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4月の読書 冊数的には復活傾向?

2015年05月07日 21時35分45秒 | ★★★毎月の読書まとめ
児童書と絵本が救ってくれた、かな~?
今月は図書館も結構利用できました。
読書メーターで興味を持った絵本が大当たり。
なんとも不思議な感覚で作られたお話と絵で、、楽しいです。
下の子蔵書のつるばら村シリーズから同じ作者さんのほかの本を借りてきて。これも楽しかった。

児童書がいつもなんだかんだで救ってくれるのかな(笑)


2015年4月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:3346ページ
ナイス数:1682ナイス

20歳は過ぎたけれど 『ママはぽよぽよザウルスがお好き』リュウ&アン成人編20歳は過ぎたけれど 『ママはぽよぽよザウルスがお好き』リュウ&アン成人編感想
図書館)読友さんのレビューから興味を持って。親が子どもに振り回されるのは常のことだけど、それにしても父母の許容範囲が広い、というか振り回す方も豪快というか(笑)大変だなぁ。二十を過ぎても全然自立できてない子が目の前にいます。来年から社会人の予定だけどさて?最後の章にああこんな気持ちになるのかな、と想像しつつ読み終えました。出ていっていいよ~自立してくれ~(笑)
読了日:4月28日 著者:青沼貴子
魔女バジルと魔法のつえ (わくわくライブラリー)魔女バジルと魔法のつえ (わくわくライブラリー)感想
図書館)見習い魔女のバジルが、マジョラムという大魔女の弟子になるために頑張るお話。一番苦手なことを目標を叶えるために努力で出来るようになる。そんな地味な、コツコツとやる大切さをやわらかな物語にして伝えてくれる。流星が飛び出す杖。世界にバジル一人だけの杖を受け取るために頑張る彼女に、ゆったりと付き合えて、おおらかな気持ちになれました。
読了日:4月27日 著者:茂市久美子,よしざわけいこ
ゆうすげ村の小さな旅館 (わくわくライブラリー)ゆうすげ村の小さな旅館 (わくわくライブラリー)感想
図書館)つぼみさんがやりくりするゆうすげ旅館。四季折々の季節の恵みとそして不思議で楽しいお客さまたち。雑誌に一年間連載されたものだからか、12ヶ月をその時々の自然を友にして物語が描かれていました。突然訪れる不思議なお客さまに、ちょっぴり驚いた後は、いつでもにっこりと受け入れる、そんなつぼみさんがとても素敵でほっこりとします。ぐるっと廻って一年間。最後のお話がまた、最初のお話の登場人物(?)につながって嬉しくなりました。和みます。いいなぁ。
読了日:4月27日 著者:茂市久美子
ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)感想
なんというか。後味のあまりよくない内容だったかな。読んでいる初めは前の巻の内容を思い出しつつ読み進め、途中からはもう最後まで走らないと落ち着けなくて、そしてラストはまた…。古書を巡る物語はここまで厳しい人間関係を、実は始めから描いていた、ということ?色々が絡まりこじれ、もうどうしたもんだか。収束が少しでも明るい先を描いてくれたらいいのだけれど、と思いつつ読み終わりました。
読了日:4月24日 著者:三上延
こんぶのぶーさんこんぶのぶーさん感想
図書館)あははっ!ぶーさんの登場の仕方がなかなか迫力!これもまた、とても楽しい。これは読み聞かせもよさそうなんだけど、関西弁がしゃべれないと難しいかな。頭のなかで再生しながら読んで楽しみました。
読了日:4月24日 著者:岡田よしたか
うどんのうーやんうどんのうーやん感想
図書館)予想しなかった展開!?それがまたとても楽しくて、ページをめくるのが止まらない一冊でした。関西弁がとってもしっくりと馴染むなぁ。うーやん、がんばれ~!
読了日:4月24日 著者:岡田よしたか
猫弁と少女探偵 (講談社文庫)猫弁と少女探偵 (講談社文庫)感想
今回はもう持ち込まれる事件(?)よりも猫弁さんと亜子ちゃんが結婚まで行かれるのか!?が心配で心配で…。きっと大丈夫だと思ってはいるんですけどね。そして最初からとっても好きなキャラ、春美ちゃんに春が来て本当にびっくり&おめでとう!(で、いいんだよね?)いろいろが収束に向かっている感じのする巻でしたが、それはもう文庫本の帯に「次はいよいよ最終巻!」ってキャッチ入っちゃってるんだから、、しかたないか。シナリオ上がりの不思議な文体は4冊目ですっかり慣れていて読み始めた途端に懐かしさまで感じてしまいました。
読了日:4月22日 著者:大山淳子
つるばら村の三日月屋さん (わくわくライブラリー)つるばら村の三日月屋さん (わくわくライブラリー)感想
下の子蔵書)つるばら村シリーズ2冊目)念願のお店を持てたくるみさん。相変わらずとても美味しそうなパンをせっせと焼いてくれるのですが。このくるみさん。がっかりしたりいやがったり、けっこう自分の感情を負の感情も含めて素直に表に出してしまう主人公なんですね。それがまたこういう物語のなかでは変わった設定でとても楽しい。お礼がよもぎ!?の時にはそのあとちゃっかり喜ぶオチになってるし。いいなぁ。こんなふつうの人。そのよもぎパンをとても食べたいと思った私です。
読了日:4月20日 著者:茂市久美子
つるばら村のパン屋さん (わくわくライブラリー)つるばら村のパン屋さん (わくわくライブラリー)感想
下の子蔵書)つるばら村シリーズ1冊目。駅前にお店を持つことが夢のくるみさん。山の中のおばあさんの古い家に越してきて夢を叶えるために宅配専門のお店を始めます。そんなお店にたまにくる不思議な注文。そして配達先で出会う世界。自然に囲まれてその恵を使って季節ごとのパンを焼く。香りを思い浮かべたらもう、食べたくなって困ります。この物語。やさしい童話なんだけれど同時にお店を開きたいくるみさんの苦労もちらっと見え隠れしていてそこが変わってるな、と今回感じました。
読了日:4月19日 著者:茂市久美子
トチノキ村の雑貨屋さんトチノキ村の雑貨屋さん感想
図書館)山のなかの一軒の雑貨屋さん。そこをやりくりするおばあさんと山の住人(?)とのほっこりとあたたかい交流の物語。つるばら村シリーズ以来の作品だけれど、なんともその景色や香り、包まれる雰囲気が自然に思い浮かべられて楽しんだ。ふと、父の実家の村を思い出したのは、作者さんとは違う所だけれど、田舎が山のなかだから、かな(笑)絵もまた、お話にぴったりで素敵でした。
読了日:4月19日 著者:茂市久美子
ぼくらの気持ち (講談社文庫 く 2-2)ぼくらの気持ち (講談社文庫 く 2-2)感想
とても久しぶりの再読)読み終えて今、「ポーの一族」とか「イズァローン伝説」(「風と木の詩」は未読だしね…)が読みたいなぁと思ってしまう。物語そのものよりも、かつての少女マンガがたまらなく懐かしくなってしまった。「ぼくらの時代」で、三位一体と言われた3人の少し先の物語。相変わらずなふたりと社会にもまれているひとりが今後どう変わっていくのか。変わらないのか。殺人事件に巻き込まれて解き明かす、そんな形の中に、脚色はもちろんあるのでしょうがあの時代のマンガブームの表裏が見事に描かれてる気がします。
読了日:4月18日 著者:栗本薫
謎好き乙女と奪われた青春 (新潮文庫nex)謎好き乙女と奪われた青春 (新潮文庫nex)感想
初作家さん)新潮nexさんのツイートに乗せられて(笑)手にした一冊。衝撃的でした。想像したものとはかなり違う内容。そしてnexシリーズにしては突き詰めた部分がかなり重い作品。荒削りな部分もあるし、微妙に設定がもったいなくも感じでいますが、若さの勢い、というか、今どきの子の描く世界はこんな見方もあるのか、と教えられる部分もありました。。上から目線ではないんです。実は。この作家さん、うちの上の子とほぼ同い年!!最初の衝撃はここだったのでした(^^;初めてです。こんなこと(笑)
読了日:4月16日 著者:瀬川コウ
魔境の女王陛下 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)魔境の女王陛下 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫)感想
本当に久しぶりの田中芳樹作品。そしてお涼様。ドラ避けお涼は健在で今回は海外脱出(!?)で泉田くんとの息の合った所やチームの面々が変わらずいたのはとっても楽しかった。やりたい放題言いたい放題もまた、この作品の魅力の一つであるので。でも今回はちょっとおとなしめ?かな?も少しアバレテ…以下略(笑)ある部分に関してはいろいろな意見があるとは思います。そして私も初めて少し抵抗感がありました。でもこれもまた田中芳樹作品だよな、と思って受け止めています。だから、ね。次は創竜伝の文庫の続きを…出してもらえないかなあ(笑)
読了日:4月14日 著者:田中芳樹
天久鷹央の推理カルテII: ファントムの病棟 (新潮文庫nex)天久鷹央の推理カルテII: ファントムの病棟 (新潮文庫nex)感想
参りました。読み終わって今、涙目です。このシリーズは天才的な頭脳を持ち、けれども致命的に人とのコミュニケーションがとれない鷹央と、彼女と回りの人たちをつなぐ小鳥の、基本はコメディタッチな作品、と思ってたのですが。鷹央の弱さ。脆さ。危うさ。周りに起こる不思議を解決しながら彼女が少しずつ人に近寄れるようになる物語だったのかな。今回はその「謎」よりも数段、鷹央の行動と言動、対処する小鳥先生に強く気持ちを持っていかれました。次巻の副題も決まっているし、いろんな意味で興味の尽きない作品です。
読了日:4月8日 著者:知念実希人
しゃばけ読本 (新潮文庫)しゃばけ読本 (新潮文庫)感想
ガイド本のようなタイプは日頃手にしないのですが、「みぃつけた」が収録されていると知って読もうと思った一冊。思いがけなく一冊まるごと楽しみました。対談やインタビューも楽しいし、これは買って良かったです。「みぃつけた」は若だんなと鳴家の出合いの物語。可愛らしくてちょっぴり切なくて素敵です。全体に渡ってにっこりあったかな世界、でした。イラスト素敵だなぁ。鳴家にわが家にも来てもらいたいなぁ(笑)
読了日:4月5日 著者:畠中恵,柴田ゆう
ひなこまち (新潮文庫)ひなこまち (新潮文庫)感想
再読)シリーズ11作目)「ゆんでめて」と重なる時間。別の道ではあってもどこかに切なさが見え隠れするのはそのせいかな?と思ってもみるけれど、同時に若だんながもう我は子供ではない!というそんな一冊でもあるのだな。雛小町選びを縦軸にしながら、困った人たちを何とか救おうとする若だんな。切ないなぁと思いながら楽しんで読んでいる。若だんなと共にこのシリーズは大人になっていくんたな。
読了日:4月5日 著者:畠中恵

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