伊勢ー白山 道と共に

伊勢ー白山 道 人類の5%運動を広めたいです。
同時に超古神道を、ご一緒に学んで生きましょう。

⑲ヤマトの言葉 ハ行・マ行の言霊

2009年05月05日 | ヤマト言葉
< 《ハ行の言霊》<><
 ハ  ハは端っこという意味です。
 ヒ ヒはフトイが合成された音です。
 フ フは気の状態のことです。
・フは風(フウ)です。
・気の動く形をフといいます。
・フというのは気の動く形、姿です。
・フーという息が動く形です。
・あるいは、大気が移動する姿をフといいます。
・シナの風(フー)はここに起源があります。
・そこでホ(フとオ)という気が一団となって固まって動く、つまり天照大御神の御神体、
 お体から強い放射能が出ていることをうたっています。
 ヘ 不明
 ホ   ホはフとオが合わさった音です。
・気が動いて太く丸くなっているのがホです。
・ホは気が一団となって動く形です



< 《マ行の言霊》<><
 マ  マはムとアの合成音です。
・ムにアが加わり、初めてマになります
・ムが上に広がりマになるのです
・更にはマツ(待つ)という言葉を考えてみましょう。
・マツは本体(マ)に対して連繋同化(ツ)していくことです。
・本体が既に立って待っている所へ他のものがくっついていくのがマツという言霊です。
・マツル(祭る)という言葉の基本的な意味もここにあります。
・祭る神様の御神体と自分の体(肉体=ラ)が連繋同化する。
・つまり神人一体の業をマツルといいます。
・マツロウという言葉も同様です
 ミ カミのミはムとイが合わさった音です。
・目に見える世界にある連繋同化したさまざまな力、魂、宇宙の気、宇宙の霊が、
 一つにまとまり、はっきり認められる姿がミの意味です。
・ミは目に見える世界のさまざまな現象の単位や原形、基本が動くことです。
 ム ムは目に見える地上世界、つまり可視界の単位のことです。
・物質世界の元素をムといいます。
 メ ムが開くと、つまり、ムとエが合わさるとメになります。
・目(メ)、女(メ)なども同様です。
・カバや象が眠っているときは気がつきませんが、目がぱっちり開くと非常に恐怖を感じ
 ます。
・ものが開いてそこに生気が動いてくるからです。それが目です。
・女性も女(メ)です
・植物の芽(メ)もそうです 
・一粒の稲の種が硬い殻を破って開いて現れてくるものが芽(メ)です
・可視界に気が開きますと、ムとエで目、芽、女になる
・ムというのは目に見える世界、可視界、現実の世界の元素です。
・そういたしますとウムスナというのは、目に見える地球の現実世界の底から浮かんでくる
 “神の気”ということになります。
・換言すると放射性元素(神の気)を含んだ土壌のことです。
・この放射性の優れた元素を日本人は古来、神とたたえてきました。
・樹木や石、山、川など、いずれも土地の元素を色濃く発していますので、人間がそれを身
 に直感し、神として祭り、敬意を表してきたのです。
・昔から古い大木にしめ縄を張って祭ったり、あるいは巨石を祭ったりしています。
・山や川も同じです。
・ウムスナというのは自分の生まれた古里の土地から出る強い放射性元素の実体のことで
 す。
・目には見えませんが、土地の霊界が発する気のことです。
・土地から生まれた地産の霊で、大地系、大国主神系統の霊気のことです。
・加えて、その地区に生まれて亡くなったかたがたの霊も産土社に集まります。
・地上の可視界はム、地下の不可視界はヌになります
 モ   不明



生かして頂いてありがとう御座位ます。
最強の祝詞、言霊です。




⑱ヤマト言葉 《タ行》・《ナ行》の言霊

2009年04月29日 | ヤマト言葉
< 《タ行の言霊》<><
 タ  タはツとアが合わさったものです。
連繋同化したものが広々と開放されていく姿のことです。
 チ 不明
 ツ ツは、一つ、二つ、三つ、四つ、五つ、というように数の後にくっついて数詞になります。
・物が連なり、気が連繋同化する形をツといいます。
・手を構成している部分(指)は掌で全部つながっています。
・つまりツです。
・そういたしますと、ツとルは、体と体が連繋するという意味になってきます。
・鶴(ツル)という鳥の首が典型です。
・体と頭が長い首でつながっています。
・正にツルです。
・植物の根から出た蔓(ツル)はさまざまに枝を伸ばします。
・やはりツルです。
・ツルに更にムがつきますとツルムになります。
・ときどき、犬が路上で珍芸(交尾)を始めますが、昔はツルムという言葉を使っていました。
・肉体と肉体がつながることをツルムといいいます。
・あるグループとあるグループがひそかに合体することもツルムといいます。
・表面には見えないけれども内側で体が連繋しているからです。
・ツというのは、一つ、二つ、三つ、四つ、五つ、というふうに、連繋同化した音です。
・つながって同じ質に同化する、つまり連繋同化する音がツです。
・数というものは、なんの意味も無く生じたものではありません。
・現在の国語ですとカズ(数)といいますが、これは間違いです。
・言霊の観点からすれば、正しくはカヅといいます。
・カヅタマが日本の古伝です。
・さきほど言霊のところでお話しいたしましたように、一つ、二つ、三つという数詞のツです。
・ですからカズではなく、本来は連繋を表すカヅになります。
・同じようにウズ(渦)ではなく、ウヅが正式です。
・ウヅも連繋しているからです。
 テ ツ、これが開くと、ツとエで手(テ)になります。
・いかに日本語は微妙であるかがわかります。
・連繋同化したツが開くとテ(手)になります。
・五本の指はみんなつながっています。
・握ったこぶしを開くと手になります。
・開く音はエですので、ツとエが合わさりますとテになります。
 ト   トというのは連繋同化して、しかも太く丸くなっている状態のことです



< 《ナ行の言霊》<><
 ナ  ナとはシナ(支那)のナ、奈良のナで、国土のことです。
 ニ ニは土や国土を表すと前述しましたが、ナとニは同列(ナ行)になります。
 ヌ 可視界の元素、ムに対して、目に見えない世界(不可視界)の元素をヌといいます。
・ヌバタマというのは暗い夜のことです。
・ぬれる、盗むのヌも同様です。
・黒板に書いてある字に水を掛けますと、ぬれて姿がぼやけてはっきり見えなくなります。
・品物をひょいと隠してしまうことを盗むといいいます。
・着物を縫うときは、縦糸の間を見え隠れしながら横糸が縫っていきます。   
・いずれもヌという音が付随します。
・ヌは姿が見えないことを指す言霊です。
 ネ ヌが開く音のエといっしょになりますとヌとエでネになります
 ノ   不明


生かして頂いてありがとう御座位ます。
最強の祝詞、言霊です。




⑰ヤマト言葉 《カ行の言霊》 《サ行の言霊》

2009年04月11日 | ヤマト言葉
 こんにちは、すっかり更新が遅くなりました。
 ご本の中でしかヤマト言葉の言霊を拾い出すことができませんが、解る範囲で少しずつながら
抜粋し表にしていきますので、読まれているみなさまからも教えて頂ければ幸いと思います。
 よろしくお願いいたします。


< 《カ行の言霊》<><
 カ  天津金木というのは天上神界に存在する神聖な木のことですが、やはりアマツカナギと
日本語で解釈しなくてはなりません。
天津は天上界という意味ですから特に問題はありません。
カナギはカ(神)とナギの二つに分けます。
・カは“神の”という意味です。
アマツカナギとは、アマツ(天津)カ(神)ナギ(【木+那】)のことです。
天上神界で御神事に用いられている【木+那】(なぎ)という神木のことです。
・カはクとアを重ねた音になります
 キ ギというのはグとイを組み合わせたものです。
“くぐもる”という言葉がありますが、これが開くとクエで、つまり、ケルです。
『古事記』にもありますが、“くゑはらかす”のクヱル(蹴る)のことです。
ギ(グとイ)は、天上界の土と地上界の土とを組み合わせ、凝縮させることです。
 ク クというのは、“くぐもる”で、身をかがめることです
・クは気がこぢんまり固まった形のことです。
 ケ エというのは気の開く形を指します。
クとエでケになります。
 コ   不明



< 《サ行の言霊》<><
 サ  不明
 シ ・警蹕(けいひつ)のシという音はスとイの合成音です。
・シというのは人間の本質のことです。
・筑紫のシを言霊で解釈してみましょう。
 シという音は、大地の本質が盛んに噴き出す状態を意味しています。
 シは物や命の本質のことです。
 例えば、わたしたちの本質は魂ですが、魂がだんだん外へ出てしまうと 
 もぬけの殻になります。
 それを死(シ)と言います。
 シは物の本質で、ヌは見えない領域のことです。
 シヌ(死ぬ)とは、本質(シ)が隠れる(ヌ)ことです。
 死というのは漢字ですが、漢字は高天原に起源があります。
 それがシナ大陸に伝わり、やがて朝鮮半島を経由して日本に流れ返ってきただけです。
 シはスとイの合成音です。
・気(ス)が動(イゴ)くと、スとイが合成されてシになります。
 本質(シ)が抜けてしまうと死(シ)になります。
 例えば、神様がこちらから向こうに移られるときにシ(本質)が動きます。
 そのときに「シーッ」という警蹕(けいひつ)をかけます。
 それから、静かにしてほしいときも口に人差し指を当て、「シーッ」と音を響かせます。
 静まれという合図だからです。
 ス ・スイジニのスはスナ(砂)のスです。
・中に吸い込むのが本来のスという言霊です。 
・スという音は息やガス、気のことです。
 下からスースー昇ってくる気体のことです。  
・スは簾(すだれ)や御簾(みす)のスです。
 あるいは渡り廊下のすの子のスです。  
・まず、アマテラスの“ス”を発音してみてください。
 梅干のすっぱさを連想すると、つい“スーッ”と空気を吸い込まずにはいられないでしょう。
 スという発音の原形は空気を吸入する音にあります。
 セ 不明
 ソ   天津菅曽というのは菅(すげ)という植物のことです。
・ソというのは、さきほど少しお話ししました言霊のスを思い出してください。
 ソはスとオの合成音です。
 つまり、風がスースー通るような細いすきまがあり、しかもふっくらと丸みを帯びている
 物体のことです。
 糸の束を昔はイトソと呼んでいました。
 単に糸(イト)と言ってもわかるのですが、わざわざイトソという名称が付いていたのです。


次をまたお待ち下さいね。

生かして頂いてありがとう御座位ます。
最強の祝詞です。




⑯ヤマト言葉 《ア行の言霊》

2009年04月03日 | ヤマト言葉
 こんにちは、日本各地お花見の季節到来ですね。
 残念ながら我が地はまだまだやっと春の到来であり、桜の咲くのはみなさんがすっかり
忘れ去った5月末になります。
 さて、いつかはきっと咲いてくれるだろう桜を待ちながら、ヤマト言葉を少しずつご本から
抜粋しながら表にしていきますね。

< 《ア行の言霊》<><
 ア  アは目にわかるほどはっきりと体外に現れている様子のことです。
アというのは広がりを意味する言霊です。
アメというのは天上のことです。
アというのは広々とした空間、空のことです
 イ イは気の動く形のことです。
今は“動(ウゴ)く”といいますが、昔はイゴクといいました。
イはどういう意味かとなりますと、ものが動く形のことです。
犬(イヌ)や行(イ)くという言葉から見ても、活動して場所や位置が変わることを表して
います。
 ウ ウイジニのウはウク(浮く)やウエ(上)のウです。
ウイジニの神のヒモロキをウキといいます。
スイジニの神のヒモロキはスキです。
大嘗祭にユキ・スキというのが出てきますが、本来はウキ・スキが正しい呼称です。
・魚を釣るときに“うき”を使います。
 ウという音声は 下から上がってくる気のことです。
 本質や気が上昇し、忽然と姿を現すことです。
 鳥の鵜(ウ)を御覧ください。
 なにもない水面に水中から突然上がってきて 姿を見せます。
 鰻(ウナギ)のウも同じです。
 上(ウエ)のウもそうです。
 木のいちばん上のほうをウラッポといいます。
 更に心をウラといいます。
 胸底から上がってくる感情(心)で顔の表情が変化し、心の動きが周りに伝わる
 からです。
 『万葉集』でも“心”をウラと読ませています。
 ウは下から上がってくる気や本質のことです。  
・ウナハラのウとは、下から浮かんでくることを指す言霊です。
 エ エというのは気の開く形を指します。
・エを発音していただくとわかりますが、口とのどを開いて息を出しませんとエの音に
 なりません。   
・エというのは気の開く形を指します。
・ヱはくぐもったものが“開く”という意味です
 オ   オやヲは太く、丸く充実する言霊です。
オいうのは太くて丸いものを指します。
しっぽや山の尾根などのように太く、丸く、充実した姿をオといいます。 
・オやヲは太く丸い気の形をいいます。

次をまたお待ち下さいね。

生かして頂いてありがとう御座位ます。
最強の祝詞です。




⑮ヤマト言葉

2009年03月29日 | ヤマト言葉
 相曾誠治先生の講演会の内容が書かれているご本の中に、正しい言霊の教材はあるので
しょうかとのご質問に、
日本語は、世界中の言葉のなかでも、五つの母音が非常にはっきりしている言語です。
アイウエオの五母音をしっかり明瞭に発音することが一番の教材です。
 それは、古い言葉で書かれた『古事記』の神代巻を声に出して、何回も読むことです。
何回も吟味しますと霊感といいますか、感じてくるものがあるはずです。印刷された文字に
文魂が含まれているからです。
 この一文を目にしまして、改めて日本の言葉「ヤマト言葉」の「言霊」の意味を学んで行こう
と思いました。では、みなさまもご一緒に相曾誠治先生の「ヤマト言葉」の旅をしてみましょう。

戦前版の『古事記』にしか見られない表現ですが、”クヱル”という言葉があります。
  今の”け(蹴)る”という意味です。本来はクヱルです。クというのは”くぐもる”で、身を
  かかがることです。ヱはくぐもったものが、”開く”という意味です。
  くぐもり、そしてぱっと開きながら反動でモノを飛ばすことをクヱルといいます。
  これが正しい日本語です。

『古事記』や『日本書紀』などでは日本民族は神の子孫として伝えられおります。
  日本民族が神の子孫であることを自覚させてくれるいちばんの祭り事は大嘗祭です。
  ダイジョウサイという発音は本来の日本語ではなく漢語です。シナの言葉が移入される前は、
  オホニアエマツリ(オオニアエマツリ)という正しいヤマト言葉で呼ばれていました。
  ”ホ”はホ、”へ”はへと文字どおりに読みます。

世間では大嘗祭の御祭神が今もってわかりません。なぜでしょうか? 日本語(ヤマト言葉)
  が忘れ去られてしまったからです。外来語が巷に氾濫し横文字が非常に増えております。
  たいへん残念ですが、日本語がだんだん圧迫されてきた証です。

言葉の乱れは秩序の崩壊に直結します。正しい言葉遣いが失われた家庭では子どもが平気
  で「やい、おやじ!」と父親を呼びます。家庭でも目上の人に対するきちんとした言葉遣いが
  必要です。母親の父親に対する口の利き方を子どもは見習います。言葉に秩序がなくなります
  と親を粗末に呼ぶようになります。学校では生徒が「せんこう」と言い出す始末です。
  こんな状態では国が治まるはずがありません。

日本人は左脳優位民族であり建設的で有意義な発明をします。他の民族には見られない特徴を
  備えています。日本人以外はすべて右脳優位民族です。決して自慢している訳ではなく生理学的
  な事実なのです。

なぜ左脳優位と右脳優位とに生理的な差が出るかと言いますと、使用する言語が違うからです。
  さすがに日本は神々の国と言われるだけあります。日本語は神から授けられたのです。
  言霊の幸わう国、日本語の言霊
は実にすばらしいのです。

日本語(ヤマト言葉)は太陽系宇宙の神理に根ざしております
  ”ヒツギ”という言葉を例にしてみます。天津日嗣(アマツヒツギ)の”日嗣”です。
ヒはフとイが合成された音です。フは気の状態のことです。
イは気の動く形のことです。今は”動(ウゴ)く”と言いますが昔はイゴクと言いました。
ヒとは、太陽外周部が数千度から百万度くらいの気が激しく動(イゴ)いている状態を意味する
  言霊です。
ツと言うのは連繁同化することです。異質ではなく同質の物が連繁同化することです。
  これをツと言う言葉で表現します。
  一つ、二つ、三つ、四つ、などのように数詞の後には必ずツが付きます。ツが開く音のエと合成
  されますとテになります。ツ(連繁同化したもの、つまり指)が開く(エ)と手(テ)になります。
  握った状態は”こぶし”と表現し、手(テ)とは決して言いません。
ギというのは、物が一つに集結することです。凝縮のことです。

  以上を総合して、
ヒツギ(日嗣)とは天の日(ヒ)または天津(アマツ)霊(ヒ)が連繁同化(ツ)し凝縮(ギ)して成った
肉体で、つまり、天孫のことになります。日本の言霊というものは実に巧みで、このように現在でも
神理を濃密な形で受け継いでおります。

ツという音は、”つるくさ””ひかげのかづら(日陰葛)”などからわかりますように長いつるを持って
  いた植物のことです。古典を読みますと姫神様が日陰葛を持って登場します。
  『古事記』では”天之日影”という表現になっており、カヅラが省略されています。
  ルは形や肉体を表しています。
  ”つる草”とは、連繁同化して長く(ツ)延びた形状(ル)のことです。ですから植物の”かずら”は
  本来、 ”かづら”と書くのが正しい表記方法です。
  ツルムといいますと、犬などが子孫を繁栄させるための行為を道端で始めたときにツルムなどと
  表現します。ツルムとは、同質の肉体とが連繁同化することです。
  糸で魚と連繁同化するのがツリ(釣り)です。
  払った金銭に対して連繁同化して出されるものがツリセン(つり銭)、日本語は巧みに宇宙真理を
  言い表しております


 どうだったでしょうか、相曾誠治先生が長年調べ上げた日本のヤマト言葉の言霊が少しでも
みなさまに伝わると幸いです。

 次回は見やすく表にしてみたいと思います。

 生かして頂いてありがとう御座位ます。
 最強の祝詞です。



<<日本語っていいね<<



⑭天孫降臨 その7 大嘗祭について

2009年03月20日 | 天孫降臨について
 こんにちは、前回は
地球内部の過激な変動を調和しているウイジニノ神・スイジニノ神を中心に据えてお祭する
  大きな行事が「大嘗祭」なのです。
大嘗祭の正式な名称はオホニアエマツリと言います。ダイジョウサイという読みは漢語で
  あって、その漢語をお経のように何回唱えても意味は全く理解されません。
  古来のヤマト言葉の言霊でないと解釈できません。」
 ご本から以上のことが書かれてありまして、正直ビックリしています。これが本当のことで
あるのならば、古事記に書かれている日本の神様は日本ばかりではなくこの地球そのものを
ずーとずーと古代から守っていてくれているのですね。
 この大嘗祭というお祭りもこの歳になるまで、いいえご本を読むまで全く知らなかったのです。
生まれ育った地域性もあるのでしょうが、日本という国で行われてきた古来からの伝統行事
そのものに触れる機会が悲しいかな殆どなかったのです。
 そんな私ですが、超古神道のご本を手にすることができ、こうして神様を知ろうとする努力が
なければ知り得ないことばかりです。なかなか難しい内容でもありますが相曾誠治先生は解り
やすくかみ砕いて書いて下さっていますので先を進めていきますね。

ご本からの抜粋です。
*************************************

大嘗祭にユキ(悠紀)・スキ(須伎)と出てきますが、正しくはウキ・スキと読みます。
悠紀をユキと読むから御祭神がわからなくなるのです。ウと発音すれば、ウイジニノ神に直結
  していることがひらめきます。
ウイジニノ神・スイジニノ神をお祭りして、初めて地球の大地のバランスが取れます。
その結果、地磁気も安定し、おのずと異常気象も避けられ、地球は人間に適度の環境を提供
  してくれます。
稲の生育は地球環境に依存していますので、ウイジニノ神・スイジニノ神が稲作に関連してくる
  のは当然のことです。
風俗和歌に”稲つき歌”というのがあります。稲をつきながら歌います。
 
 大嘗おほにへに へる神田かみたの くにの稲 いつけど尽きせぬ 抜穂ぬきほなりけり

稲穂をウキ・スキのお宮に運ぶときは神としてお取り扱いします。
当然、驚蹕けいひつが発せられます。驚蹕とは「シーッ」という音です。
 降神や昇神、遷座などのときに人を慎ませるために呼びかける声のことです。
 驚蹕のシという音はスとイの合成音です。
 スは食用の酢(ス)と同じです。酢はすっぱい味がします。においが鼻をひどく刺激します。
  それだけ気が発散しているからです。刺激性を持った気が上昇して発散します。その気の
  動きをスといいます。簾(スダレ)もそうです。気が自由に行ったり来たりできるからです。
  吸うという言葉もそうです。タバコを吸ったり、息を吸ったりすることです。スーッと中に 
  入れることです。中に吸い込むのは本来のスという言霊です。
 現代人は息を吐きながらスの音を発声します。通常の会話の時はいいのですが、秘言(ひめごと)
  の時は本来のス音、つまり吸入するときに発するス音でなければなりません。
稲穂の奉迎に驚蹕が発せられ、稲穂(抜穂)を神としてお迎えするということは、ウキ・スキ両殿
 の稲穂はまさしく天孫降臨の象徴で、天上神界から下された生ける物実(ものざね)ということになり
 ます。
ニニギノ命は天上界と地上界とをあえるために遣わされた神であることは、正式な御神名、
 アメニギシクニニギシアマツヒダカコホノニニギノミコトを言霊で解釈すれば一目瞭然です。
*************************************

※『アメニギシクニニギシアマツヒダカコホノニニギノミコト』の言霊の解釈は
「3月13日記事」をご参照くださいね。

次回はヤマト言葉の言霊をご一緒に学んで生きましょう。


生かして頂いてありがとう御座位ます。
最強の祝詞です。


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⑬天孫降臨 その6 ヤマト言葉の言霊より神世七代の神々

2009年03月15日 | 天孫降臨について
 こんにちは、日本の高千穂の峰に天孫降臨されたニニギニノ命は天と地をあえる、
神と人とを調和させる使命を帯びて遣わされた天照太御の御孫様ですが、天地を
あえる使命は天孫だけはないようです。
 天照太御を含め、それ以前の皇祖皇宗の神々、神世七代に託されてきたと『古事記』
や『日本書紀』にも伝えられていますと、ご本に書いてありましたので、今日はそのことを
書いていきますね。

神世七代の神々とは、
最初にクニノトコタチノ神
次にトヨクモヌイノ神
三番目にウイジニノ神・スイジニノ神で男女偶成神の始まりの神々一代目
 偶成神の前の神々はすべて独身の神様です。
二代目にツヌグイノ神・イクグイノ神
三代目にオオトノジノ神・オオトノベノ神
四代目がオモダルノ神・アヤカシコネノ神
最後がイザナギノ神・イザナミノ神

 いずれかの神様のお名前は一度は聞いたことがありますよね。私個人はイザナギノ神、
イザナミノ神の日本神話を小さな頃によく読んでいました。
 ヤマト言葉の言霊を解釈する上で漢字ではなくヤマト言葉で書かれてありましたので
そのまま引用させて頂いています。

ご本からの抜粋です。
*************************************
偶成神のご夫婦神様から初めて大地の修理固成つくりかために関与してきます。
ウイジニ・スイジニというのは地球の大地が形成される経過を物語っております。
 ウイジニのウはウク(浮く)やウエ(上)のウです。スイジニのスはスナ(砂)のスです。
  砂は下に沈みます。
 つまり、地球の大陸は上の方が軽いウイジニ(シアル層)で、その下に比重の重い
  スイジニ(シマ層)があります。
 シアル層は花こう岩質で、シマ層は玄武岩質です。
 シアル層とシマ層の比重が巧みに調和され、大地の急激な変動が防がれています。
 地球の表面部と内部には二千年周期のずれがありますので、そのゆがみから当然、
  内部にはいろいろな変動が起こります。
 根之堅州国ねのかたすくには堅い剛体ですから動きませんが、取り巻いている周辺はさまざまな
  変化を受けます。地球の自転運動と公転運動の影響です。
 その変動から地球や人間を守っているのがウイジニノ神の系列とスイジニノ神の系列です。
地球内部の過激な変動を調和しているウイジニノ神・スイジニノ神を中心に据えてお祭する
  大きな行事が「大嘗祭」なのです。
大嘗祭の正式な名称はオホニアエマツリと言います。
  ダイジョウサイという読みは漢語であって、その漢語をお経のように何回唱えても意味は全く
  理解されません。漢字の罪です。古来のヤマト言葉の言霊でないと解釈できません。
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生かして頂いてありがとう御座位ます。
最強の祝詞です。



           



⑫天孫降臨 その5 ヤマト言葉の言霊より

2009年03月13日 | 天孫降臨について
 こんにちは、ではあまり難しくなく天孫降臨されました天照太御神の御孫神様のことを
書いてみますね。『古事記』によりますと、天孫降臨されましたのは単にニニギノミコトではなく、  
天邇岐志国邇岐志天津日高日子番能邇邇藝命(アメニギシクニニギシアマツヒダカヒコホノニニギノミコト)』とあります。
 この正式名称のある部分を切り離して現在はニニギノ命と呼ばれていますが、ご本によりますと
切り離されてしまった”アメニギシクニニギシアマツヒダカヒコホノ”の部分にはわれわれが尊重
すべき神理と本質が含まれているのです、と書かれています。
いまでは完全に忘れ去られているヤマト言葉の言霊の解釈を含めて少し書いてみますね。

 ご本からの抜粋です。
*************************************
は、国(クニ)のニです。ニは土や大地のことを指します。その”ニ”が二つもある
  御神名がニニギノミコトです 
アメというのは天上のことです。
というのは広々とした空間、空のことです。
は、空間のなかにさまざまな命が芽生えていくことです。
というのは目に見えない物質界の元素のことです。
というのはムとエの合成されたものです。
が開いて花を咲かせて発動することがアメです。
は土のことです
というのはグとイを組み合わせたものです。ギ(グとイ)は、天上界の土と地上界の
 土とを組み合わせ、凝縮させることです。つまり、天上界と地上界とをあえることを使命
 としてお下りになった神性を表現しています。

つまり天と地をあえる、もっと厳密に言うと、神と人とを調和させる使命を帯びて遣わされた
 神(天孫)のことです。
そのシンボルとして稲穂や御鏡、瓊(たま)、剱が天孫に与えられました。この三種の品々と
 稲穂はいずれも神格を備えています。
 ニニギノミコトは大変な使命を授かって降臨された神だったのです。
*************************************

生かして頂いてありがとう御座位ます。
最強の祝詞です。




⑪天孫降臨 その4

2009年03月10日 | 天孫降臨について

※画はWebよりお借りしています。

 ご本によりますと、天孫降臨された地は九州の高千穂という峰とのことです。
当時は盛んに噴煙が出ていて神々の目に止まったとあります。九州という地は
国魂のしっかりされた優れた土地柄であると書かれています。そういえばあの
篤姫様、西郷隆盛さん、大久保利通さんなどたくさんの名のある方々が生まれて
いますね。
 
 この天孫とはどなたなのでしょう。天照太御神の御孫様と言われています。
一般的にはニニギノ命といいますが、正式にはとても長いお名前なのだそうです。

ご本から抜粋
*************************************

『古事記』には、単にニニギノミコトではなく、
 天邇岐志国邇岐志天津日高日子番能邇邇藝命(アメニギシクニニギシアマツヒダカコホノニニギノミコト)とあります。
 この正式名称を言霊の解釈をしないで、
捨て子のように”アメニギシクニニギシアマツヒダカヒコホノ”まで切り離してしまいました。
切り捨てられた部分にはわれわれが尊重すべき神理と本質が含まれているのです。

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 こうして天照太御神の御孫神様が三種の神器と稲穂を授けられて降臨されました。
豊葦原瑞穂国とよあしはらのみずほのくにを安国と平けく治らせ」とのお言葉と共に・・・・・・

 御子様ではなく御孫様が降臨された理由はあるのでしょうが、複雑なのでブログには
もう少し良く読み込んだ後に書くこととします。
 この”平けく治らせ”という意味がとても大事なのです。

 次回からは”平けく治らせ”の深い神意、神理を書いて生きたいと思います。
  
生かして頂いてありがとう御座位ます。
最強の祝詞です。

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⑩天孫降臨 その3

2009年03月07日 | 天孫降臨について
 超古神道によりますと、「古事記」や「日本書紀」より、天孫が高千穂の山頂に降臨されたということは、もっともっとも高い山頂から来られたということです。高天原という高次元の空間から降ってこられたのです。とあります。

ご本から一部抜粋しながら書いてみますね。

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皇孫乃すめみますなは天盤座あめのいはくらおしはなち、且天八重雲またあめのやへたなぐも俳分おしわけて、稜威いつ道別ちわき道別ちわききて、日向ひむか高千穂峯たかちほのたけに天降ります。すでにして皇孫すめみま遊行いでまかたちは、すなわち槵日二上天浮橋くしひのふたがみのあめのうきはしより浮渚在平處うきじまりたいらに立たして、膂穴そじし空国むなくに頓丘ひたをから国覓くにま行去とほりて、吾田長屋笠狭之碕あたのながやのかささのみさきに到ります】「日本書紀 巻二」

 上空から高千穂の峰を目指して下って来られた時に、膂穴そじし空国むなくにを目指しています。ソジシというのは噴火口から盛んに上昇するガス(噴煙)のことです。この大量のガスがまとまって上昇してくる気道を伝わって(目指して)、高次元の空間世界から天孫降臨されたとあります。肉体を所有している者が空間を自在に上ったり下ったりするのは常識的には考えられませんが、ところがそうではありません。常識を超えて、何十キロという上空からお降りになったと古典は伝えています。


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 凄いですよね。私は高天原という存在も高次元という世界観もまったく無かったに等しいくらい神様の世界は無知なのですが、この天孫の存在が、天皇家であるという事実認識だけは小さな頃からありました。
 我が亡父は元軍人でした。さらには徹底した天皇崇拝者でした。ですが敗戦を機に天皇崇拝を捨て去った者でもあります。しかし、毒入り饅頭で苦しんで神主様に助けられて、神祭りを始めて、神様という存在を再度見つめ直していた者でもありました。私が生まれたのは父の40歳の頃の晩年期でしたから盛んに神主様のお社に連れていかれては、かしこまって祓いを一緒に受けていました。
その天皇崇拝を捨て去った父は病に倒れてから毎晩のように幻視にうなされていました。そして最期の頃は陛下、陛下といっては最敬礼を病床で繰り返していました。敗戦という苦しみを味わい、すべての責任は天皇にあったと、この弱気になった元軍人はそう気持ちをすり替える事によって生きてきたのですが、戦後の天皇陛下の行脚行程は熱心にいつもTVなどで見ておりました。そして神祭りを始めて、天皇という存在の大きさと、すべての責任を黙って一身に受けてこられた陛下に対しては申し訳ないという心の大きなハンディを持っていたのだと思います。
 父の最期は悪液質という最悪のものでしたが、いま私は父は最後の最後に現人神様を幻視でき、そして敬い尊びながら逝ったことは幸いだったなと思います。
 天孫降臨、まだまだ続きます、お付き合いして下さいね

生かして頂いてありがとう御座位ます。
最強の祝詞です。

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⑨天孫降臨 その2

2009年03月05日 | 天孫降臨について
 こんにちは、なかなか書き出せない心境になってしまって間が開いてしまいましたが、せっかく神様の世界を知りたいと本気になってきましたので、気持ちを新たにして書き進めていきますね。

 天孫降臨、読んで字の如し、天の孫が地に降りてきたのです。
 え!?、どうやって降りてきたの?って不思議に思いますよね。
 UFOに乗ってきたのかな、天から階段が下りて下ってきたのかな
 などなどいろいろ想像するとなんだか現実的ではありませんよね。

 ところがちゃんと降りてきたのです、現在の人としての姿として、この地上に降りてきたのですよ。高天原から神様の孫の降臨です。
 日本書紀によりますと、「天孫の天降りましてよりこのかた、一百七十九万二千四百七十余歳」という記述があるそうですから、天孫降臨は約百八十万年前の出来事だったようです。これが本当なら日本という国は世界無比の古さを持っていることになります。その証拠の出土品があるそうです。宮城県北部の旧石器時代の馬場壇A遺跡の地中から三・三万年から二十万年前の石器類が発見されているそうです。そして何万年も前から日本は世界各地と貿易をしていた証拠として南米のボリビアやチリなどの海岸から日本の縄文時代の土器が発見されているそうです。
 何を言いたいかと言いますと、日本の歴史は決して浅くはなく、古事記に記されているとおり、また日本書紀に記されているとおり古いのです、と思います
 私が受けてきた教育には古代日本人(原始人に近い扱い)は朝鮮や中国から稲の文化などが入って来て初めて人らしい文明を築いてきたとの内容だったと思いますが、超古神道には、以上のような遙か昔から日本は文化を持ち貿易もしていたとあります。日本の文化は世界で一番歴史があり、加えて日本の先祖は大陸から来たのではないとあります。
 いったい何だろうかと思いませんか?、さらには建国の歴史は神武天皇から始まったと習ってきましたが、天孫降臨され最初にこの日本の地に降りられたニニギノ命以降、神武天皇までの間に数十代、数百代もの天皇がいたそうです。
 先日リーマンさんが書かれていた「白山王朝」なのでしょうか。この記録は全く消されていているので、私たち日本人は実に都合良く情報操作をされていると超古神道は教えています。

 ここでちょっとフ~と深呼吸です(笑)。

 私が受けてきた教育は人類は猿から人類に進化してきたダーウィンの進化論から始まり、日本という国は大陸から先祖に当たる人類が渡ってきて、周辺アジアの文化が流れてきて今に至ると習ってきました。これを平面史観、日本民族大陸渡来説。
 しかし、実は日本は天から降ってきた神の孫(ニニギノ命)が三種の神器と稲穂を高天原から授かって降り立ち、超古代から文明文化が栄えた世界一歴史が古いとする立体史観、高天原文化であると超古神道は言います。

 では長くなりますので、また一旦ここでまでとします。

生かして頂いてありがとう御座位ます。
最強の祝詞です。

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⑧天孫降臨 その1

2009年02月27日 | 天孫降臨について
 こんにちは、みなさんは天孫降臨って解りますか?私は超古神道を学ぶまで全く
知らずにいました。古事記は知っていましたが読んだことはなくて古い日本の歴史
を書いてあるのだなという認識しかなかった(笑)。
 小さな頃は日本の神話は好きでイザナギ、イザナミの神様のお話はドキドキしな
がら小学校の図書室で読んでいました。イザナギの神様が海で体を洗っていると
きにその体の垢がたくさんの神様になっていく内容に、ええ!!とビックリしたも
のでした。その後は世界史に目覚めてギリシャ神話ばかり読んでしまい、日本の神
様に失礼な日々を過ごしました。
 というか、学校教育の中で何故かこの日本の神話については全くといっていいほ
ど教えてはもらえませんでしたし、児童学童期は世界に目を向けさせる教育内容ば
かりだったと記憶しています。
 何故にこのような教育内容になっていったのかと考えた時期には日本は敗戦国で
あるので天皇に関する内容はタブー、ましてや日本神話などナンセンスとの思想が
大事な私たちのやわらなか頭の時期に強く植え付けられた行程だったのでしょう
ね。
 しかしながら、今この歳になりもう一度日本の神様に目を向けさせてもらったき
っかけは、やはり、「伊勢ー白山 道」であり、同時に相曾先生の超古神道の
学びへと繋がっていきました。この過程は私にとってはとてもラッキーなことでした。
 実父が神様を大切に祭っていたことは書いてきましたがそれは単なる親がしてい
るだけで私には関係ないといつも横を向いていた親不孝な私がいまこうして改めて
日本の神様を学び直し、毎朝、神祭りをして、ご先祖供養をさせて頂いている姿を
実父はあの世でハラハラしながら眺めて笑っているような喜んでいるような、そん
な、いいや、会ったことはないですが、ジっちゃん、バっちゃん方々大勢のご先祖
様のお導きだったととても感謝しております。
 あは、またまた道がそれてしまった(笑)。

 では天孫降臨について書いていきます。
神様の世界を理解するのにまたポリポリさんからお借りした図を載せてみますね。



 今回書いてみたい天孫降臨はこの図の中のちょど真ん中の正神界の内容なのですよ。
 では長くなりますので次回へとお待ち下さいね。


生かして頂いてありがとう御座位ます。
最強の祝詞です。


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⑦日拝鎮魂法について

2009年02月22日 | 日拝鎮魂法について
 こんにちは、みなさんいつもご訪問していただき感謝いたします。
 さて、前回は相曾先生について書かせて頂きましたが賛否両論の事と思います。
先生ご自身も信じる信じないはあくまでもご本人次第とお話しされていますので、
私のつたないブログから何かを感じて頂ければそれは幸いなことと思います。
 相曾先生がお話しされる古神道に「超」をお付けになった理由は、まがいものの
古神道を語る方々とご自身が語る古神道を明確に分けるためにあえてそうなさった
とのことです。
 リーマンさんが先生をあまり評価されないのは深い理由があるのだと感じます。
理由の一つに釈尊に対する先生の文章が天狗の性が出ているとの内容が書かれてあ
りました。ご本を読み返してみました。
この件につきましては後日また書きますね。
 今日は太陽に感謝しましょうと私自身が始めました日拝鎮魂法について書いてみ
ます。この内容は他にも掲載いたしましたがブログにも書いてみますね。

「日拝鎮魂法について」

「日拝鎮魂法について」相曾先生ご著書より
 鎮魂とは読んで字の如く、魂を鎮めることです。静かな境地に浸り、自らの魂を専ら神の境地に近づけさせる行のことです。鎮魂とは決して荒行の魂振り行ではありません。魂を鎮める段階では呼吸法が重要になってきます。
息をかすかに吸い込み、下腹部に力を入れて充満させ、今度はそれをだんだん吐いていきます。ヨガと瞑想との大きな違いは呼吸というのは、神の分魂(わけみたま)を体内に頂だいすることです。

 全身の血液の汚れ(穢れ)を洗い清める作業でもあります。可能な限りゆっくり、しかも体を振り絞るようにして不浄の気を体外に吐き出さなければなりません。今度は吸い込みますこの繰り返しです。
一連の動作の中で太陽神や産土神(うぶすながみ)が守護し、お導きくださっているという観念を持つのが正しい鎮魂に到達できるかどうかの分かれ目です。この意識があるのとないのとでは天地雲泥の開きができます。
私たちの魂は太陽神と産土神の両方から頂いております。主要なのは太陽の分魂です。第一に太陽神、第二に産土神です。この二神が介在しない鎮魂法は天狗道まっしぐらです。
 
・お日様に感謝するのは非常にたいせつなものです。
・太陽を尊重すれば必ずそれだけのご褒美があります。
・われわれはお互いに、まず太陽こそ命の母であるということをもう一度理解しな
 ければなりません。
・太陽を拝む方が一人でも増えればそれだけ社会が明るくなります。
・世界はいつか太陽に帰るときは来ます。
・日神祟拝という人類の原点に必ず回帰します。
・魂は天照太御神の分魂ですから太陽神の下に戻ります。
・信じる者は信じ、否定する者は否定すればよろしいのです。
・正しい霊魂観がありませんと、乱れに乱れたこの世界はいっこうに浄化されませ
 ん。
・世界の宗教は太陽信仰からスタートしました。
・肉体の五感を鎮め、六感以上の霊感の境地に参入していくことです。
・”みたましずめの道”といいます。
・荒行は鎮まるどころか逆方向に行ってしまいます。
・山奥に独りで入って修行しますと殆どが(天狗の)病気にかかりますので注意し
 ましょう。
・日本は地球世界の鑑になるので今のうちから少しでも汚れを祓ってください。
・日本では古来より太陽信仰が伝承されております。
・伊勢神宮の太陽神祟拝が今日まで営々と続いております。

 
さらに、相曾先生は
「不祥事や霊障は心の乱れや身の不浄があるために魔がつけ込んで生じる。それゆ
え常に心すべきことは嘆いたり悲しんだりしないことである。悲嘆する前に慎み畏
んで神にお詫びをし、魂を入れ替えることが必要である。
 太陽を仰いで太陽神の分魂をいただき、毎朝、魂を更新することである」と「日
拝鎮魂法」の大切さを説いていました。

 まさに、「伊勢白山ー道式 感謝想起・ご先祖供養」と「日拝鎮魂法」を行うこ
とが、我々が常に恩恵を受けている太陽(天照太御神)に対するお礼返しと思いま
す。
 
<日拝鎮魂法>のご紹介

<日拝鎮魂法>相曾先生ご著書より
大事なことは
・同じ太陽でも日の出から正午までが生気に満ちた成分を含んでいます。
・正午を過ぎて夕方になりますと剋気(こつき)、あるいは死気になります。
・午前中が生気で、午後が死気というように区別して言い伝えられています。
・日の神(天照太御神)にお願い(感謝想起と解釈しています)するのでしたらな
 るべく午前中がよろしいでしょう。
・さらに午前中でも8時から10時の間、太陽光の活動がいちばん活発になりま
 す。
・それに合わせて日拝を実践したらなおけっこうです。
・午後になりますと日はだんだん西に傾き、太陽から出る気はマイナスを帯びま
 す。
・マイナスという事は生物の気を吸い取ります。
・ですから午後の太陽を仰ぐと生気を取られます。
・やむをえない事情で午前中に日拝ができない場合は、その日はあきらめて翌日
 にしたほうが賢明です。
・お日様は常に照り輝いています。
・雨の日でも曇りの日でも、雲の背後にはこうこうととした太陽が存在します。
・たとえどしゃ降りの雨の日でも、午前8時から10時までが太陽の気はいちばん
 盛大になります。
・眼には見えませんが、鎮魂法によって雲の背後にあるお日様の成分を頂戴する
 ことも可能です。
 
<具体的作法は>
・二拝二柏手でご挨拶をします。
・八咫鏡(やたのかがみ)の印 → 額の上で手の5指を合わせて輪を作ります。
・手のひらを太陽にかざします(日扇)、小指が離れてもいいです。
・輪の中に太陽を入れます、まさしく”かざす”のです、こうすると眩しくない。
・十言神呪(とことのかじり)を唱えます。
・十言神呪(とことのかじり)とは
 アマテラスーッ オホ(ン)ミカミと小さく静かに唱えます。(偶数回)
・「アマテラ(息を出しながら発声)スーッ(口を細めて吸入しながら発声)」の
 スで十分に太陽の御神気(分魂)を体内に取り入れます。
・体内に取り入れた気を下腹に押し付けながら「ホオ(ン)ミカミ」と続けます。
・最後のミまで来ましたら、ここで息を継がないですぐにアマテラスに戻ります。
・息を吸うのはス音一か所だけです。
・息を継ぎながら太陽の御神気(分魂)を頂くのが日拝鎮魂法です。

 
さらに私は
・生かして頂いてありんがとう御座位ます(心いくまでの回数)
・ナムカンゼオンボサツネンパカンノンリキと唱える(思うままの回数)
・終わって、また、二拍手二拝して終わります。
 
※日常会話のス音は息を吐いてもいいのですが、秘事のときは本来のス音、つま
 りは吸入するときに発するス音ではなくてはなりません。
※十言神呪(とことのかじり)はせっかくの神呪(かじり)ですから、古伝の発声
 をいたしましょう。
※吸いながらの発声は非常に難しいです。
※アマテラスオホミカミという最高神をお呼びするときは、決して大きな声で唱え
 てはいけないことを示唆しているのです。
※かすかに、慎む深く、ほのかにお呼びすることを教えているわけです。
※小声なら空気を吸いながらでもス音を発声できます。
※この要領をのみ込めますと、何時間でも、何日間でも、十言神呪(とことのかじ
 り)を唱え続けることができます。
※こんなことができるのは世界でもこの神呪(かじり)以外にありません。
 


○ なお、リーマンさんは、十言神呪(とことのかじり)のリズムは人それぞれで
  ありこだわらないようにおっしゃっています。
  読まれたみなさまの一番いい方法を実践されてください。
  あくまでも気持がどう太陽(天照太御神)に届くかが大事なのだと思います。

○ リーマンさんは太陽の御神気をかすかに吸い込む行為を好まれていませんので
  無理して吸うことを意識されなくてもいいと思います。

 私は太陽の光を体いっぱいに受け止めてします日拝鎮魂法を毎朝窓をいっぱいに
開けまして行っています。八咫鏡(やたのかがみ)の印で太陽をかざしますと本当に
何十回でもアマテラスオホミカミと唱えることができます。
 輪の中に見えますお日様はときに水晶のような立体的な球に見えます。そしてこ
うしていつも私たちを平等に親のような無償の愛で照らしてくださいます日の大御
神に心から感謝しています。

生かして頂いてありがとう御座位ます。
最強の祝詞です。


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⑥相曾誠治先生について

2009年02月19日 | 超古神道について
 先日の本家コメント欄において相曾誠治先生についてのリーマンさんの感想が
書かれておりました。正直、う~んと唸るしかありませんでした。
 リーマンさんも相曾先生も同じ正神界を語られる方々であり正しいものは正し
く、間違っているものには容赦なく鋭く切り込み、いつも迷う私たち(私だけか
な)を諭してくれています。
 私が相曾先生を知ったきっかけはリーマンさんが説く正神様のことをもっと知り
たくてネットで歩いて出会いました。先生はもうこの世の方ではありませんでした
が、耳を傾ける方々のみに静かに講演会(20、30人規模)を続けてこられて、
門下の方々が是非にご著書を残してほしいと懇願されましたがしばらくは首を縦に
はなさらずにいたようです。80歳を過ぎても語る事のみを続けてこられましたが
門下の方々の情熱に負けて講演内容を本として残すことに頷かれたのが亡くなられ
る少し前のことだったようです。凡人である私にはよく解りませんが、神様の事を
文字として残されることに抵抗感があったのではないかと思いますが、しかし講演
内容をまとめた御本は二冊のみですが、素晴らしい御本だと思いますし、よくぞこ
の世に出してくれましたと感謝しております。DVDもあり私は3本購入してみまし
た。実に穏やかな先生であり、そうだなぁ、龍顔のご尊顔です。
 先生は学童の頃に霊能に気付かれています。そしてダーウィンの進化論の授業中
に教師と対等に議論しその教師を唸られせる程、この進化論に猛然と異を唱えてお
り、天孫降臨を深く信じ、あの戦時中に勇猛果敢に軍人たちにも説いています。
 戦争中も日本の国を守るために幾度も幾度も人知れず神事をされていたようで
す。とにかく昭和天皇をお守りする事を一番とされていた先生でした。この疑い深
い私がリーマンさんのブログを読んでこれぞ本物だ確信したと同じ感動を相曾先生
の御本を読んで感じたのでした。トンデモ話が満載されており、ああ、リーマンさ
んも同じことを書いていたな、おお、これもリーマンさんが教えてくれたことだ
わ、やっぱり同じ正神界に通づる方々は違うなと、納得したのです。
 コメント欄にどなたかが書いておりました、「とにかく私たちは相曾先生が好き
なのです」と。
 まさに私もどなたが聞いても読んでも、とても解り易く天孫降臨・立体史観を説
明され、神さまはいるのですよ、天照太御神はいるのですよ、私たちのご先祖様は
天照太御神の分魂、子どもたちであり、正確に今の人間の形で寸分の狂いもなく、
太古の時代からコピーされてこの世に生まれ出ているのです、進化論は真っ赤な偽
物説であり平面史観を支持する輩の陰謀であると語っておられます。
 そして、私たちは太古から続く太陽神への信仰へと回帰しなければ正神からの大
きな禊を受けますよ、太陽を拝みましょう、天照太御神に感謝しましょう、と長く
静かに語ってこられたのです。
 私はリーマンさんが先生が正神界の天狗系とおっしゃったことには納得しており
ます。御本の中に天狗には良い天狗と悪い天狗がいますと書いておりますし、この
悪い天狗系の罪を本当にこれでもかこれでもかとたくさんたくさん暴いておりま
す。おお、あれもこれも悪い天狗の仕業だったかと多くを学びました。
 この先も私自身はここブログではその学びから得ましたことを書き続けて生きた
いと思っております。

 日拝鎮魂法の日の光を吸いこむことが我良しに繋がるのだと、この度のリーマン
さんからの教えに感謝しております。

生かして頂いてありがとう御座位ます。
最強の祝詞です。


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⑤一霊四魂について

2009年02月16日 | 超古神道について
 こんにちは、では超古神道の学びから前回のおさらいです、
こんは心と精神であり、それを受け持っているのが奇魂くしみたま幸魂さきみたまであり、お日様
 (天照太御神)の分魂わけみたまであり天津神系である。
霊体であり大事な良心=内在神であり天照太御神の子供たち(分魂)であり、
 何度も何度も色々な肉体・魄に宿っていく永遠不滅のものであると

はく荒魂あらみたま   和魂にぎみたまであり地球(大地)の神から授かったものでスサノオ系
 あるいは大国主系である。
肉体であり一回限りの大地の神様からお預かりしたものでありいつかは完全に
 消えてしまうものであり産土神の分魂であると

 ちょっと難しくなってきましたね(笑)、人は四つの魂を持っているんです。
それを一霊四魂といいます。聞いたことがありますでしょう。

 ではそれぞれの魂は体のどこにあるのでしょうね。

<超古神道より>
●和魂と荒魂は下丹田(かたんでん)に宿ります。
 下丹田はへその下、約十センチの辺りにあります。

●奇魂と幸魂は上丹田に宿ります。
 上丹田はおでこの中央部です。

●心臓のある所が中丹田と呼ばれています。

 電気的に言うと和魂と荒魂はマイナス(陰)になり、奇魂と幸魂はプラス(陽)に
なります。上丹田(天津系)のプラス(陽)と下丹田(大地系)のマイナス(陰)とが
結合する点が中丹田(心臓)になります。
 中丹田(心臓)でプラス(陽)とマイナス(陰)がスパークし、だんだん熱が上がり
ます。心臓から温かい血がいつも一定の温度で全身に送られ、活力が出てきます。
命が回転していくしくみです。
 死にますと魂が分解します。和魂と荒魂は今まで住んでいた辺りにふわふわ漂って、
だんだん日が経ち五十日ぐらいで、そろそろ家から離れて墓所などに行きます。
ですから神道は五十日祭、仏教では四十九日忌でいちおうけじめをつけるわけです。
 和魂と荒魂は三十年ぐらいで自然消滅、崩壊します。
それゆえに年忌はだいたい三十年で終わるようになっています。

・・・・・・・・・
 いかがでしょう、すごいですね、陰と陽の仕組みがここで出てきました。
この先も陰陽がとても重要になってきますよ。
 簡単にいいますとね、
・陽は1となり、陰は2となります。
・陽は男性、陰は女性とも表現するのが超古神道なのです。

神様で表しますとね
・陽はイザナギ様太陽国天上界
・陰はイザナミ様黄泉国地底界

面白かったかな?
では、では、次回をお楽しみにね

生かして頂いてありがとう御座位ます。
最強の祝詞です。


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