白糠町の外灯

　お別れ間近の白糠町を改めて見回していますと、面白い発見を
しました。毎朝眺めているのに気づかなかった発見でした。


　まず白糠町市街地に近づきますと、

　そうです、シャケ・鮭ですよ。みなさんも大好きですよね。
一般的に売っている塩鮭（1本まんまの）の美味しい見分け方はね、
ウロコが落ちている塩鮭が旨いんだな。俗称ボウズといいます。
ウロコが落ちるほど脂が乗っている証拠なんですよ。嘘ではありま
せんよ。この町の漁業の長老さまから教わりました。


　次はなんでしょう。

　大好きな毛ガニさんです。最近は型が小さくなり、調査船の
許可がないと漁ができないほど規制が厳しくなっています。
今年はどうでしょうね。
　熊子の小さな頃は毎日食べていたカニさんは、いまではすっかり
高級品で手が出ませんが、最近は、テレビ・ラジオで格安で販売で
すね。先日注文しました。久しぶりに美味しいカニ三昧を堪能。
と思いきや、なんとねタラバが脱皮カニさんであり、販売元に苦情
を言いましたらね、本日無事に立派なタラバが届きました。（余談）


　次はね、

　白糠名物ヤナギダコです。小型のタコですが味がいいのですよ。
このタコちゃんの燻製は姿そのままの燻製です。美味しいのです。
隣町の音別の海岸線に干しタコがずらーと並んでいます。
　後輩の夫は今がタコ漁であり、毎朝4時には沖に行く夫の無事を
祈る毎日とか。今年も豊漁でありますように。


　最後はね、

　海の町白糠町にはゴメ・カモメがいっぱいです。釧路もゴメが
たくさんいます。いまは住宅街まで進出し、時には車の屋根がね
フン害になります。

　この外灯のレリーフは白糠町の海の様子を表しています。
よく考えたものですね。その他にはナナカマドや町のシンボル
の花キンセンカがありました。
　あいにくの雨の日でしたが、この道は国道38号線であり、
帯広・札幌へと繋がる大事なパイプラインですから、外灯を
パパラッチしている間、ビューンビューンと車が通ります。
中には何をしているのかとブッブーとクラクションまで鳴ら
されます。ですから意外と決死の画なんですよ。