こころの夢紀行

今「命」あることに感謝し歩いていこう
困難は私を戒め鍛えてくれる
「希望の明日」へつながると信じて

雨になったよね

2013-04-30 09:59:45 | 日記
   

絹糸のような ”雨” が降る
「おはようございまぁ~す」といつも元気な彼女が
今朝のお迎えではほんのわずか影がある
「私、今日が最後なんです・・・」と声も湿りがち
週に二回のお迎えで少しばかり友達になれていた
安心して旦那様を預けることができた

あぁぁ・・・・
春はせつない季節でもあったことを
この雨の朝 気が付くなんて
わたしは見送りながら
この二年の長~い歳月を本当にお世話になりました
ありがとうございました
去りゆく車の後ろ姿に彼女への感謝の言葉としあわせを祈った

寝たきりの生活を余儀なくされてのこの三年の日々
いくらかでもこの「ディサービス」の時間は
心を落ち着かせたり、切磋琢磨の時を与えてくれたであろう

戻ってきたときには 全身のグッタリ感はぬぐえはしないが
それでもその日あったことを語るときの
満足感に裏打ちされた瞳の輝きを私は見逃さない
同じような境遇の仲間との語らいが
いい意味での明日への希望を引っ張りだしてもくれるはず

あぁ こういう時間がどれだけ多く、長かろうとも
彼にとっての「別時間」のもたらす効果を期待するものである

唯一・・・それが私自身にとっても 
くつろぎの時間へと変化するのであるのだから
介護される方もする方も
その”くつろげる時間”は必要だと思う
わずかばかりの数時間であれ
ほっとできる時間があるのとないのでは大違いだから

あいにくの”雨”空であるが
すこしゆっくり町の景色でも楽しんでみようと思う

闘うものにこそ栄光あれ 

重すぎた”夢”

2013-04-29 21:18:49 | 日記
私の目の前に青空が広がっていた
なんだか少し心が和むのがわかった
雨が樹木に命を与え
おもいおもいに葉っぱをひろげ
今からの命を歌い始める時

重々しい心の扉を押し上げて
負けないようにと
私も両手を広げてみた
あ~ぃたたぁた~・・・
まるで五十肩のような鋭い痛みが走る

昨日は気分がよかったんだけど
明け方見ていた夢があまりにも重すぎて
もはや自分の心だけでは
もう計り知れないものになっている
こういうのを
他人は よく「春の心の病」などというのだろうか

自分を取り戻そうと夕方自転車を走らせてみたが
ペダルのなんと重いこと・・・
あぁ~ 辛いなぁ

今日 孫が ムンクの叫びの絵を描いた
その絵が自分に思われて・・・・
叫びたいことばかりがあふれている


綺麗な花々の姿に染まりたいものだね

いい言葉です

2013-04-21 17:47:56 | 日記







「ありがとう」
この言葉ほど重みのある言葉は
そうやすやすとは見当たりません

この「ありがとう」の言葉には
あたたかい血が通っているのでした

だからといって
そうそう簡単には
この言葉は現れるわけではありません
こちらが
そろそろもらえるかなぁ~と思っていても
どこからも聞こえてはこず
がっかりすることもしばしばなんです
反対にさほどの期待もないときに
ヒョコっと言われてりもあったり・・・

もらえそうであって もらえないもの
それが この「ありがとう」感謝の言葉です

いつも二人で 支えあって生きています
子供たちはいるのだけれど
なるべく自分たちで頑張ろうと思っています
自立して生きるってそういうものでしょう
今日 いつもにない出来事があり
私は 必死で頑張りました
いつもは 看護師さんがやってくれることだけど
休みなので私しかいません
なんとか 踏ん張ってしっかり支えることができました
まさに やる気なんだと思いました
何事もできないから・・・とあきらめないこと
やってみてすぐに結果がでなくても
試してみることが大事なんだとわかりました
その結果「ありがとう」の言葉をもらえたというわけです
それも 何度も言ってくれました
この小さな体が一生懸命だったことへのご褒美なんだとおもいます
あぁ~これで まだまだ二人で頑張れるなぁと
深いため息ひとつこぼしながら
私は とてもいい気分です

だって 頑張ったんだからねぇ

今日のおもい

2013-04-20 08:42:28 | 日記




   (今年も花は咲きました)

人生って なんだろう・・・?と思うことがよくあります。
静かに 息をひそめる生き方でもなく
活発に 動き回るというわけでもない
ただ ただ ありのままに
その日 その日を送るだけの日々

これで いいのだろうか?
そう考えることってありませんか?

そうなんですよねぇ
私は 時折 この私の前に待ち受ける道に対して
素直になれないときがあります

その時は 少し間を置く
すこしばかり 頭を休めることにしています
なにか ほかのことを考えたり
お気に入りのカップで 一杯の紅茶をすすったり
その時に 好きな音楽を流してみたり

そうすると 不思議なもので
いつだって ひらめきに似た微妙な感覚が 心の扉をノックして
ぱぁ~と目の前が 急に明るく拓けてきます
行き詰ったら まずは ひとやすみ
どんな椅子でもいいから 腰をおろして
ひととき まどろみに身をまかせてみるのです
休息は 絶対的な必需品なのです

ですから 無駄なあがきはしなくてすんできました

どんな困難に見舞われた時にも・・・

一歩先には 次の反撃を模索しています

今現在も 理屈では到底語りきれない人生が
どかぁ~んと 目の前に横たわって
この 小さな私の体を 押しつぶさんばかりですが
まだまだ・・・ 負けてはいられないと考えて生きています

時折 心が しょんぼりしてきたなぁ~と思うときには
とっておきの方法があります

好きな音楽に 身を委ね
好きな本の 一節に 焦点をあてて考える

そのときに
嫁からの 誕生日プレゼントの
美味しい紅茶を 
娘がくれた とっておきのカップに注ぎ
ひとくち ひとくち 味わってみる

不思議なもので そうすると 
体中からじゅわぁ~と あたたかい元気の粒が弾けてきます

人生ってものは
負があるところに 勝が隠されてあり
苦ある場所には  楽が潜んでいたりってな具合に
うまいこと バランスが取れているものかもしれません

今は まだ 苦に近かったり
負ばかりが 背中に覆いかぶさっていたとしても
やがて 時がくれば
それらは かき消すようにいなくなって
よいことが訪れてくるでしょう
だからこそ
この今が 何より大事で 辛抱に値するのだと言えるでしょう

さぁ 今日も 大事な時間を「無」にすることなく
しっかりと「生きてみようと」思います

では 今から 珠算塾へ行ってきますね
あんなに 物忘れが増えていたのに
手先の訓練をちょこっとしただけで
最近は 結構いい調子なんですよ
                    




気持ちがそよぐとき・・・

2013-04-17 21:05:42 | 日記


     
嬉しくもあり 苦しくもあり
   
 それなりに 厳しいものです

 学ぶという 行動そのものが持つ

 得体のしれない ワクワク感

 なんだか不思議の世界に 落ちたようだ

       
 或る時代を 突き進み 

 はるか彼方までも来てしまった

 置き忘れていた 

 記憶の中のベールを剥がしながら

 今 わたしはここに 立っている







いいことばかりが 押し寄せていたわけじゃない

反対に悪いことばかりが あったというのでもない

なんとなく歩き続けてきたのかなぁ・・・

そして たどり着いた場所が 

たまたま此処であったのでしょう

何を考え なにを信じようとしたのか

あの朝もやのさきの 薄緑色の風に包まれている

明日 新しい光にであったら

この本の紹介などしてみようかしら?

活き活きできるものとの 出会いがあったということも

ついでにおしゃべりしちゃいましょうか・・・

あぁ・・・ いい気分だわ