暮しを楽しむアイディアノート

2012年の引越しを契機に新しい暮らしを楽しむためのアイディアをメモしています

毎日の暮らしを少し上質な物に

2016年01月15日 16時10分45秒 | 暮し

毎日の暮らしを少し上質な物にしたいと思って年末から年明けにかけて買った物は漆器のお椀と半月盆と洋風の木製盆でした。

いつも使っている味噌汁用のお椀は蓋付きで汁が覚めなくていいのですが、少し小さくて実だくさんの汁ものを入れるにはもう少し大ぶりなお椀が欲しかったので探していました。最初に気に入った赤いお椀を見つけたのですが同じ物がなかったので後日まあまあかなと思える黒いお椀を買い足しました。比べてみたら赤の方が少し大きかったのでこちらを夫用にしました。そして、半月盆の方は片面が黒で裏側が赤になっているので夫が赤いお椀を使う時にはお盆の面は黒に、その一方私の黒いお椀には赤い面を出して使う事にしました。なにも常にお揃いにする必要はないですね、赤と黒の両面を出す事で食卓がちょっとおしゃれで華やかな印象になりました。

我が家のお昼はパン食が多いのですが、これまで使ってきたのはしっかりした作りのプラ製のお盆ですが、私は物が壊れない限り捨てられない性分のためにこのままだと死ぬまで使えそうでした。でも、考えてみればこのお盆は子供達用に買った物だったのですから60代の夫婦が使うにはあまりにも安っぽいし、和風の印象が強いのも気に入りませんでした。それで街に出た時に探してみたら程々の値段で洋風の雰囲気を持つ木製のお盆を見つけました。ただ気に入った物は1枚しかなくてお揃いには出来ず、仕方なく別々の柄になりましたが、それぞれのお盆を気に入っています。ただ木製なので汚れや水を吸い易いので箸やカトラリーの汚れが付かないように箸置きなどを使って扱いには気を付けています。お盆はあまり大きくはありませんが、もうそんなにたくさん食べれない私達にはちょうどいいサイズですし、ナイフやフォークを置いても違和感がないのは当然としても和食で使ってもそんなにおかしくない所がなかなかいいお買い物だったと思っています。


新年早々の大失敗

2016年01月11日 14時18分53秒 | 暮し

新しい年が明けたばかりだというのに、もうから大失敗をしてしまいました!

今日は早く買い物に行こうと焦っていて、大急ぎで簡単にメイクしてコートにストールをしたまでは良かったのですが・・・。いそぐあまりパンツを履き替えるのを忘れていました。(~~;

この団地は元の家と比べると大分田舎なのですが、このあたりでは「おハイソ」な団地という事になっているらしいので、割とシックな装いの方が多く、目立たないけれど上質な素材で出来たちょっとデザイン性のある服装の方が多いのです。

だから私も服装や言動には気を付けなくてはいけないと常々考えていたのですが・・・・。(~~;

ここは盆地と言う地形から朝夕が冷え込むので早起きの私は起きてからの数時間は総裏毛でまるでぬいぐるみの熊さんになったみたいなモコモコのパンツを愛用しているのですが、さすがにこのスタイルで外に出てはいけないと思っていました。

まあ知った人(って言ってもほとんどいませんが)には出会わずにすんだのが不幸中の幸いだったと自分で自分を慰めているところです。

 

 


この家で得られた自由

2016年01月10日 08時43分28秒 | 暮し

引っ越してからは元の家とは違う新しい暮らしを始めてもう4年目に入りましたが、元の家は交通の便が良くて徒歩3分のバス停から目的地のバスセンター兼デパートという複合巨大施設へは20分で行けましたが、今の家も徒歩3分でバス停があり、高速バスに約1時間乗れば全く同じ所に着くという、何だか奇跡のような環境にいます。

ですから元の家のある団地へはバスを乗り継けば実質1時間20分で行けるのですが、余程の用事がない限りそこへは行く気になりません。今もお付き合いのある親しい友人もたくさんいるのにどうしてなのかなあと考えると、結局私はその団地自体があまり好きではなかったからだと気が付きました。

元の家には37年も住んだので周辺には知り合いが多くなり過ぎて、庭に出ただけで道行く知った顔が声を掛けてきて、私の夢だった「庭仕事の合間に花を眺めながらゆったりとお茶を飲むなどというガーデンライフを楽しむひととき」はなかなか実現できませんでした。

また、一寸街に遊びに出ようとしてバス停でバスを待つ間に、顔見知りが通りがかるとその人は口には出さなくても「あら、どちらにお出かけ?」と詮索するような目をしていて、私はだんだんそういう人の目を気にしたり、外出のもっともらしい口実を考えるのが嫌になって息苦しく感じ始めました。たくさんの知り合いに囲まれることが心地よいという人もいるとは思いますが、私は人の多さに窒息しそうでした。

引っ越したことで元の家での窮屈な暮らしから解放されて私は精神的にとても自由になりました。私はこの家では夫が元どういう会社でどういう地位にいたとか、近くに住む娘夫婦がどういう仕事をしているかなどについて人に話したことはありません。良い友人を作るためには損ですが、これまでの経験から人に嫉妬されるような事を話すのはあまり得策ではないと思うからです。ここでは極常識的に大人しくきちんと暮らしている事で詮索好きな人の目を集める事はないはずです。ただ素性のしれない怪しい人間ではないとアピールするために家の周囲の掃除とか、近隣の人への挨拶やお土産とかここに暮らしための最低限のマナーは忘れないようにしています。そしてここさえ押さえておけば、寂しいなりに私は自由に行動できるのです。

だから町に出掛けるのもこの自由さへの代償として、多少時間とお金がかかるようになったのは当然だと思っていますが、往復2時間と元の2倍のバス代を考えると、効率よく行動しなくては勿体ないです。それでデパートとその周辺ですべての用事を済ませられるように考えて計画的に行動しています。

前よりも少し田舎に引っ越したと言っても田舎っぽくなる必要はないと思うし、人付き合いがなくなって寂しいのは事実ですが、それよりも閉鎖的な環境という縛りから自由になれた事を喜ぶ暮しをしようと思っています。

もちろん街で知り合いとバッタリと出くわす事もありますが、お互いにとって相手はもう「過去の人」で、もうアレコレ比較したり詮索したりする相手ではないのですから、これからは丁寧にごあいさつだけすればいいのであってちょっと派手目に着飾っていても平然としていようと思います。本当に分かり合える友人とはそれぞれ自由なファッションで街で待ち合わせて楽しいひと時を過ごすことにしています。

 


「今を生きる」事を楽しむ一年にしよう

2016年01月09日 20時51分48秒 | 暮し

新年になって初めての「専業主婦の有給休暇」として新学期が始まって静かになった街に出掛けてきました。今回は近くの店では手に入らなかった特殊なファスナーが欲しくて探しに来たのですが、目的地はバスの終点で到着するのはバスセンターとデパートが一緒になった巨大な施設なので手芸店は同じ建物内に3店もあって、さすがにない物はないという感じで何でも揃い、欲しい物もすぐに見つかりました。

それで今回は一寸遠出をしてみました。元住んでいたところの近くにある行きつけのお店が懐かしくなってバスを乗り継いで行ってみました。でも、前ほど魅力を感じなかったり、店舗が半分になっていたりでちょっとがっかりしました。でも、そのおかげで元の家の暮らしとはすっぱりと決別する事が出来たようにも思います。

今の家で暮らしてもう3年半が過ぎて欲しい物はたいてい手に入れてもう特に欲しいと思う物が無くなったせいもあるし、今はインターネットで何でも取り寄せる事が出来る時代になったせいもあります。だからもう過去は過去として今を生きようと思います。というわけでこれからはもっと新しい暮らし方や買い物法を研究する事にしようと思っています。

次の外出は「葛飾北斎」の美術展です。私と同じように元住んでいたところから離れた場所に引っ越して孤独にでも個性的に暮らしを楽しんでいる友人と一緒に行くのです。彼女とは同じ立場で暮らしている者同士として気が合うのです。彼女にとっても私にとっても街が同じぐらいの距離にあるので却って会い易くなりました。


最強の防寒ワーキングスタイル

2016年01月07日 04時49分41秒 | アイディア

これまでは冬にはカッポーギが一番いいと思っていましたが、スモックを着るようになって以来これがお気に入りの冬のワーキングウェアになりました。

カッポーギは後ろをボタンで留めたり紐を結んだりしなくてはならないのでゴロゴロしたり隙間が寒く感じたりしていましたが、頭からかぶる形のスモックならボタンも紐もいらないので隙間もなくゴロゴロもしません。首元も手首もリブニットでピッタリとしているので寒さを防ぎ、腕まくりも簡単ですし、程よい長さもある上に布もしっかりしているけれど体にもなじんで広がらない、という理想的なスモックを見つけて以来手放せなくなりました。カッポーギよりは少し値段が高いけれど、今の私にはこれに勝るワーキングウェアはないので良さそうな物が安くなっていると必ず買ってストックしておきます。スモックはそう簡単には店頭で見つける事が出来ないし、毎日着るので消耗も激しいと思われるからです。

ただし、防寒用としてのスモック(中高年向き)には賑やかなプリントが多くシンプルな無地(若い人向き)はたいていが薄手で色もグレーとかブルーとかで私の年代には顔映りが悪いのが困りものです。それで賑やかなプリントの中から出来るだけ似合いそうなプリントを選び、それに合わせるために黒い防寒用パンツ(裏地がボアです)を買いました。昨年一枚赤い防寒パンツを手に入れたのでこれで2枚になりました。

もう少しどうにかならないものかと思うような色や柄の組み合わせですが、私にはこれが最強の防寒ワーキングスタイルで、スモックはすでに6枚買ったので夫はもっと防寒パンツの枚数を増やせと言います。たしかに冬はおしゃれしようにも外に出かける機会自体が少ないので、 これが私の毎日の暮しに本当に必要な衣類というのが現実ですから。

・・・・って、この暖冬で「最強の防寒・・・」だなんてね、何言ってんだかねぇ、笑えます。まあ、急激に襲ってくるかもしれない寒波に備えてと言う事にしておきましょう。