暮しを楽しむアイディアノート

2012年の引越しを契機に新しい暮らしを楽しむためのアイディアをメモしています

あなたには自分の「オアシス」がありますか?

2016年01月22日 08時34分10秒 | 暮し

この地に住んでもう3年半が過ぎたというのに未だにどこに美味しいお店があってどこに素敵な雑貨を置いた店があるのかがわかりません。というか興味がないので覚えようとしないのですね。ごひいきのテレビ番組も途中で眠ってしまって何が何だかわからないうちに終わっている。これってもう「老いるショック」です。

それに呆れた遠くの友人がお掃除していた私に「今そこの街の面白いスポットを紹介する番組をテレビでやっているよ」と電話をくれました。それで慌ててお掃除をやめてテレビを見ながらメモメモ・・・。(笑)番組ではこじゃれたカフェや雑貨店などが紹介されていて見ていてとても楽しかったです。住所もわかった事だし、それではさっそく行ってみるかと言うと、どのあたりにあるのか週に何日営業しているのか駐車場は広いか、などを調べる段階でもう面倒になるのです。(~~;私はふらっと立ち寄ってみて偶然に良いお店を発見するのが楽しみなので、人やテレビに教わるのはあんまり好きじゃないのですね、多分。

それに私は子供のころからどこにいても我が家以外に心安らぐ「オアシス」を持つという習慣があって、学生時代は部活の部屋とか図書館が私の「オアシス」でした。結婚してもそれは変わらず、ここでもそれを見つけるまではひたすらウロウロしてお店や公共施設を覗いて回っていました。主婦にとっては自宅は「職場」なのでいつも家にいると限りなく仕事を思い付いてしまうので、時々そこから脱出して一人心豊かな時間を楽しむ事にしているのです。

やっと自分がよく行く道の途中にあってちょっと飲み物やパンを買うだけで1時間ぐらい座って本を読んでいても嫌がられないパン屋兼カフェとか、本屋さんに併設されたカフェとか、あちこちにある図書館とか、そこでお茶したり、本を読むひと時を心から楽しめる場所=「オアシス」が出来たので、特にお洒落なお店とか美味しいと評判のお店などを知らなくても、もう十分に満足しているのです。

それに慣れないお洒落なお店でつい余計な物を買ったり、食べ慣れないお味のランチを食べるよりも、自分のオアシスと決めた場所でひっそりとお茶する方が私には寛げるのです。

それに最近はこれまで時間をかけて整理整頓お片付けを続けてきたおかげで我が家は簡単にきれいを維持できるようになったので、夫が見ていなくても来客がなくてももっと素敵に、もっと快適にして暮らしを楽しみたいという気持ちが強くなってきました。

そのせいかお片付けや整理整頓が苦痛ではなくなってきて、スッキリ片付いたテーブルに小さなドイリーを敷いて花を活け、コーヒーや紅茶と読みかけの本やノートパソコンがあればわざわざ服を着替えて車を出してまでして一杯400円の人気のカフェに出掛ける必要がどこにあるのだろうと思うのです。私なりの「オアシス」があり、それに加えて家には私が長年かけて集めてきたティーカップのコレクションの中には殆ど使った事のないカップもあるのですからもう今のままで充分なのです。

あなたには自分の「オアシス」がありますか?


春までは「見た目重視」のお片付け

2016年01月20日 09時10分18秒 | 片付け

二階の和室は寒い期間の寝室と工作縫物のために使っていますが、今始めた縫物もまだ製作途中だったり、他の用事で中断せざるを得ない時に、余り完璧に片付けてしまうと次が「またゼロからスタートする」みたいな感じになってやる気を失ってしまうことを危惧しています。洋裁にはアイロンとかハサミとか針などの危険物を多く使うので取りあえず安全を確保した上での「見た目重視」の片付けにしようと思います。全方向から見ると片付いていないのがバレバレでしょうが、そこまで見る人は自分以外にはいませんし、夫も私のそれなりの努力は分かってくれると思います。

重い物、大きい物を部屋に出しっ放し置きっぱなしにしておくのはとても散らかって見えてしまうと分かってはいますが、縫物をやめる春までは作業効率を落とさない為にカフェテーブルと折りたたみテーブル、ミシン、イス2脚、だけはどうしても今ある場所から移動できません。また、この部屋は昼間はストレッチをしたり夜には布団を敷いて寝室にするので広いスペースが必要です。それで何とかして出しっ放しの数を減らしたいのですが、今のところいいアイディアが浮かばす現状維持するしかありません。せめて凸凹の多いミシンにはカバーを掛けて物の形をシンプルに見せたり、薄い物は大きな物の後ろに置いて隠したりなどと工夫しつつ、物の色がゴチャ付きをいっそう強調しないように出ている物の色数を少なくする工夫をしたいと思っています。

その一方で押し入れにスペースを作って細々して物は取りあえず段ボールに入れて押し入れに仕舞う事が出来るようにしました。こうしておけば片付ける時間がない時には段ボール箱に放り込んで押し入れに仕舞えば取りあえずは片付いてみるはずで、時間がある時にきちんと片づけ直すと言う事にしようと思います。こういうスペースをもうあと1か所作っておくといいかなと思っています。


家事デーと初雪

2016年01月19日 09時29分45秒 | 暮し

今朝は朝からずっと小雪が舞い降りてきてこの冬初めての積雪です。九州育ちの私は幾つになっても雪が嬉しく珍しくて「通勤通学の皆様にはきっと大変な一日になるのでしょうね、どうぞお怪我や事故がありませんように」などとお祈りするのも本当ですが、その反面雪景色の美しさに魅せられて雪に閉じ込められて家で過ごす一日に内心ワクワクしてしまいます、申し訳ありません。(^^;

今日は「家事デー」なので朝からずっとお惣菜を作ったりお掃除したりしていつもなら全部終わるまで休まないのですが、特別に途中でちょっと休憩。コーヒーを淹れてダイニングテーブルに置き出窓のレースのカーテンを全開にして舞い降りる雪を眺めながらのティータイムを楽しむことにしました。

空は灰色一色に塗りつぶされて遠くの山は何も見えず、今日は一日雪が降り続きそうな勢いですが、雪をかぶった南天の赤い実がとてもきれいです。

今日の雪については数日前からの予報で分かっていたので食料は前日までにしっかりと買い貯めてあるので3、4日は買い物に行く必要がありませんし、ゴミ出し以外には家を出る用事もありません。

窓からは家のすぐ隣にある公園が見え、大きな木が雪と風で揺れているのが分かります。灰色の空と白一色になってしまった近隣の家並みの中で「トンデモナイ」と顰蹙をかったに違いない近所の家の真っ赤に塗装された壁が単調な雪景色の中でパッと目を引きます。最初はビックリしましたが、今ではもう見慣れてしまって特に違和感も感じなくなって「雪の中の赤い壁ってきれいだなあ」なんて思いました。(笑)

エアコンを切っていても朝からずっと体を動かしていたのであまり寒さを感じませんでしたが、だんだん体が冷えてきました。さて、体を暖める為に休憩をやめてお掃除の続きを始めましょう。

・・・・それから50分後、「家事デー」の家事のメニューを全部やり終えたところで二階の和室にパソコンを持って移動です。午後からはこの部屋が家の中で一番暖かい部屋だからです。雪が降りやみ、青空とお日様が顔を出してきたので、南と西にある窓のレースのカーテンを全開にして「買い物も行く必要がないし、お惣菜も出来ている。さてこれからお昼まで何をしようかな~」って考えながらついニンマリしてしまう私です。


夫婦円満、家内安全は必要不可欠な条件

2016年01月17日 15時51分09秒 | 暮し

昨年から毎日の暮らしを「家事デー」と「フリーデー」に分けて以来、一日が充実して過ごせるようになったと実感しています。そして、これから春までの間、暖かい部屋で工作や縫物を続けたいと思っているのでその前に同じように大きなルールを決めておく事にしました。

既に昨年までに道具や材料を分かりやすく分類し必要な物がすぐに取り出せるよう整理整頓してあるので、今はその日の作業をやめた時にどの程度まで片付けるかについて考えていました。ここ数年お掃除や片付けに多くの時間が取られて、工作や縫物が出来ないというストレスが溜まりに溜まっているので今年からは春までは延々と縫物や工作を続ける気満々なのです。それと同時にきれい好きな夫から散かる作業に対して文句が出ないように「物作りに関するシステムを構築」しておきたいのです。

やりたい事は山のようにあっても自分の体力的能力的なレベルはごく低いと分かっているし、専業主婦なので何かにつけて家族からは暇人とみなされて都合よく使われるというのが現実です。だから作業はなかなか進まないのは確かだし、途中で飽きて未完成のまましばらくほったらかしという物も部屋の片隅にゴロゴロしそうです。いろいろな事をやろうとするとそれに付随していろいろな道具や材料が必要な事が多くなります。その点は出来るだけ気を付けて整理整頓する癖を付けなくてはいけないと思うのですが、いちいちキチンと片付けあるべき場所に収納して、なんて理想的な事をやっていたら次にやる時にはまたゼロからスタートと言う風になって、やる気を失いそうです。かと言って作業をやめたままの状態では夫のお小言が雨あられと降ってくるでしょう。

だから取りあえず今やろうとしている縫物に関してその日の作業の後片付けのやり方を決めました。

第1に散らかった印象を与えないために使った道具や材料は段ボール箱などにまとめ、押し入れに収納する。そのために押し入れにはスペースを確保して置く事。

第2に次に作業に取り掛かる時に手早く体制が作れるように片付け方を工夫しておく事。

第3に突発的な事態に対応できるように片付ける事。例えば真夜中に地震・火災・落雷などの災害が起きた時、放火・押し込み強盗など犯罪が起きた時に、真っ暗闇の中でも安全を確保出来るように大きな物は部屋の隅に置き出来るだけ空間を広く取っておく事。

夫に言わせるとこの第3が何より大切なのだそうですが、私は内心「何もそんな御大層な事を言わなくてもいいのに」と思うのですが、ここは大人しく夫の言いつけを守ろうと思います。何と言っても夫婦円満、家内安全はやりたい事を楽しくやるための必要不可欠な条件だと思うし、100年に1度と言う災害は99%起きないのではなく1%の確率でも実際に起きるという事を日本中の人が胸に刻んだ東日本大震災を経験した後では夫の言葉を重く受け止めるべきですし。とまあ、こんな訳で春までじっくりと縫物、工作を楽しむために毎回お片付けは決めたところまでキチンとやろうと思っています。

実際には折り畳み机は畳まないが壁に立て掛ける。(部屋が広くなる)縫いかけの布や材料は段ボール箱に入れて押し入れに収納。細々した道具類を入れた三面鏡の広い引き出しは元に戻す、アイロンやコード類は人目に付かない場所にまとめる。アイロン台は足を畳み椅子の後ろの目に付かない場所に立てかけておく。(見た目が片付いたように見える)ミシンはテーブルから降ろし人が通らない場所にカバーを掛けて置く。落としたことに気が付きにくい縫い針はいつも1本、待ち針も10本しか出さない。ミシン掛けの時に便利なミシンに付けた針山の待ち針は全部缶のピンクッションに戻す。(安全・地震対策)ここまでの片付けを毎回やる事に決めました。

それで今日はまず裁断したばかりの布を入れる浅いケースを買って来たのですが、それが丁度それまで入れていた段ボールのサイズとピッタリと合ったので重ねて押し入れに仕舞う事にしました。ミシンなどのコード類をまとめて放り込む場所を決めました。それから凸凹が気になるミシンにカバーを作りました。また、2段の仕切りがある小さな持ち手つきのケースを買ってお針箱の代わりによく使う道具をまとめました。普段は押し入れに入っているアイロンや足を折り畳めるアイロン台はよく使うので押し入れでは出し入れが面倒なので見えにくいスペースにおく事にしました。引出しごと引き抜いて三面鏡のテーブルに置いたソーイングの道具もまた引出しごと元に戻したので部屋はかなり片付いた印象になったと思います。


冬のソーイングルーム完成!!

2016年01月16日 09時05分48秒 | 暮し

春と秋は毎日庭に出てガーデニングに忙しく、暑過ぎたり寒過ぎたりして戸外の作業が辛い夏や冬になってからはエアコンの効いた快適な室内で縫物をするというのがこれまでの私の暮らし方でした。

ここに引っ越して以来何かと忙しくてなかなか前のペースに戻れずイライラしていましたが、いろいろな用事が終わり、家の中を使い易いように整理整頓して片付け直し、昨年の7月からは毎日の生活を「家事デー」と「フリーデー」に分けて一日おきに丸一日を自由に使える日=フリーデーとした事で、やっと自分の元の生活を取り戻すところまでこぎつけました。

というわけで今日は「フリーデー」なので朝食の片付けが終わるやいなや「冬のソーイングルーム」作りを開始しました。

まず2階の和室の畳を傷めないように適当な敷物を敷いて自室から丸いカフェテーブルとその椅子を運びミシン台を作りました。次に昨年からソーイングの道具を入れて使う時には引出しごと引き抜いて使う場所まで持ってくることにした三面鏡の大きい引き出しを抜いて三面鏡の平面に置き、夫が単身赴任中に使っていた折り畳み式の座卓も引っ張り出してその上に脚付きアイロン台を置いて三面鏡の椅子に合う高さを作りました。ロックミシンだけはもう椅子で作業できるスペースがないので元のまま自室の机の上で使う事にしました。

こうして畳一畳分のスペースに必要な道具を並べて「冬のソーイングルーム」が完成しました。その特徴は何といっても安全第一な配置です。この部屋に暖かくなるまでの間寒さをしのぐために「家庭内お引越し」をして布団を運び込み冬の自室にするので、やれ地震が火事がとうるさい夫を安心させるために、万が一の夜中の地震などが起きた場合にも家具やミシンが飛んでこないように安全な位置に寝るように配置しています。もちろんお掃除にもうるさい人なので夕方になったら見た目だけでも簡単にスッキリ片付くようにも考えています。(例えばテーブルの下に箱を置いて縫い掛けの物などを入れておくとか、ミシンにカバーをかけてスッキリ見せるとかね)それに時々は近くに住む孫たちがやってきてこの部屋で遊ぶ事もあるのでいろいろな道具を触っても困らないように整理しておくことも大切なのです。