旅の最終日、はじめの日程表では道後温泉を出発したあとは「面河渓」
(愛媛県・久万高原町)四国最大の渓谷の紅葉美を鑑賞する予定だったのですが、
残念ながら私達の旅した日にはすでに見ごろも終わり落葉に近い状態とのこと。
代替コースに変更となり「松山城」に向かいました。
松山城本丸は標高132mの山頂に位置しているため、一行は山麓駅「東雲口」
(しののめぐち)よりロープウェイを利用し、山頂駅「長者ヶ平」(ちょうじゃがなる)
までやってまいりました。
天候は薄曇。雲の間からのぞく日差しが綺麗です。
「松山や秋より高き天守閣」 正岡子規の句になります。
松山城は約四百年前、戦国時代の勇将で、 賤ヶ岳の七本槍で有名な加藤嘉明
により築城。
本丸広場には、その加藤嘉明公をモチーフにした「よしあき君」が
お出迎えです。なんとなく愛されキャラ。
登城の折にいただいたチケットによると
天守閣や城門、櫓などは重要文化財に指定。
また、天守閣は欅、栂、樟材をもって築城せられ、三層建連立式平山城とのこと。
松山城の高さは海抜132メートル、天守閣の一階251平方メートル、二階
168平方メートル、三階102平方メートル、天守の高さは21メートル。
松山城天守の開門は9時より。登城太鼓の音が響くと観光客の皆さんが
ゆっくりと門を押して入城します。
回り込むようにして天守に入っていきます。
靴を下駄箱に入れて内部に。
なるほど、絶景。
松山市内を見渡せます。
さっき歩いてきた本丸広場。
大パノラマをおさらいします。
南の眺め。
東の眺め。
北の眺め。
西の眺め。
雄大な眺めを楽しんだあと、帰りはリフトでのんびりと山麓駅「東雲口」へ
戻ることにしました。 次の代替コースに移動します。