新宿の虎

大都会・新宿で自由気ままに生きています。投資(株主優待・株主総会等)の情報や、街の情報・グルメ情報などを書き綴ります。

いよいよ米大統領選挙

2016年11月08日 | 日記
2016年11月8日は米国の大統領選挙です。時差の関係で日本時間の11月9日(水)の午後には選挙結果が判明すると予想されています。
日本の総理大臣のような代議員制と違って、国民投票で行われる米国の大統領選挙は、開票にも時間がかかる訳ですね。

大統領候補は2人。ヒラリー・クリントン氏とドナルド・トランプ氏が大統領の椅子を争っているのは、多くの人がご存知でしょう。
クリントン氏が優勢で選挙戦を進めてきましたが、クリントン氏のメール問題の再燃で支持率が急落。一部メディアでは「トランプ氏が逆転した」という世論調査もありました。
しかし11月7日(月)の早朝6時頃。テレビ東京系のモーニングサテライトという経済番組を観ていると、再燃したメール問題が収束に向かうとの報道が流れてきました。
FBIがクリントン氏のメール問題の訴追しない方針を発表したとのことでした。
これによりヒラリー氏が再度優勢になるとの観測から、モーニングサテライトの放送が終わる頃には1時間弱の番組中に1円ほど円安になり、11月7日の東京市場は全面高の展開に。

そもそもクリントン氏のメール問題は収束していましたが、米連邦捜査局(FBI)のコミー長官が10月28日に捜査再開を発表して混沌としてきました。
コミー長官はトランプ陣営の元共和党員で、そんな属性から「クリントン氏を落選させるべく捜査再開を宣言した」との憶測が絶えませんでした。

そこでクリントン氏を支持するオバマ大統領は、このFBIの判断を批判する異例の対応に踏み切りました。
またクリントン氏が敗北するようなことになれば、クリントン陣営の与党・民主党はFBIに対する批難は必至で、訴訟問題を嫌ったFBIが及び腰になったとの憶測もあります。

まぁ株を買っている人にとっては良いことです。
トランプ氏は「経済政策を強化する」とは言っていますが、具体的なところは詰まっておらず漠然としていて、対日の国防費でも米国負担を減らして日本の負担を高めるように強硬姿勢の外交をしてくると予想されているからです。

大統領選挙の慣例で、米国メディアは社としての推薦候補者を挙げているのですが、それを見るとクリントン氏が圧勝。ワシントンポストやNYタイムズなど57のメディアがクリントン氏を支持しています。対してトランプ氏を支持するのは2社。

これだけ見るとクリントン氏が圧勝ですが、メディアの推薦と国民の世論とは必ずしもマッチしているとは言えないと思います。
まだまだ予断は許しませんが、クリントン氏が勝利して無難に選挙を終えて欲しいと思います。

また米議会選挙も同時に行われます。
上院は与党(民主党)と野党の勢力が拮抗している予想ですが、下院は野党が大勢を占める予想です。上院で野党が過半数を獲得すると、クリントン氏が勝利して大統領に就いても議会進行に支障があるとの報道もありますが、波乱にならずに無難な結果を期待しています。
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