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3月の読書 ここまで読めなくなると悟りの境地!?

2015年04月08日 09時32分10秒 | ★★★毎月の読書まとめ
冊数は取り敢えず若干復活。
でもね。
読んでいる本が。
しゃばけシリーズの再読が基本なのですよ。
一日1冊は読める作品なハズなのですよ。
再読だし…。

なのに進まない。
毎日読んでいるのに進まない。。。

どーした?わたし!?

まぁ、自分の楽しみなわけだからそんな気にすることもないんですけど、近年で最高に不調です。
しゃばけシリーズ面白いよ~。


そして。
合間に図書館で借りて読んだ「私は売られてきた」に衝撃を受けたことが一番の月でした。

2015年3月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3112ページ
ナイス数:1558ナイス

やなりいなり (新潮文庫)やなりいなり (新潮文庫)感想
再読)シリーズ10作目)料理れしぴがついているっていう事も初めてだけれども、再読してみると少しだけ主人公の「若だんな」の周辺の人々や妖に重心を移した作品群かな?と感じた。もちろん若だんなは関わっているけれども騒動の中心にはいないで俯瞰的(とまではいかないかなあ?)な位置にいる、というのか。楽しさは変わらないけれどやっぱりでも。私はガッツリ彼が病を押して外出をしたり考えたりそれでまた倒れたり。。なパターンが好きかもな~(笑)選ばなかった未来が見え隠れして重なるのは切なくも嬉しいことです。
読了日:3月27日 著者:畠中恵
私は売られてきた (金原瑞人選オールタイム・ベストYA)私は売られてきた (金原瑞人選オールタイム・ベストYA)感想
図書館本)読友さんのレビューから初めて知った一冊。図書館で借りたその場で読み始めやめられなくなった。短い章で進む物語が少女の心情と状況を的確に表して悲しく苦しい。非常にショッキングな事が未だに続いている現状。読むのが辛くなりながらも、それだけではない姿。ラスト。しっかりと名乗る少女に涙が流れた。知らなかった、知っていないといけないノンフィクションを元にした一冊。打ちのめされる。
読了日:3月27日 著者:パトリシア・マコーミック
ゆんでめて (新潮文庫)ゆんでめて (新潮文庫)感想
再読)シリーズ9作目)短編連作。右か左か。進むか戻るか…。人の一生にはいくつもの分かれ道がある。たった一日の中にも分かれ道はある。その片方に進んだ後にもう一度もう片方に戻される。それは幸いなのか不幸なのか。どちらにしてももう片方の道の先はわからないまま、その道で出会った人、事、ものたちとは永遠に別れることになる。読んでいて切なくて、若だんなの恋心とか男前な彼女とか…その先を知りたかったという思いも強い。でもやっぱり屏風のぞきがいなくなるのは淋しい。神々の都合と人の思い。重なるようで重ならないそんな(続)
読了日:3月22日 著者:畠中恵
銀座ウエストのひみつ銀座ウエストのひみつ感想
図書館)ウエストのどこか飾らない焼き菓子が大好きなのです。いつの頃からか入れ物が確かに紙の箱に変わりました。本当はあの缶の方が後々使えてよかったんですけど…それはこちらの勝手な言い分、かな。ページをめくる度に食べたくなります。街に出たら買ってこよう(笑) 手元に置いてもいい1冊です。
読了日:3月20日 著者:木村衣有子
ころころろ (新潮文庫)ころころろ (新潮文庫)感想
再読)シリーズ8作目)短編連作)タイトルを手にした時、ああ、ここまで来ちゃったなぁ、と思ったのでした。読み終えてしっかり哀しくなったのでした。神様とは人にとって何なのか。その問いの最後の答。切ないです。何度読んでもここは。若だんなの目を取り戻すために巻き込まれる、仁吉と佐助、それぞれのエピソードが楽しいのと同時にこちらもまた、締めはしんみりと切ない物語なのでした。シリーズの中でもお気に入りの一冊。
読了日:3月20日 著者:畠中恵
いっちばん (新潮文庫)いっちばん (新潮文庫)感想
再読)シリーズ7作目)短編集)なぜかな?シリーズの再読中で一番忘れていた一冊であった。三途の川で出会ったあの少年にちゃんと再会できているし、何より妖以外の初めて?の友が登場するのに。若だんなのまわりが変化してきて寂しさも募る、そんなお話たちでした。
読了日:3月20日 著者:畠中恵
ツバサ -WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編(1) (講談社コミックス)ツバサ -WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編(1) (講談社コミックス)感想
うむ。つながっている。それは承知だったのだがGATE7がもうリンクしてるとは思っていなくて…。いかん。この人だれ?まぁ知らなくても物語の芯には問題ないんだけど個人的にそれぞれのキャラの把握をしときたいものだから(笑)ホリック戻は必須です。小狼と四月一日が切ないしおとーさんギャグは楽しいし、さくらがさくらちゃんだし。。あーやっぱり好きだ!このCLAMPの世界。
読了日:3月14日 著者:CLAMP
からすのおかしやさん (かこさとしおはなしのほん)からすのおかしやさん (かこさとしおはなしのほん)感想
薬局の本棚)からすのパンやさんからずっと続編を望まれ続けてきて40年!?あとがきを読んで驚きました。そして今回は一番上のお兄ちゃん、チョコちゃん…ではなくもうチョコくん、立派な青年なのですね。の、物語。そうかー。だからおかしやさん。何年たっても色あせないとても素敵なからすの森がそこにありました。
読了日:3月13日 著者:かこさとし
PRAY FOR JAPAN ‐3.11世界中が祈りはじめた日‐PRAY FOR JAPAN ‐3.11世界中が祈りはじめた日‐感想
再読)この日だからこそ。振り返ってそして、また前を向く。改めて、毎年この日に読むことを誓う。変わらずに読めることの幸せを忘れずに。
読了日:3月11日 著者:
ちんぷんかん (新潮文庫)ちんぷんかん (新潮文庫)感想
再読)シリーズ6作目)短編。ここで賽の河原まで行ったんだったのか、ということを思い出す。短編だったんですね。いやぁしかし恐ろしや。特製の薬の威力!石を積む子たちの姿には辛さを感じつつもその後の鳴家と若だんなの奮闘にはつい笑ってしまう。そんな物語が最初で、最後の物語が「はるがいくよ」若だんなが小紅に寄せる思いは同時に仁吉や佐助が若だんなに重ねる思いであり・・・。寛朝様の言葉が重い。「そういうことだと納得する。仕方がないと諦める(@要約)」3人に向けた言葉をそれぞれがどう受け取ったのか。→続
読了日:3月8日 著者:畠中恵
うそうそ (新潮文庫 は 37-5)うそうそ (新潮文庫 は 37-5)感想
再読)シリーズ5作目)長編。湯治に行った若だんなの山あり谷ありな物語(笑)ほんとにちっとも湯治にならない大騒動で以前はこの長編がちょっと苦手だったのが。。今回は。なんとも楽しくて読み始めると止まらなくて不思議でした。地震を起こすものの理由。人の身勝手な姿。イライラしたり悲しくなったり笑ったり困ったり。長い物語もまたこのシリーズにはなくてはならない表現方法だなあ、と今ならば納得できます。畠中さんの文章に慣れた、ということもあると思うのですが。お比女ちゃん再登場してくれないかな。
読了日:3月1日 著者:畠中恵
おまけのこ (新潮文庫)おまけのこ (新潮文庫)感想
再読)シリーズ4作目)短編集。人の心にある優しさや明るさ、妬みや僻み。そんなものをさりげなく描き出す一冊。この頃からより深く「人」を描かれている気がする。裏も表もある。そんな人間の哀しさや切なさ。そんな中で鳴家がなんだかとても可愛らしくてほのぼのした。おまけのこ、じゃないよ。ね。若だんな。
読了日:3月1日 著者:畠中恵

読書メーター

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