マクドナルドや大戸屋がエリアメニューへ

日本マクドナルドは2023年7月19日(水)からの値上げを発表しました。
店舗賃料や人件費などの立地に応じて、これまでは3つに分類していた区分を4つに増やします。
現在は空港やサービスエリアなどにある「特殊立地店」13店舗、「都心店」30店舗は通常店舗よりも価格を高くしています。国内のマクドナルド店舗は3000店舗近くあるので、これまでは「ごく一部」の印象です。
7月19日からは「準都心店」約120店舗を新たに設け、「都心店」を約90店舗に増やします。
準都心店は通常店舗よりも10〜30円、都心店舗は10〜90円高くなります。
新しい区分を見ると新宿駅周辺の店舗は全て都心店になっていました。新宿警察署近くの西新宿駅前店は都心店ですが、青梅街道を1キロほど西にある中野坂上店は準都心店でした。また近くにある西新宿5丁目店は準都心店に区分されており、都心店の西新宿駅前店とは異なる区分となっていました。

2023年6月20日付・日本経済新聞朝刊より

そんな中、久しぶりに大戸屋に行ったのですが、大戸屋でも2つの区分を設けていました。
Aメニュー、Bメニューに分かれているのですが、大戸屋で分類された店舗を見ると、どのように区分したのか分かりにくかったです。
東京都の多くがAメニューに、北海道・青森県・岩手県・秋田県などがBメニューに分類されているので、「都心がAメニューなのかな？」と確認すると、外苑前店・赤坂見附店・新宿イーストサイドスクエア店などの一部の都心部店舗がBメニューに区分されていました。どのような線引なのか分かりにくいですが、概ねAメニューの方がマチナカのイメージです。
Aメニューの方が全体的に価格が高くなっており、大戸屋ランチ定食はAメニューでは870円（税込、以下も同じ）、Bメニューでは850円でした。

新宿駅周辺の大半の店舗はAメニューに区分されていました。

しまほっけ炭火焼き定食（1030円）
Aメニューだと1030円ですが、Bメニューだと1000円です。

ほっけは肉厚で身がしっかりと詰まっています。

大戸屋でもマクドナルドでも少し遠い店舗に行けば安くなることが分かったのですが、実生活においては遠い店舗に行くのは難しい気がします。近くに行く用事があれば安い店舗に行くので、大まかでも頭に入れておこうと思います。