言うだな 罰当たりだでー。

(レンタロー) なあ、小まめにおしぼりを差し替えてくれるだよ。

滞在中は、入店時、蒸蟹後、デザート前と計3回あっただ。

あとな、サービススタッフさんに大型新人さんが入荷しただ。

マネージャーさんも太鼓判を押すイケメンなんだよ。

フカヒレ姿煮と上海蟹の蟹味噌煮込み

+3,000円で、ほぐしからチェンジ。

気仙沼産のこのフカヒレ、想像していたものより大きくて繊維を噛み切る醍醐味あり。

自家製の発酵白菜を添えてますが、酸味も穏やかで混ぜ合わせると、

蟹味噌ソースともしっくり馴染み協調性のある味わい。

まろやかでコクのあるソースは絶妙なハーモニーでフカヒレと一体感を成し、

単に贅沢な食材を合わせただけではない、しっかりとした味の豊かさを感じます。

四川麻婆豆腐と白飯

(レンタロー) 麻婆豆腐は片手土鍋でのプレゼン。こいは、スタッフさんにより取り分けられるだ。

香菜もセット。白飯が少し遅れ小碗でサーブ。

幸せな麻婆オンザ白飯♡ ひょっとしたら当店で麻婆豆腐を食べるのははじめてかも。

豆腐は滑らかな絹タイプで山椒もビリリと効き、辣油がすっきりとして美味く

品の良い爽快感のある辛さだ。断然、好み。もっと早くに知るべきだったわ。

ココナッツのお餅

手で優しくつまみあげて。淡雪のようなデリケートな口溶けを楽しみましょう。

中国茶

丸みの曲線が美しい蓮の葉と花をイメージしたと思われる茶器を使用。

中国茶にも詳しいマネージャーさんの説明では広東省鳳凰山の蜜蘭香(烏龍茶)と

福建省の鉄観音(烏龍茶)の2種のブレンドだそう。

香ばしくふわっと優しく華やかに香り、含むと口中と鼻に抜け、広がる甘みの余韻がエレガント。

淹れてもらったお茶は配合的に蜜蘭香が勝っているのかしら。

これは好きなお茶リスト入り決定です。

本日のデザート 

洋梨のパフェ。上から順に洋梨の泡、白キクラゲの蜜煮、普洱茶のアイスという3層構造。

梨の甘みと普洱茶の苦みが味のコントラストとして働き、蜜煮の甘さと間にサクサクとした

クッキー食感を挟んだ満足度の高いデザートです。

会計は、テーブルチェックにて。 Hand011人当たり21,000円(千円未満四捨五入)。

コース料理前半にはシェフのご挨拶を受けることができましたが、

退店時には再び、シェフやマネージャーさんの丁寧なお見送りがあり、今宵もまた心に残る

素晴らしい時間を過ごせました。“口福”を求めにまた来たいと思います。

 

麻布長江 香福筳 (アザブチョウコウ コウフクエン)

東京都港区西麻布1-13-14

TEL  03-3796-7835

営業時間/ 火~金 11:30~14:30(L.O) 18:00~22:00(L.O)
                土・祝・日 12:00~14:30(L.O) 18:00~22:00(L.O)

定休日    月曜(祝日の場合翌日休み)

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