元気だった頃は
いつもこう聞いてくれた
「今度の休み 行きたい場所はありますか?」
その言葉が終わるや否や
「あそこに・・・行ってみたいんだけど?」と答えていた
旅というほどの場所ではなかったり
やたら遠いところだったりするけれど
ふたりでいろんな町へいったものです
その想い出ひとつがあったればこそ
今三年を超えた主人の介護ができるのでしょう
平常心でやれるにはそれなりの理由は必要でしょう
私は 最初に思いました
この人は、私に夢をくれた人
城跡探訪や城下町散策に付き合ってくれた
彼がいたからこそたくさんの「旅」ができたんだ・・・と
それらの旅を振り返り
紀行文を写真入りで作成するって夢が芽生えたのですから
沢山の数え切れない想い出が
今も私の心の底で出番をまってくれています
今回の旅 石見銀山のひなびた道や風景は
二人で歩んだ人生を振り返り
これから先へと進みゆく
希望と勇気とを与えてくれると思えるから
今回は自分の旅としての再出発の意味合いも込めている
こうしている今も
あの大きな寺のあたりで車を降りて
代官所でチエックイン
ひなびた街並みをブラブラ歩き
一見の茶店で 美味しいコーヒーを飲み
更に歩いた先の 公園からシャトルバスで
石見銀山へ
坑道の暗がりをおそるおそる進み
歴史はこうして作られてきたのだと思いをはせ
そのあたりを漂う崇高な空気の深見に染められた記憶
出雲街道は なぁ~んもないほど 静かであった
ただ海沿いを走る時の 白波ときらめく海の蒼
そのときに 見落としてきた風景に
私は再び会いに行くことができる
バスツァーでそれを見つけた時の喜び
それは
宝くじにでも当たったようなうれしさに似て
※(いまだかつて宝くじ 3000円がたった一回。
京都河原町の角っこの店で買いました)^^!
この旅は 私になにを語るだろう
私を 大きくかえるほどの何かが待っているだろうか
そうそう
あの時 見たくても見れなかった
宍道湖の夕日
今回はうまくみれるかもしれない
松江城跡へと走っている時見つけたポイント
「ここが宍道湖の夕景ポイント」を彼は素通りした
めったにないことだったのに・・・
そのことが悔やまれて消去できぬままいた私
今回の宿は「宍道湖温泉」だという
天気も”晴れ~くもり”らしいから
やっと心残りを消去できるかしら・・・
今メールが届き 孫が体調不良らしい
留守を頼んで出かける予定だから
でも、彼は言いました
「大丈夫だから いきなさい」
そういえば彼は先日こうも言いましたっけ
「自分は怪我でこういう状態だが
内臓は大丈夫だから心配いらんよ
頭も心も内臓もしっかりしてるから・・・ね」と
お友達はこうささやいた
「内臓が丈夫だから きっと長生きされますよ
よかったですね。二人で仲良く生きれますよ」と
たかがしれているような
ちっぽけなわがままを認めてもらおうと
無理難題を周りにおしつけ
わたしはでかけようとしている
自己満足なだけではないのか??
自問自答しながらも
私は今回の旅を辞める気はない
めっちゃ”したたかな”人間なのもわたしです
も・し・も、自分が寝たきりであったならば・・・
ということまでは考えたことがありません
めっちゃ”わがままな”生き物なのもわたしです
あ・・・ぁ 考えるほどに悔しい
どこまでも二人で旅を続けるという約束
あれは いつ どこへ消えてしまったのか?
さぁ 着々と明日早朝出発へむけて動き出そう
(伊勢神宮)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/57/4e69d59927cf43b4e8fcd15bd23d336d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/2a/b538bbfeb43c562c9c446b3140e00381.jpg)
いつもこう聞いてくれた
「今度の休み 行きたい場所はありますか?」
その言葉が終わるや否や
「あそこに・・・行ってみたいんだけど?」と答えていた
旅というほどの場所ではなかったり
やたら遠いところだったりするけれど
ふたりでいろんな町へいったものです
その想い出ひとつがあったればこそ
今三年を超えた主人の介護ができるのでしょう
平常心でやれるにはそれなりの理由は必要でしょう
私は 最初に思いました
この人は、私に夢をくれた人
城跡探訪や城下町散策に付き合ってくれた
彼がいたからこそたくさんの「旅」ができたんだ・・・と
それらの旅を振り返り
紀行文を写真入りで作成するって夢が芽生えたのですから
沢山の数え切れない想い出が
今も私の心の底で出番をまってくれています
今回の旅 石見銀山のひなびた道や風景は
二人で歩んだ人生を振り返り
これから先へと進みゆく
希望と勇気とを与えてくれると思えるから
今回は自分の旅としての再出発の意味合いも込めている
こうしている今も
あの大きな寺のあたりで車を降りて
代官所でチエックイン
ひなびた街並みをブラブラ歩き
一見の茶店で 美味しいコーヒーを飲み
更に歩いた先の 公園からシャトルバスで
石見銀山へ
坑道の暗がりをおそるおそる進み
歴史はこうして作られてきたのだと思いをはせ
そのあたりを漂う崇高な空気の深見に染められた記憶
出雲街道は なぁ~んもないほど 静かであった
ただ海沿いを走る時の 白波ときらめく海の蒼
そのときに 見落としてきた風景に
私は再び会いに行くことができる
バスツァーでそれを見つけた時の喜び
それは
宝くじにでも当たったようなうれしさに似て
※(いまだかつて宝くじ 3000円がたった一回。
京都河原町の角っこの店で買いました)^^!
この旅は 私になにを語るだろう
私を 大きくかえるほどの何かが待っているだろうか
そうそう
あの時 見たくても見れなかった
宍道湖の夕日
今回はうまくみれるかもしれない
松江城跡へと走っている時見つけたポイント
「ここが宍道湖の夕景ポイント」を彼は素通りした
めったにないことだったのに・・・
そのことが悔やまれて消去できぬままいた私
今回の宿は「宍道湖温泉」だという
天気も”晴れ~くもり”らしいから
やっと心残りを消去できるかしら・・・
今メールが届き 孫が体調不良らしい
留守を頼んで出かける予定だから
でも、彼は言いました
「大丈夫だから いきなさい」
そういえば彼は先日こうも言いましたっけ
「自分は怪我でこういう状態だが
内臓は大丈夫だから心配いらんよ
頭も心も内臓もしっかりしてるから・・・ね」と
お友達はこうささやいた
「内臓が丈夫だから きっと長生きされますよ
よかったですね。二人で仲良く生きれますよ」と
たかがしれているような
ちっぽけなわがままを認めてもらおうと
無理難題を周りにおしつけ
わたしはでかけようとしている
自己満足なだけではないのか??
自問自答しながらも
私は今回の旅を辞める気はない
めっちゃ”したたかな”人間なのもわたしです
も・し・も、自分が寝たきりであったならば・・・
ということまでは考えたことがありません
めっちゃ”わがままな”生き物なのもわたしです
あ・・・ぁ 考えるほどに悔しい
どこまでも二人で旅を続けるという約束
あれは いつ どこへ消えてしまったのか?
さぁ 着々と明日早朝出発へむけて動き出そう
(伊勢神宮)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/57/4e69d59927cf43b4e8fcd15bd23d336d.jpg)
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