中國料理「北京」 芝パークホテル店。再訪。
最近、ふかひれを食べる回数に恵まれた自分は、当店のランチ限定、
砂鍋魚翅飯を思い出してしまった。
あれは健在だろうか? 一度、気になりはじめると、頭から離れずどうにもならない。
HPを確認すると、砂鍋鮑魚飯は芙蓉蟹丼に変わってしまっていたが、提供されていた。
「80c」サイトのサトタカさんにお付き合いいただき、ランチ訪問。
テーブル・セッティングは、箸置き、割り箸(横置き)、ナプキン、レンゲ置き、レンゲ。
テーブルクロスは2枚重ね。卓上には、醤油、酢、からし。
着座後、メニュー、タオル地のおしぼり(トレー置き)、と茶杯で中国茶の提供。以前と変わらず。
スープ付。
具材は、豆腐、エリンギ、溶きたまご。前回と比べると安易な味だ。
砂鍋魚翅飯(ふかひれ姿煮 丼ぶり)@2,800(税金・サービス料込)
プレミア丼ぶりより私がチョイスしたのは、意中の丼ぶり。ふかひれ。
サーブ時に目前で蓋が開けられると、土鍋からは湯気が、もわんっと立ち上り
グツグツプクプク、美味しそうな音をさせている。
薬味は好みで使えるように、刻みネギ、干し貝柱をほぐし揚げたもの、
辛味のある豆鼓入りの辣椒がセットとして卓に置かれた。
(ノブロー) はよう、ごっちゃんになろうで。あっちいブクブクおさまっただ。
玉子炒飯の上には、ふかひれ、トップは根切りした茹でもやし、チンゲン菜の両名が飾る。
注文時、ふかひれは、何グラムのものになるかを尋ねると、フロアスタッフさん(中国人)が
厨房まで聞きに行ってくれた。回答は40グラムとのこと。
このところ、ふかひれをいただく機会が多かったので、自身が贅沢になっているのかもしれないが、
ぴらんぴらんのふかひれが頼りなく見えた。
まずは、そのままで。熱々のところを、ふーふー、はふはふ。
ベースとなるスープは、セットスープとは異なった。嬉しい。良い滑り出しだ。
次に刻みネギを散らしていただく。もぐもぐ、ぱくぱく。
そして、食事の中ほどでは、香ばしい干し貝柱をプラスし、味を深め、辣椒でぴりっと引き締める。
次第に、緩い醤油あんかけが玉子炒飯に比して多くなった後半は、あんかけスープ炒飯のようにして食せた。
この様に、食事の過程に応じて、変化が楽しめる丼ぶりとなっている。
蟹の淡雪煮丼ぶり@2,800(税金・サービス料込)
サトタカさんチョイス。
ご飯も、ただの白飯ではないよう。ネギ、レタス、が入っているとのこと。
味見をさせてもらったところ、淡白で奥ゆかしく、和みの味わい。
あ、私もこっちにすれば良かったかも。
値段は1年前と変わらず、2,800円。
無情にも以前ほどに心が浮き立たなかったのは、このところのふかひれ頻度の高さが
影響したのだと理解している。
北京 芝パークホテル店
東京都港区芝公園1-5-10 芝パークホテル 本館 B1F
TEL 03-5470-7671
営業時間 11:30~14:30 16:00~21:00
定休日 無休