映画 『ALWAYS 三丁目の夕日』
昨日、行ってきました。有楽町。初日舞台挨拶&映画鑑賞です。
私が行ったのは、午後の部。
今回一人で現地まで行かなくてはいけなくて、ちょっと冒険気分~(大げさ!)でしたけれど、
さすがに有楽町からマリオンは一直線。もう3回目の映画館ですから、いい加減道も覚えていたみたいです
どきどきしつつ、舞台挨拶。
なんでも午前の部では監督&キャストの皆さんが後ろから入場されていたそうで、通路の端っこの席だった私はも、心臓止まりそう~
でも。
午後の部はフツーに、ステージに舞台袖から出ていらっしゃいました
しかも、なんだか挨拶短いし・・
記者さんたちの撮影も午前中に終わっているので、それぞれ一言づつのご挨拶のみで退場~~
それでも、とても和やかで、吉岡さんは舞台袖から出てくるとき「ちょこん」っておじぎしているし、挨拶の後も、堤さんや小雪さんと何やらにこやかにお話しているし、三浦友和さんは堤さんの挨拶に突っ込んで場内沸かせてくださるし、何とは申しませんが、この前の舞台挨拶体験のときと雲泥の差。非常にあったかくて楽しい会見でした。
さてさて、映画。
昭和33年という時代をVFX(これで挨拶中、突っ込み突っ込まれ~になっていたんですね~。あ~おもしろかった!)という技術で見事に違和感なく再現し、その中で俳優さんたちもすっかり昭和の人になりきって演じていらっしゃって・・・
(ラジオで聞いたんですが、何でも撮影中はキャスト全員髪の毛はシャンプーではなく石鹸で洗うように言い渡されていたとか
)
最初のうちは、大笑い。最後はとにかく涙がこぼれて仕方なかったです。それも、「あったかい涙」っていう類のもの。気持ちがとても和らいで劇場を後にできる、そんな作品でした。
吉岡さん演じる茶川も、堤さんや薬師丸さんが演じる鈴木家の家族の姿も、三浦友和さん演じる戦争で大切な妻と娘を亡くした宅間医師も、そして、小料理屋を営む小雪さん演じるヒロミも、確かにあの時代に生きた人々の姿。
戦争が終わって、人々がとても元気に前向きに生きられるようになっってきた頃の世の中。
夕日町三丁目に住む人々の、なんとも平凡で生き生きとしてあったかい生活。タイムリーにその時代を知らない人たちも、きっと懐かしさで一杯になれる夕日色に輝くストーリー。
50年後も夕日はきれいだよ。
そう、ありたいと願い、もう一回、映画館で観てもいいな、と心から思いつつ家路につきました。
余談。
茶川さんの使っていた本棚。も、部屋で茶川さんが児童小説執筆中の、その隣にある本棚が気になって気になって・・。
何故って、あれと同じ作りの本棚、私の実家で、まだまだ現役で活躍してるんです
そんな昔ではない、人々の心の中に、確かに今も身近に存在する「時代」なんだよな、とじみじみと感じます。