暮しを楽しむアイディアノート

2012年の引越しを契機に新しい暮らしを楽しむためのアイディアをメモしています

生垣そばの植栽と石竹

2013年05月06日 02時51分23秒 | 和の庭
和の庭に少し自分の好みを反映させたくて、参考になる庭がないかしらと散歩中はさりげなく家々の庭を覗きこんでいるのですが、気になるのは荒れた印象を受ける庭をあちこちで見かける事です。巧みに演出されて植えられた花壇も素敵だし珍しい樹木もいろいろ植えてあるのにどうしてなのかと思っていましたが、それは結局草取りや落ち葉の掃除、樹木の剪定がきちんと出来ていないだけでなく、家の周辺の道路も掃除するという基本が出来ていないのが原因のように思いました。それぞれにとっては自慢の家や庭であっても道行く人から見れば単に街並みの一部でしかなく、家や庭をより素敵に見せたければ、その前の道路も含めた景色をきれいにすることを合わせて考えなくては不十分だと思うのです。ましてや、庭に草がぼうぼうでは話にもならないけれど仕事を持つ主婦も多い現実を考えると我ながら意地の悪い感想だわと反省もしました。

この家は草取りを楽にするつもりで地面をバラスで覆い尽くしていましたが、確かにその分草は生えないけれど尖ったバラスのせいでこけたら絶対に怪我する危険な庭にしてしまっています。でも、生け垣周辺の植栽にはかなり盛り土がされていてここだけは真砂土なのが有難いです。とは言っても行く手を阻むような場所に球根類が植えられていたり、植栽のそれぞれに盛り土しているせいでやたらと凸凹していてとても歩きにくく花を踏みつけたり自分が躓いたりしないようにいつも足元に注意して歩かなくてはなりません。昨年はまだそこまで気が回らずにいたけれど、懸案だった生垣の水仙を全部抜いてやっと計算された庭作りが出来る段階に漕ぎつけた時点でそれがどうしても許せなくなりました。通路に突如芽を出してきた水仙の存在は嬉しい驚きでしたが、同時に掃除の邪魔になるし意味のない凸凹があると平衡感覚がおかしくなって転倒の危険が増します。元の家でも今の家でも、夫はそんな事は少しも気にならないと言うのですが、それはめったにそこに入らないからであって、しょっちゅう掃除をしたり、植栽の手入れをする私にはそれが不安でしょうがありませんでした。

それで昨日はショベルで小高い場所を削り低い場所に移して全体が平らになるよう均してみました。少し根を痛めたとは思いますが、植栽の中を足元に気をせず安心して歩けるようになって、やっぱり思い切ってやってよかったと思いました。そしてこの庭は前の家の庭のように草一本生やさずに硬くツルピカに仕上げないで下はあくまでもしっかりと平らに固めても、表面だけは夫の好むように化粧砂的な土が表面を覆うようにしてサクサクふかふかに仕上げてあげようと思っています。他の場所はどこもバラスが敷かれているのでここだけは雑草は生えても安心して歩けるようにしようと思います。

植栽は盛り土されているので通路とはかなりの高低差が出来ましたが、これをくっきりと区分けするつもりです。その境界は目立たないグレーの小型ブロックで囲み、周囲を何か和風の背丈の低い植物で囲めば道路から見る庭の景色としても感じがいいのではないかと思うのですが、日当たりがあまりよくない事を考慮しなくてはなりません。

昨年の秋に植えた門扉の横の石竹は秋も綺麗でしたが、今またポツンポツンと花が咲き始め多年草であることが分かりました。夏は半日陰になるような場所に植えるのが良いそうで、寒さにも強く3株植えたのがかなりの大株になっているので生け垣のそばの植栽の根元に植え替えたらどうかしらと思っています。大ビンボーな我が家では出来るだけ物を買わずに今持っている物を工夫して心豊かに暮らしたいと思っているのでこれを株分けで増やせるといいのですが、さてどうでしょうか。周辺には洋風な家が多いし庭作り関連の本も昔ながらの和風の庭に関しては余り参考になる物がないので和風の庭が多い田舎暮らしのブログをよく見て研究してみようと思っているところです。

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