こころの夢紀行

今「命」あることに感謝し歩いていこう
困難は私を戒め鍛えてくれる
「希望の明日」へつながると信じて

お・も・い

2013-09-27 10:12:15 | 日記
元気だった頃は
いつもこう聞いてくれた
「今度の休み 行きたい場所はありますか?」
その言葉が終わるや否や
「あそこに・・・行ってみたいんだけど?」と答えていた

旅というほどの場所ではなかったり
やたら遠いところだったりするけれど
ふたりでいろんな町へいったものです

その想い出ひとつがあったればこそ

今三年を超えた主人の介護ができるのでしょう
平常心でやれるにはそれなりの理由は必要でしょう

私は 最初に思いました

この人は、私に夢をくれた人
城跡探訪や城下町散策に付き合ってくれた
彼がいたからこそたくさんの「旅」ができたんだ・・・と

それらの旅を振り返り
紀行文を写真入りで作成するって夢が芽生えたのですから

沢山の数え切れない想い出が
今も私の心の底で出番をまってくれています

今回の旅 石見銀山のひなびた道や風景は
二人で歩んだ人生を振り返り
これから先へと進みゆく
希望と勇気とを与えてくれると思えるから
今回は自分の旅としての再出発の意味合いも込めている

こうしている今も
あの大きな寺のあたりで車を降りて
代官所でチエックイン
ひなびた街並みをブラブラ歩き
一見の茶店で 美味しいコーヒーを飲み
更に歩いた先の 公園からシャトルバスで
石見銀山へ
坑道の暗がりをおそるおそる進み
歴史はこうして作られてきたのだと思いをはせ
そのあたりを漂う崇高な空気の深見に染められた記憶

出雲街道は なぁ~んもないほど 静かであった
ただ海沿いを走る時の 白波ときらめく海の蒼
そのときに 見落としてきた風景に
私は再び会いに行くことができる
バスツァーでそれを見つけた時の喜び
それは 
宝くじにでも当たったようなうれしさに似て
※(いまだかつて宝くじ 3000円がたった一回。
京都河原町の角っこの店で買いました)^^!

この旅は 私になにを語るだろう
私を 大きくかえるほどの何かが待っているだろうか

そうそう 
あの時 見たくても見れなかった
宍道湖の夕日
今回はうまくみれるかもしれない
松江城跡へと走っている時見つけたポイント
「ここが宍道湖の夕景ポイント」を彼は素通りした
めったにないことだったのに・・・
そのことが悔やまれて消去できぬままいた私
今回の宿は「宍道湖温泉」だという
天気も”晴れ~くもり”らしいから
やっと心残りを消去できるかしら・・・

今メールが届き 孫が体調不良らしい
留守を頼んで出かける予定だから
でも、彼は言いました
「大丈夫だから いきなさい」
そういえば彼は先日こうも言いましたっけ
「自分は怪我でこういう状態だが
 内臓は大丈夫だから心配いらんよ
 頭も心も内臓もしっかりしてるから・・・ね」と
お友達はこうささやいた
「内臓が丈夫だから きっと長生きされますよ
 よかったですね。二人で仲良く生きれますよ」と

たかがしれているような
ちっぽけなわがままを認めてもらおうと
無理難題を周りにおしつけ
わたしはでかけようとしている
自己満足なだけではないのか??
自問自答しながらも
私は今回の旅を辞める気はない
めっちゃ”したたかな”人間なのもわたしです

も・し・も、自分が寝たきりであったならば・・・
ということまでは考えたことがありません
めっちゃ”わがままな”生き物なのもわたしです

あ・・・ぁ 考えるほどに悔しい
どこまでも二人で旅を続けるという約束
あれは いつ どこへ消えてしまったのか?

さぁ 着々と明日早朝出発へむけて動き出そう 

(伊勢神宮)








旅立ち前の心境・・・

2013-09-26 22:12:49 | 日記
夜中にスースー冷たい風が入り込んできて
びっくりしてタオルケットを引っ張りました
すこししてから気になって
主人の寝顔を見にいきました
安心しきった顔をして、口は半開き・・・
すぅ~すぅ~と軽い寝息が聞こえていました
普通の呼吸ができないらしくて
いつも胸のあたりが”ペコン””ペコン”と動いています
昼間はあまり気にならないのですが
夜になるとそれは激しさをますようです
まるで胸がシーソーみたいで・・・
ギッコン、バッコンと音がしそうです
それはいつもとさほど変わりないようだったので

まぁ、安心してすっかり朝が来るまで眠り込んでいました

昨日の夕焼けは綺麗だったからか
今朝の空気は澄みきって冷たさまでもがもはや”秋”一色のようです

私はいつもより少しばかり叮嚀に掃除をしました
週末から一泊旅行に出かけるので・・・
さほどなまでに行きたいものではなかったが
孫との旅行に意義があります
いつまでそばで見守れるものかわからないだけに
今、できることをしようと決めたのです
彼の思い出の中で私は生き続けていたいのです

昨日見た あの夕日の中に私が消えても
残しておけるものなら・・・そうあってほしいと

でもね
主婦と言うものは悲しいものです
もろ手を挙げて喜べないのですから
もしも・・・のことを考える時があり
恥ずかしくないように家をきれいにしなきゃと考えてしまう

天気予報も晴れマーク
きっといい旅ができるだろう

何度か主人と二人で走ったあの道を
今度は大型バスで回ります
出来る限り動き回ってしっかりと心の中に焼き付けるつもりです
あの時とは また違った目線で出会えることを期待しながら
出雲街道を楽しもうとおもいます

ネットで出会った彼女がいいました
”出雲”は、癒されにくる場所なんだと
疲れた心と体を・・・
因幡の白ウサギがそうであったように

私はすっかり元気になって戻りたいなぁ~と思います








あといっぽ♪

2013-09-25 21:35:45 | 日記
前へ・・・まえへ

あと一歩進むだけ

それなのに なかなか体が動かない

頭も同じように 固まったままである

暑さのせい・・・だと

思い込みたい私がいる

たしかに そうだった

今日までは

コーラスの練習があった

10月27日の発表に向けての練習にも熱が入る

今日の練習を レコーダーに記録した

もっとしっかり練習しなくちゃと思ったからだ

自分の声は割と高いほうなので

音をはずすわけにはいかない

迷惑かけるわけにもいかない

ローレライのドイツ語バージョンもうまくいきそうな気配

今回は日曜日だから 主人にも聞いてもらいたい

私が 自分らしく生きる場所を見つけたことを

知っておいてもらいたい

頑張ればどんな困難にも打ち勝つことができること

教えてあげたいともおもう

あと一歩の頑張りの大切さや

踏ん張りどころも教えたい

私にとっての今年の10月は魔の10月になるだろうか?

それとも じぇじぇじぇ~♪

スピーチへのチャレンジ

コーラスへの参加

あと一歩・・・もう一歩♪

その積み重ねが”人生なんだね”

努力の先で待っているのは・・・

わたしへの”金メダル”かもしれない


「今年の夏は暑すぎて・・・」
























浄化作用・・・か

2013-09-22 22:47:45 | 日記
季節はいま ゆっくりと動き出した

満月が 同じようにゆっくりと欠けてくるように

早朝の 凛とはりつめた冷気

おもむろに深呼吸すると

バリバリバァ~リィと 横隔膜にヒビが入る

その痛みが新鮮で 私は好きよ

年中 咳がでるじゃなぃ

みんなさぁ 私のこと 憐みの目で見る

まず「風邪」?と聞くよね

風邪はひいてませんよ・・・というと

・・・? お大事にと言う

違いますよぉ~

風邪でも 肺がんでも 肺結核でもないんだ~ってぇ

主人など まったく一番理解しそうなものなのに

今朝など「中国からのpm25」が原因かい?などと言う

そんなもんとちゃいますってぇ

気管過敏症だとドクターは言いましたよ

咳がでそうになると 吸引しなさいと

気管が人より細いんだって

だから 最近は 急いで食べ物を入れると

詰まりそうになったりするから ヤバイ!!

寝る前には 水か牛乳を飲んで寝たほうがいいそうだ

気管がぺちゃんこになるのを防ぐんだとか

風邪でもないのに コホン コホンは飽きちゃった

でもね

ストレスがない世界にいったときには

一度も出なかった 咳

真冬のソウルでは ただの一度も出なかった

心が充足の時や 自由を満喫できる場所

ストレスを浴びないことが一番なのかも

だから この”コホン”は

やはり「気管過敏症&気管狭窄」なんでしょうよ

根本的な原因は「ストレス」

これほどやっかいなものってありません

今夜 かの人気番組である「半沢直樹」をみました

どんな終結のか・・・と期待しましたが

少々合点がいきかねています

まぁ これが本来の人間の世界なのでしょう

ここにも「浄化作用」は絶対必要不可欠では?

正しいものがねじ伏せられる 世の中にしてはならない

近未来・・・この続編に期待しましょう

ひとつ わかりかけたこと

恨みは 抱きすぎると 辛いだけ

哀しみは 徐々に薄らいでゆく といったひとがいるけど

そのとおりでしょうね

哀しみも恨みも 時間とともに流れ去り

本来持つべき 愛(人類愛)や憐情などは

わずかばかりの喜びと相まって心根に根ずくものだと

私は そう願いたい

直樹さんの妻が 今頃は きっとやさしく包み込んでくれてるでしょう

あなたの 怒り 憤り 正義感 そして

わづかばかりの 後悔・・・癒されるといいですね

人間は 弱い生き物です

余談になりますが 私は 直樹の眼力にも惹かれるけれど
あの ギラギラした悪を表現させれば右にでる物がないほどの
名演技を披露できる 大和田常務にも実は惹かれます
善の裏側には悪がはびこる
表裏一体というのだそうです
では 一番の悪は誰だったのでしょう
わたしは あの人なのでは・・・と思っています



いのち

2013-09-21 10:34:04 | 日記
今朝 目覚めたとき

あなたは 何を 思いましたか?

わたしはね

”ありがとう”が 勝手に 零れ落ちました

目覚めは すなわち 生命を つかんだということです

もしかしたら

もう もらえないかもしれないと

ふと 心が騒ぎ

瞼が 重く垂れかかっても

この指先で つまみあげ

必死に 抵抗する 自分がたまぁ~にいる

そんな時には

主人のそばに寄り添って

よくおやすみなさい・・・ねと囁くのです

もし、いま 私が消えたら

この人は どうなるのだろう

手足となって 生きがいを 二人で探すことも

出来なくなってしまうのですから

たまぁ~に 気分の良い日

車椅子を カタコト押して

あの 散歩道を 歩むこともできなくなる

だから

今朝も 目覚めをいただいて

ほんとうに ”ありがたい”と思いました

この 気持ちを いつまで持ち続けられるのだろう

忘れない限り・・・・

与えられるといいのになぁ~

昨夜は 二人で「水ナス」の産地についての議論をしました

彼は「京都」だと言い

私は「泉州」よきっとと言いました

勝ったのは どっちだと思いますか

もちろん”わたし”にきまっています・・・が^^

TVの画面に 飛び込んで パクリとやりたくなるほど

あの店の「水なす」は おいしそうだったなぁ~♪

店の名前を聞き逃して 残念だ

ワイン漬けもあるそうでしたが・・・・・