【WHAT JUST HAPPENED】 2010/09/04公開 アメリカ 104分
監督:バリー・レヴィンソン
出演:ロバート・デ・ニーロ、ショーン・ペン、キャサリン・キーナー、ジョン・タトゥーロ、ロビン・ライト・ペン、スタンリー・トゥッチ、クリステン・スチュワート、マイケル・ウィンコット、ブルース・ウィリス
映画業界の裏側、
暴露します。
ロバート・デ・ニーロが映画プロデューサーに扮してハリウッドの裏側を描いたコメディ。
多くのヒット作品を手掛けたプロデューサー、アート・リンソンの回想録を映画化。
業界の関係者やわがまま俳優に振り回され、トラブルに巻き込まれながらプライベートでも問題ありのプロデューサーの2週間を描いたお話。
監督は『ロビン・ウィリアムズの もしも私が大統領だったら・・・』、『隣のリッチマン』のバリー・レヴィンソン。
何というかまぁプロデューサーという方は大変なお仕事ですな。胃が痛くなりそ、、、。
デ・ニーロさんの苦笑いする表情がとても印象に残りますわぁ。
ハリウッドではこういうトラブルやドタバタはよくあるんでしょうね。
ほとんどデ・ニーロさんのグチみたいな語りが観てるこちらもちょっと、、、。
犬を撃ち殺す映画を作った監督とプロデューサーがにラストを作り直すようにクライアントに言われるんだけど、自分の信念を持って作った作品を監督とクライアントの間でモメモメ。
でもこの劇中映画の主演はショーン・ペン、ラストシーンしか流れないのがもったいない。
ラストの死に方はカッコよかったけど、犬が何発も撃たれてしかも血が飛び散るのだけは勘弁。
人間はいいけど(←おいっ)動物は嫌だな。
果たして監督はどう作り直すのか・・・オチはニヤリ。
一方、メタボでモジャ髭のブルース・ウィリス。
撮影では髭を剃っての撮影が条件で、剃らないと撮影は中止になるというのに日にちが迫っても剃る気配なし。
剃れと言われてキレまくって、モノを散らかす壊す、駄々っ子ブルースちゃん。
あれだけ髭を剃るのか剃らないので引き延ばして、さらに撮影当日剃ったのかそれとも・・・で登場するのに緊張感を持たせるのはさすが大物俳優ですな。
こちらもオチにはニヤリ、というか笑った。なんか可愛いっ。
でも、映画の試写で反応を観てラストを作り直す作品はたくさんあるんでしょうか。
たまにDVD特典映像で、もうひとつのエンディングというのがソレにあたるのかな。
あれはどちらにしようか決めかねて撮ったものなのか...。
やっぱり映画を作るなら監督としてのこだわりを貫いて欲しいものだけど。
わざわざ劇場で観るまでもなさそうだけど、DVDで観るには楽しめました。
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